同期&同じ本部でもこんなに違う!NTTデータの仕事の多様性
私たち2人とも同じ第一金融事業本部の所属だけど、やっている仕事は全然違うよね。改めて聞いてみたいけど、今の仕事のどんなところにやりがいを感じている?
そうだね。僕は大手銀行様の窓口業務のバックオフィス機能を提供するシステムの開発に携わっているけれど、自分の仕事の成果が目に見えて感じられるところにやりがいを感じているよ。特にお客様のインターネットバンキングのログイン方式に生体認証機能を導入した時に、そのことを実感したな。
お客様が大手銀行だし、国内最大級の金融システムだからこそ、自分自身がユーザーでもある、ということだよね。
そう。それまでは基盤レイヤーを担当することが多かったから、あまりエンドユーザーのことを意識することがなかったけど、生体認証機能がリリースされた瞬間に自分もユーザーとしてログインして。リリースの時は、仲間と一緒に盛り上がったね。
その頃、すごく自慢気に話を聞かされたのはよく覚えているよ(笑)。
所属部署としてもパブリッククラウドを活用した案件や、スマホやタブレットなどのデジタルチャネルとの接続に対応するDX案件、オンプレ基盤のモダナイズ案件といったやりがいある案件の引き合いが増えているから経験できる幅も広いし、成長できる環境だなって実感するよ。
私たちは同じ金融といっても、お客様の業種やプロジェクトの内容が全然違うから、お互いに専門的な話をされると全然分からなくなるよね。
文化や言葉からして違うよね。仕事の話を聞いていると、そっちは横文字が多いなあ、といつも思っているよ(笑)。
私は今、大手クレジットカード会社様を中心に、お客様の課題解決に向けてスマートフォン用アプリのアジャイル開発プロジェクトを担当しているよ。アジャイル開発はどうしても横文字が多くなるよね。「ベロシティ」とか、「レトロスペクティブ」とか。
僕の部署では耳にしない単語だな(笑)。今の仕事にどんなやりがいを感じているの?
お客様と密にコミュニケーションが取れるところ。そして良いプロダクトを生み出すために、お客様と一緒に要件を考えられるところかな。今のプロジェクトの経験を活かして、アジャイル開発のコミュニティ活動にも取り組んでいて、プロジェクト外の活動にもやりがいを感じているよ。
同じ金融業界といっても、業種によってビジネス環境も違うよね。クレジットカードの場合、キャッシュレスの波もあるし、新しい分野に取り組んでいく機運が特に高まりそうだよね。
本当にその通りで、今、クレジットカード業界はDXに対する取り組みが加速していて、「ビジネスアジリティ」の考え方が世界でも注目されているけど、その考えを取り入れ、ビジネスプロセスと組織の両面変革やアジャイル開発を導入している企業もあるよ。事業部としても、ビッグデータの分析や、ベンチャーやフィンテック企業との協業、パブリッククラウドの採用、DevOpsの活用など、新しい取り組みを次々と進めているよ。
変化の激しい世界だよね。そもそも、アジャイル開発に関わるようになったきっかけは何だったの?
新入社員研修でアジャイル開発を学んだ時から興味があったけど、入社3年目の頃に技術革新統括本部に期限付きの異動をしたのが大きなきっかけだったかな。その当時、副担当として参加していたプロジェクトの主担当を、いよいよ先輩から引き継ぐぞ!というタイミングだったので「手に職をつけるために修行してこい!」って、その翌週から担当しているプロジェクトを離れることが決まったので、話を受けた当初は少し戸惑いもあったけど。
でも、今振り返ると、アジャイル開発に目覚める良い経験になったよね?
もちろん。当初のミッションだったUI/UXを学びながら「アジャイル開発も学びたいです!」と上司にお願いしてアジャイルプロジェクトにアサインしてもらい、もとの部署に戻ってからも「アジャイル開発をやりたい!」と言い続けて。そしてついに、産休・育休からの復職のタイミングでアジャイル開発の最先端のチームに異動させてもらったからね。当時の経験のおかげで今の自分があると思う。希望業務にアサインしてくれた上司には今でも感謝しているよ。
チャレンジする熱意がすごい!やりたいことを言い続ければ受け入れてくれるのはNTTデータの魅力だよね。産休・育休から復職して、第一線から離れるどころか、むしろ新しい業務にチャレンジさせてもらえているのもNTTデータらしいね。
たしかにそうだね。技術革新統括本部から戻ってくると、それまで普通だと思っていた自分たちのデザインの問題点に気づいたり、この仕事の進め方ならアジャイルの方がいい、と思うようになったり、いろいろな発見があったな。
お互いに自宅でリモートワークしていると、打ち合わせの声が聞こえてくるけど、改善点を指摘したり、意見をかなりハッキリと言うよね(笑)。それを聞いてこっちが刺激を受けることもあったりして。かっこいいなと思っているよ。
ありがとう(笑)。子どもが生まれてから、アジャイル開発という希望の業務に全力でチャレンジできているのは、なんといっても職場、パートナー、そしてパートナーの職場のサポートのおかげだよね。
NTTデータ夫婦は、どうやってライフとワークのバランスを取っているの?
妊娠がわかったのは僕らが入社5年目の頃だったよね。
そうだね。私たち2人とも妊娠・出産は初めてだったし、コロナ禍で出社も難しかったから、福利厚生の窓口に連絡したら手続きに必要な書類を印刷してわざわざ自宅まで郵送してくれたり、各書類の提出タイミングに確認メールが届いたりして助かったよね。何をすればいいのか分からなくて困る、ということが全然なかったな。
福利厚生も充実しているし、本当に不満はないよね。産休・育休からの復職の時はどうだった?
復職から半年後には復職者面談があって、「育児と仕事の両立で困っていることはありませんか?」、「復職早々、現場復帰で残業しすぎていませんか?」と手厚くサポートしてくれたよ。
何か悩みや問題があれば、そのタイミングで相談できるし、面談の仕組みもあったね。僕の場合、子どもが生まれてから働き方は大きく変わったな。出産の少し前にチームが変わって、テレワーク推進に注力しているチームだから時間の余裕が生まれたね。打ち合わせは基本、オンライン会議だし、開発環境に自宅からも接続できるようになったから、より一層、生産性を高めて無駄な残業をせずに仕事を終えて、家庭に時間を割くようになったよ。子どもと一緒に過ごしたい気持ちが強くなっちゃって。
普段、子どもは保育園に預けて、お互いフルタイム勤務だけど、家事や育児を率先してやってくれて本当に助かっているよ。仕事をしながら育児をするパパのことを「イクメン」と呼ぶけれど、我が家の場合は、私が「イクウーメン」と呼ばれているね(笑)。
平日のご飯づくり、子どもの夜の寝かしつけは、僕の担当だね。男性だけ「イクメン」という言葉があるのも本当はおかしいことだからね。
昼休み中に夕ご飯の仕込みをしていたりして、本当にすごいよね。保育園から子どもが帰ってきたら、私も仕事を中断して、一緒にご飯を食べて、お風呂に入れて、子供の寝かしつけをしてもらっている間に私が仕事を再開するのが今のルーティンだよね。業務時間を自主的に設定できるフレックスタイム制度があるからこそ可能な働き方で、うちみたいな小さな子どもがいる家庭にとってはありがたいと思う。
たしかに。仕事を中抜けして保育園に迎えに行ったり、リモートワークも選択できたり、子持ちにとって本当に働きやすい環境だよね。そして、制度があるだけじゃなくて、周囲の人たちの理解にも助けられていると思う。例えば、夕方に打ち合わせが入る時、「保育園のお迎えがあるので参加できません」と言って、嫌な顔をされたことは一度もないからね。
私のチームもそう。打ち合わせが長引きそうな時、「これから育児をする必要があるので明日にしてもいいですか?」と言えば、「じゃあ続きは今度にしよう」と理解してくれる人ばかり。私自身、チームビルディングに携わっている立場として、フランクに何でも言い合えるチームにしたいと考えているから、あえて子どもの話も遠慮なく持ち出すようにしているよ。
そうすれば周りの人たちも、思っていることを気軽に発言できるようになるよね。たしかに福利厚生や制度は重要だけど、小さな子どもを育てながら働く上では、周囲の理解が何より大切だしね。その点、NTTデータには子どものいる社員が多くて、サポートを求めれば自然に受け入れてくれる。僕たちの同期も社内結婚が多いし、夫婦5組で一緒に旅行に行ったりもしたよね。
お互いにサポートしあう風土はあるよね。困ったことがあれば声をあげやすい、相談しやすいという環境が前提にあるからこそ、NTTデータは私たちのように小さな子どもがいる人も働きやすいし、仕事の面でもチャレンジしやすいだろうね。
ライフステージが変わっても長く働き続けたい、キャリアを諦めたくないという子育て世帯には、ぜひNTTデータをオススメしたいよね!
小さな子どもがいても、キャリアを諦めることなく、お互いに支えあいながらNTTデータで活躍を続けている二人。きっとこれからも、子どもの成長とともに、二人も成長していけることでしょう。NTTデータには、多様なライフステージの人たちが輝ける環境が整っています。