日本を代表する大手流通・小売企業の課題をデジタルの力で解決する
昨今の流通・小売業界では、ECサイトや店舗からの宅配、無人店舗といった新たな販売チャネルが台頭するなど市場環境が大きく変容しているのに加え、深刻な人手不足という社会課題を抱えています。こうした背景から、多くの企業にとってデジタルによる事業変革が喫緊の課題となっており、テクノロジー活用の需要が高まっています。
そうした社会課題に向き合い、業界をリードするお客様にとって最適なサービスを開発・提供するのが、私たち第2流通・小売開発統括部のミッションです。世の中の流れやテクノロジーの進化を敏感にキャッチし、スピーディーに実証実験をくり返しながら、お客様のビジネスパートナーとして業界・業務のあり方をデジタルの力で革新しています。
私たちが手掛ける領域は、ECサイトやアプリの機能拡張、顧客管理(CRM)、店舗運営の省力化、POS・決済のデジタル化など多岐にわたります。市場調査や企画構想、要件定義といった上流工程からお客様に伴走し、システムの開発から実装、その後の運用、データ分析から改善にいたるまでを一気通貫で支援しています。
お客様のビジネスパートナーとして、プロジェクトを主体的に推進する
今回募集するのは、そうした難度の高いプロジェクトを主体的に推進するPM(プロジェクトマネージャー)やSE(システムエンジニア)です。
お客様と伴走しながら自ら企画・提案する力に加え、システム部門はもちろんビジネス部門、マーケティング部門など多様なステークホルダーと連携するコミュニケーション力も求められます。また最新の技術動向に明るい方も歓迎です。そして何より、自ら課題を見つけ出して解決していく、能動的な姿勢を重視します。
日本と業界を代表する、誰もが知る大手流通・小売企業のお客様とともに、世の中に新しいサービスや価値を生み出したい、そうした熱意ある皆様のご応募をお待ちしています。
ユーザーは2,000万超。AIを活用したアプリの大規模リニューアルを担当
──森さんは2021年にキャリア入社されたそうですが、転職の背景や入社の決め手を教えてください。
私の前職は金融系システム開発会社で、エンジニアとして保険会社向けのシステムやFXスマホアプリの開発に従事していました。入社から4年が経ち、PL(プロジェクトリーダー)やPMとして案件をとりまとめる立場になったころ、より人々の生活に密着した手触り感のあるシステムを手掛けたいという思いが芽生え、転職活動を始めました。
そのなかでNTTデータのなかに流通・小売業を専門とする部門があると知り、興味を持ちました。当初は「国内最大級のIT企業で自分の力が通用するだろうか」と多少の不安がありましたが、だからこそ社会的インパクトのある大規模システムの開発に携われる、その経験を通じて自身を大きく成長させられると考え、入社を決めました。
──現在はどのような業務を担当していますか。
現在は、累計会員数2,000万人以上の大手流通・小売企業のスマホアプリにおいて、主にサーバーサイドの開発のPLを務め、約20名程度のメンバーを束ねています。
そのほかシステムの運用保守も担当しており、開発と運用保守の両面を担うことで見えてくる部分も多く、開発時に最適な工数を見積もれたり、保守面でエラーの原因をすぐに推測できたりと、さまざまなメリットを実感しています。
──これまで担当したなかで特に印象的なプロジェクトについて教えてください。
特に印象に残っているのは、入社後初めて担当したスマホアプリの大規模リニューアルです。従来のキャッシュレス決済やクーポン配布の機能に加え、AI技術を活用してユーザーごとに利用状況や購入履歴に合わせた個別のクーポンを配信できるようにするというプロジェクトでした。私が担当したのは、その新機能とサーバーサイドとの連携です。
さまざまな困難がありましたが、約13カ月という月日をかけ無事にリリースに至りました。新機能はユーザーからも好評で、その反響を肌で感じられることに大きなやりがいを感じています。また、入社後まもないタイミングから大規模かつ社会的インパクトも大きな仕事を任せてもらえたのが、とても嬉しかったですね。
充実した研修コンテンツが、自ら望むキャリア形成の手助けに
──NTTデータに入社してから、特にご自身の成長を実感する点についてお聞かせください。
先に挙げたような大規模プロジェクトを、企画からリリースまで手掛けられるようになったことが何よりの成長です。業界のトップランナーであるお客様からの要望や期待はとても高いですが、それに応えられる質の高いシステム開発を実現するプロジェクトマネジメント力が身についてきたと感じます。
こうした成長を促してくれる組織カルチャーも当部門の魅力です。当社には各領域のプロフェッショナルが揃っていて、互いに切磋琢磨するのはもちろん、経験の浅いメンバーに対しては育成していこうという風土が根付いています。社内では勉強会や共有会が頻繁に行われていますし、研修やトレーニングコンテンツなども充実しているので、学ぶ機会には事欠きません。
──社内の研修制度のなかで、実際に活用されたものはありますか。
はい。私は、社内資格取得支援制度を活用し、AWS認定クラウドプラクティショナーや情報処理推進機構(IPA)のPMの資格を取得しました。現在は、マネジメントやシステム品質評価に関わるプログラムを受講しています。
本当にさまざまな研修やトレーニングが揃っているので、自分に足りないスキルに気がつけたり、新たに挑戦したい分野が見つかったりと、とても助かっています。
現在私は20人程度のチームのPLを担うことが多いですが、社内には100人規模のプロジェクトを取り仕切る先輩も多くいます。私も今後より一層大きなチームを率いていけるように、チームビルディングやリーダーシップについても学びを深めていきたいと思っています。
──記事をご覧の方にメッセージをお願いします。
第2流通・小売開発統括部で働く醍醐味はやはり、日本を代表する業界のリーディングカンパニーであるお客様とともに、まだ世の中にない新しいサービスを作れることです。そうしたお客様の大きな期待に、的確かつスピーディーに応えていけるのがNTTデータです。
やりがいある仕事にあふれた環境ですので、ぜひ話だけでも聞きに来てください。新しい仲間と出会えることを楽しみにしています。
短期間で複数の開発案件を手掛け、多様な知見を習得
──草野さんは2016年にNTTデータに入社されたそうですが、これまでのご経歴をお聞かせください。
私は新卒でNTTデータに入社し、まずは金融分野に在籍しながら全国の金融機関向けにシステム更改の案件を担当してきました。ミッションクリティカルな業務でやりがいは大きかったものの、入社から4年間一貫して携わっていたシステムがリリースされた際に「新しい分野にもチャレンジしたい」「より短いスパンで多様な案件を手掛けることで経験を積みたい」と考えました。
そこで社内公募制度を活用し、スピード感が求められるシステム開発を主流としている第2流通・小売開発統括部に異動しました。
──自ら希望して異動されたのですね。現在の担当業務を教えてください。
大手流通・小売企業のECサイト・アプリの開発を担っています。現在メインで担当しているのは、店舗の商品をスマホで注文すると非常に短時間で宅配が完了するという新しいサービスの開発です。具体的な業務としては、お客様のシステム部門やビジネス部門と連携し、要件調整・仕様管理に始まり、その後の開発からリリースまで一気通貫で支援しています。
異動したのは約3年前ですが、現在はすでに4件目となるプロジェクトが進行しており、当初の希望どおり短いサイクルで多様な経験を積むことができています。
──これまで担当されたなかで特に印象的なプロジェクトについてお聞かせください。
特に印象的だったのは当部で3件目に担当した案件で、そこで初めて要件定義を主導する経験をしました。
当初、どういったサービスを作るのか具体的な要件が一切定まっていなかったため、お客様とのミーティングの頻度を増やし、当社の開発側から想定案を提示する形で要件を具体化していきました。
私にとって初めての要件定義だったため苦労する場面もありましたが、お客様のビジネス部門の担当者が納得しやすく社内の合意形成も図りやすいようにコストを引き合いに出してポイントをまとめるなど、資料作りにも工夫をこらしました。また、開発工程においては、要件の網羅性や品質担保のチェックといったプロセスの改善点をチーム内で発信するなど、自ら働きかけるよう心掛けました。
こうしてプロジェクトは円滑に進み、自分自身の成長実感もあり、とても思い出深いプロジェクトとなりました。
難度の高いプロジェクトと、チャレンジできる環境。成長実感は大きい
──仕事を通じて感じるやりがい、醍醐味は何でしょうか。
一番のやりがいは、日常生活のなかで、自分が開発に携わったサービスに触れられることです。実際のユーザーである生活者の反響を間近で感じられ、手触り感のある仕事ができています。
また、お客様から寄せられる抽象的な要望に対し、一機能にまで落とし込んで開発・実装することでお客様の事業成長に貢献できたときには、何にも代えがたい充実感がありますね。お客様から直接感謝の言葉をいただく場面も多く、心から嬉しくなります。
こうした背景には、当部が長年培ってきたお客様との強い信頼関係があります。業界をリードする大手流通・小売企業のお客様と対等なビジネスパートナーとしての関係性を築けているからこそ、本質的な課題解決ができるのであり、これは第2流通・小売開発統括部ならではの提供価値だと感じます。
──組織風土やカルチャー面の魅力についても教えてください。
部内には20代、30代の若手メンバーも多く、開発するシステムの規模や難易度を考慮するとストレッチな環境だといえます。だからこそマネジメント層は熱意をもってメンバーの自律的な成長を支援してくれていますし、難しい案件にもチャレンジする機会が多く与えられます。
初めて挑戦する内容であっても、上司から言われた通りに開発するような場面は一切なく、自分の頭で考えることが求められます。もちろん、進捗が芳しくないときはアドバイスをもらったりアウトプットイメージを共有してもらったりと必要なサポートを受けられますが、上司や先輩はほどよい距離感で見守ってくれるので、日々自分ができることが一つ一つ増えている実感があります。とても恵まれた育成環境だと思いますね。
──最後に、記事をご覧の方へメッセージをお願いします。
NTTデータには、私たち流通・小売業界向けにシステム開発する部門のほか、公共や金融領域を担当する分野、技術研究に特化した部門など、本当にさまざまなポストがあります。部門を超えた交流も盛んですし、私のように社内公募を活用して希望のポジションへチャレンジすることも可能なので、活躍できるフィールドは広大です。
チャレンジが歓迎され、その実現を全力でサポートしてくれる環境ですので、好奇心と向上心をもった方であれば当社で大いに活躍していただけると思います。ぜひ私たちと一緒に新しいサービスを作っていきませんか。
出典:ビズリーチ 公募ページ「株式会社NTTデータ」(2023年10月19日公開)より転載
https://www.bizreach.jp/job-feed/public-advertising/z1rno15/
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