2018年度 NTTデータ入社式 社長挨拶
2018年4月2日
株式会社NTTデータ
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。皆さんをNTTデータグループの新しい仲間として迎えることができたことを嬉しく思い、心から歓迎します。本日、皆さんが社会人としての新たな一歩を踏み出すにあたり、今胸に抱いている夢や目標をこれからの社会人生活の中で忘れず大切にし、これまでの人生で学んだこと、そしてこれから学ぶことを自らの力に変え、夢や目標の実現に向けて日々努力と挑戦を続けていってほしいと願っています。
今、世界ではさまざまな出来事が起こっています。これまでの常識や価値観では考えられなかったような動きが世界中のいたるところで起き、社会や環境の変化が多くの不確実性をもたらす時代となっています。このような中で、ITは人びとが生活を送る上で欠かせない存在となり、それを支える技術は指数関数的なスピードで進化を続けています。皆さんには、この不確実で大きな変化が起こりうる時代において、人々の生活を劇的に進化させる可能性を持ったITを扱う仕事をしていくという認識を強く持って頂きたいと思います。
2018年はNTTデータにとって、創業から30周年を迎える節目の年です。前身となる日本電信電話公社内にデータ通信本部が設立されてから50年、当社が提供するシステムはビジネスや社会を幅広く支え、今やITは社会や経済、人類のさまざまな活動に大きな影響を与える存在となり、ITなくしては革新を起こすことが難しい時代となってきました。
今後も私たちがお客さまに選ばれ、社会から必要とされる企業であり続けるためには、期待通りのニーズを満たすだけでなく、お客さまや社会の思いをかたちにする新たな価値を創造することが求められます。時代の変化に臆することなく、皆さんが今抱いている志を胸に、情報技術を使ったビジネスの創造を通じて、社会の発展に貢献していってください。
本日新たな一歩を踏み出した皆さんへ、私の信条である「真実一路」という言葉を贈りたいと思います。これは、「自らが正しいと信じる道を貫き通す」という言葉です。書物や歴史、先輩や同僚から学び、自分は何をすべきかを必死になって考える。そうして自分のやるべきこと、正しいと信じられる道が見えれば、たとえ周りの人に反対されたとしても、それを信じて突き進んでいくことで、必ずや目標を達成することができる、私はそう信じています。
社会人として成長を続けていくと、さまざまな壁に直面することがあります。そのときに、自分は何を正しいと考え、重きを置く価値とはどのようなものかといった自分の「軸」をしっかりと持っていれば、どのような変化に対しても、その軸で物事を考えて判断することができ、時代の波に流される心配もなくなります。自分が一人の人間として何をすべきなのか、どのような人生を送り、どのような自己実現を果たしていきたいのか、ぜひ考え続けてください。
私たちNTTデータグループのフィールドは全世界へと広がり、いまや11万人以上の仲間が51の国と地域で活躍しています。Global 2nd Stageで掲げた目標の達成も視野に入り、私たちは次なるステージへ向かおうとしています。新入社員の皆さんも世界に広がる仲間とともに、「NTT DATA」という傘のもと、多様な個性や考え方を持った仲間とともに自己実現を果たすことでイノベーションを起こし、社会的課題の解決を実現していくことで、お客さまや社会から信頼されるパートナーとして、社会の発展に大いに貢献していきましょう。
(株式会社NTTデータ 代表取締役社長 岩本 敏男)
【参考】株式会社NTTデータ 2018年度入社式
- 日時:2018年4月2日(月) 午前10:00開始
- 場所:NTTデータ駒場研修センター
- 式次第:
- 午前10:00開式
- 社長挨拶
- 新入社員への辞令交付
- 新入社員数:418名
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