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大規模案件でスキルを磨き、社会のIT活用をリードするインフラエンジニアへ

幅広いソリューションを扱える技術力。高いレベルの要求にスピード感を持って応える対応力。それらを駆使して大規模な案件を完遂した経験は、エンジニアを大きく成長させます。デジタルビジネスソリューション事業部には、大手企業や官公庁の大規模なITインフラの構築から運用までを、一気通貫で担えるチャンスが数多くあります。なかには世の中のIT活用の先駆けとなるような事例もあり、IT業界をリードするエンジニアに成長できる機会が豊富なことが魅力の一つです。
インフラエンジニアとして活躍する細田 真也も、そんな環境に魅力を感じて転職しました。入社後にできた成長や、これから挑戦したいことについて語ります。

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さらなる成長を求めて、メーカーのIT部門からNTTデータへ

学生時代からITを専攻し、インフラエンジニアのキャリアに進んだ細田。新卒では電子機器メーカーに入社し、SEとして中小企業や公共・文教系のお客様にITインフラを導入する案件に従事してきました。

規模の大きな案件は少なかったものの、実際にシステムが使われる現場に足を運び、お客様と対話を重ねながらIT基盤を作り上げていく仕事にやりがいを感じていたと語ります。また導入に携わったシステムがエンドユーザに使われているところを目の当たりにできたことも、「エンジニアっていい仕事だな」と思えるきっかけでした。

前職の業務を通じて、ユーザの生の声を聴けたり、お客様から忌憚なく意見を言っていただけたりしたことが大きな経験になりました。お客様とコミュニケーションを取る力を磨くこともできたと思います。また、当時の所属組織で初めて取り扱うソリューションを、私自身が単独で設計・構築まで行い、導入することができた経験も成長につながったと感じています。

そんな細田に転職への思いが芽生えたのは社会人になって5年目のこと。お客様への提案から設計・構築・運用まで幅広いフェーズを経験したことで、さらなるスキルアップを目指す気持ちが高まっていきました。「メーカーのIT部門では経験できない、大規模な案件でスキルを磨きたい」。その思いが転職のきっかけになったといいます。

新卒時にメーカーを選んだのは、自社で製品を持つことに強みを感じたからでした。しかし、前職の環境では大規模な案件に継続的に携わることが難しく、エンジニアとしてスキルアップするためにももっと規模の大きな案件に継続的に携わり、幅広い技術を身につけたいという思いが強くなりました。さまざまな経験を積んでスキルアップするためには、転職した方がチャンスを掴みやすい。そう感じたことで幅広いITソリューションを扱える環境への転職を考えるようになりました。

ここならやりたいことができると、入社前から確信できた

「国内最大級のIT企業であり、自分が望む経験が積める」。ユーザ数が万単位となるような案件も数多く、NTTデータならば技術力と案件対応力の両面を磨けることを魅力に感じたと細田はいいます。

NTTデータでは、案件の進捗管理や社外調整だけでなく、自分自身が技術仕様を理解し、時には手を動かすこともできることが魅力でした。先輩社員の技術レベルも高く、十億を超える売り上げのプロジェクトでリーダーを務めるメンバや、技術を追究し社内をテックリードするメンバがいるように、多種多様な知見を持った方が集まっているので、非常に心強いです。

また、自身の経験・スキル、そして希望を選考中にしっかりとすり合わせられたことも、入社の決め手となりました。面接ではこれまでの経験や学びをありのままに伝えるとともに、配属予定のポジションや扱うソリューションについて詳しく知れたことで、納得感を持って入社することができたといいます。

募集職種を見たときに、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)というソリューションに特化しているという点、特にオンプレミスでのITインフラ導入案件に携われることに興味を持ちました。オンプレミスに携わり、IT全般の基盤となる知識を身につけたいという思いがありましたし、自分自身の経験や技術力が活かせそうだと感じたんです。面接ではどんな質問にも答えてもらえ、配属されるポジションについても詳しく聞かせてもらえたので、入社後もギャップを感じることはありませんでした。

入社後、希望通りオンプレミスでのITインフラ環境を導入するチームへ配属となった細田。システムの規模も重要性も非常に大きな案件に携わることになりました。お客様と対峙し、要件や詳細を確認しながら、実現のための技術的な確認や設計の追求、進捗管理など、幅広い役割を担いながらスキルアップを実現しています。

官公庁の案件では、1万人を超えるユーザのリモートワーク環境の導入を実施しました。大規模な案件では、お客様からの要件・要求レベルも高くなります。短期間で対応しなければならないタスクも多く、やり方にも工夫が必要でした。

しかし少数でスピード感を持って対応するために、どこを効率化するかなどをチームで話し合いながら柔軟に対応できる体制があったことで、無事導入を完了することができました。入社してから短期間で非常に密度の濃い経験ができ、自分自身の成長のスピード感もこれまでとまったく違ったと感じています。

培った技術と経験で新しいサービスを創る側へ

デジタルビジネスソリューション事業部が手がける大規模案件には、業務の大幅な効率化や新しい働き方の実現など、社会のIT活用をリードしていくような取り組みが数多く存在します。細田が担った官公庁へのリモートワーク環境の導入も、ITを活用した新しい働き方がより多くの一般企業に普及していくための実例になっていくはずです。

技術革新をリードするNTTデータには、先端技術をキャッチアップするための環境が整っています。ウェビナー形式の研修講座や、セミナーのアーカイブ動画が自由に閲覧できるだけでなく、検証環境なども非常に充実していることに驚いたと細田は語ります。

研修制度は非常に整っていると思います。Webで受けられる研修が充実しており、「無料でここまで受けられるんだ」と驚きました。社内検証環境はもちろん、自組織で大規模な仮想基盤を運用していることもあり、運用していく中で得た知見を周囲のエンジニアから学ぶこともできます。社内での勉強会も盛んです。

大規模案件での経験とNTTデータのナレッジを吸収し、成長を実感しているという細田。将来的にはステップアップのためのアサインが可能な組織の制度を活用し、新たなサービスを企画することにも挑戦してみたいと思うようになったと語ります。所属組織が新しいソリューションを立ち上げたことをきっかけに、自身が培った技術力と経験を活かして、顧客ニーズの発掘やサービスの立案に関わっていきたいという思いが芽生えたといいます。

たとえば、働き方を見直していくために、どんな技術を使ったソリューションを創れるか。また、そのソリューションをどのようにして導入していくか、ということを考えていきたいです。技術力だけでなく、前職の頃からお客様と会話して培った、ユーザの反応や需要を読み取る力も活かせると思っています。そこにもエンジニアとしての仕事の面白みや、やりがいがあると思っています。

「会社にではなく、IT業界に入社したという気持ちでいることが大事」。それが細田の大切にしている価値観です。自社で通用するだけでなく、IT業界のなかで価値貢献できる人財になる。その思いを胸に、細田は日々挑戦を続けています。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです