ビジネス分野の紹介

02. 金融分野

金融分野のミッション

日本国内の金融機関を中心に、
サービスや業務効率化に寄与する
高付加価値なITサービスを提供。

何をやるのか What we do

金融分野では、金融機関向けの共同オンラインネットワーク「ANSER」や「統合ATMスイッチングサービス」、バンキング・コアソフトウェア「BeSTA」を用いた地方銀行向けの共同利用型勘定系システム等の金融プラットフォームを確実に提供し続け、コアとなるアセットを築くとともに、個別金融機関のシステムインテグレーションやアウトソーシングサービスを提供してきました。一方、社会のデジタル化が加速し、金融機関のビジネスも変わってきている中、社会的な課題が先鋭化され、課題解決のためにデジタルの活用促進や業種・分野・領域を横断した取り組みが求められています。これまでのアセットや実績、ノウハウ等の既存の強みを活かしつつ、サービス提供の領域をデジタルとお客さまの上流に入っていくコンサルティングへ広げていきます。

どのようにやるのか How to do it

金融機関のオープンな共創を支え、事業の強化・展開を進めるべく、お客さまの先にいるユーザーまで視野に入れる「Beyond(既存事業モデルを超える)」、複数の金融機関や他企業との連携を支援する「Connect(デジタルで連携)」、異業種にもサービス提供や協業の対象を拡大する「Expand(業際・Global)」をキーワードにおいた「BCE戦略」の取り組みを進めています。金融の領域を超えた業界・企業、そしてグローバルへと価値提供のフィールドを広げていきます。

本部 Department

金融分野は3つの事業本部と3つの分野横断本部に分かれ市場の課題と向き合っています。

第一金融事業本部

クレジット業界、政府系金融機関、郵政グループ向けビジネスなど社会インフラの一翼を担う“大規模先進企業”を顧客に持ち、さまざまなサービスを提供しております。強みである顧客基盤、深い業務理解・高い専門知識/技術を持つ人財等の力を最大化し、NTTデータ金融分野の持続的な成長を先導/牽引しています。

第二金融事業本部

地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンクをお客さまとした共同型バンキングシステムの提供を軸に、お客様、及びその先のお客様(中小企業、農業生産者、勤労者等)の課題解決を見据えたサービスの創出等、幅広く事業を推進しています。

第三金融事業本部

日銀、全銀、メガバンク、地銀、保険業界向けビジネスを展開しています。日本の決済インフラの中核を担う全銀ネットや、金融機関やATMを結ぶ決済サービス、エンドユーザーと金融機関を繋ぐプラットフォーム(ANSER等)、全国の生損保・代理店を繋ぐ保険会社共同ゲートウェイや保険業界の先進顧客との共創により、重要な社会インフラを支えています。

金融イノベーション本部

金融分野横断のビジネス創発組織として、金融分野の業界・技術のForesightを起点としたビジネスモデルの変革提案を行っております。業界を超えて社会課題に向き合い、金融というビジネス機能を活用した解決に導くため、異業種の企業をつなぐ業際連携を推進しています。

金融高度技術本部

金融分野横断の技術集約組織として、金融システムにおける信頼性と先進性の両立を実現するための基盤技術力の更なる強化を担っています。日本の社会基盤とも言える大規模金融システムのオープン化やクラウド化に向けて、基盤技術力のナレッジマネジメント・人財マネジメントを行い、組織全体としてプロフェッショナリティの向上に努めています。

金融戦略本部

金融分野の事業部門をサポートする組織であり、高い専門性を生かしながら分野全体の戦略(事業戦略・技術戦略・人財戦略・ブランディング戦略・グループマネジメント戦略等)を立案、推進します。また、『エンゲージメント推進室』を立ち上げ、組織と社員との関係性強化を起点とした組織力向上の取り組みを進めています。