「Hinemos®技術者認定プログラム」を開始

株式会社NTTデータ（本社：東京都江東区、代表取締役社長：岩本 敏男、以下：NTTデータ）は、OSS統合運用ソフト「Hinemos^®」（以下：Hinemos）を用いたシステム運用設計や環境構築に携わる技術者のための「Hinemos技術者認定プログラム」を7月10日より開始します。

まずはHinemosの基本的な機能に関する技術研修・試験を行う「Hinemos認定アソシエイト」のプログラムとして、「監視」と「ジョブ」の区分を設けます。また、2014年10月からはシステム管理に必要なHinemosの全ての機能を用いた技術試験を行う「Hinemos認定プロフェッショナル」を開始します。本プログラムではNTTデータがそれぞれの技術レベルに応じた試験を行い、一定水準のスキルを有する受験者に対して「Hinemos認定技術者」としての認定書と認定ロゴを付与します。

「Hinemos技術者認定」を取得することで、Hinemosをビジネスに活用する企業や団体はHinemos導入・運用に対応できる高度な技術をもつ人材を確保しているという信頼度の向上となるほか、技術者にとってはHinemos習熟レベルの確認や、さらなるステップアップのための目標として活用できます。

今後、本プログラムを通じて年間500名のHinemos認定技術者の輩出を目指します。

昨今、システムの仮想化やクラウドの利用が本格化し、システム運用がより複雑化する中、低コストで、かつ高機能なシステム運用を可能とするHinemosの利用が拡大しています。これに伴い、より大規模・複雑な要件を持つシステムへHinemosを導入し運用することができる、高度な技術をもった人材が求められるケースが増えています。またHinemosをビジネスに活用している企業を中心に、Hinemosのプロフェッショナルとして保有するスキルを客観的にアピールするための指標となるものが求められていました。そこでNTTデータでは、こうしたニーズに対応するため、このたび「Hinemos技術者認定プログラム」を開始することにしました。

「Hinemos技術者認定プログラム」は、NTTデータが試験を実施して一定水準のスキルを有する受験者を「Hinemos認定技術者」として証明する制度です。これにより、認定者はHinemosに関する技術力を客観的に証明する手段として用いることができるほか、必要なスキルを習得する上での指標として活用することができます。

Hinemos技術者認定プログラムでは、基本的な知識や技量を証明する「Hinemos認定アソシエイト（監視・ジョブ）」の2コースと、Hinemos上級者を対象にした「Hinemos認定プロフェッショナル」の計3コースを創設します^注1。

「Hinemos技術者認定」を取得した受験者に対しては、認定コースごとにスキル水準を満たしていることを証明する認定証の他、名刺等に利用できる認定ロゴを付与します。

システムの死活監視やリソース監視等、基本的なシステム監視に関する知識・技術を有している事を認定するコースです。

ジョブやジョブネットといった基本的なジョブ管理に関する知識・技術を有していることを認定するコースです。

Hinemosの全ての機能を理解し、大規模環境を含む環境構築・運用の経験を有していることを認定するコースです。

NTTデータは、今後もより一層Hinemosの普及を図るとともに、Hinemosのスキルを有した技術者の育成・拡大を推進します。また、「Hinemos認定アソシエイト」および「Hinemos認定プロフェショナル」において年間500名のHinemos認定技術者の輩出を目指します。