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業界トップレベルのITソリューションを駆使し、お客様の経営課題解決と事業発展のパートナーに

2023年に新設された「システムインテグレーション事業本部」に属する「システムインテグレーション事業部」は、多様なインダストリの顧客企業にITソリューションを提供し、経営課題解決と事業発展に貢献しています。顧客の課題に深く踏み込み、パートナーとしてともに未来を描いていくことを目指すため、幅広いバックグラウンドの人財を採用しており、それぞれの強みを発揮して活躍しています。本記事では、プロセス製造開発統括部 統括部長の新開寛之、経験者入社の片岡憲吾、新卒入社の片山大介の3名が、入社時の想いやプロジェクトを通じての成長など、それぞれの視点から事業部の魅力を語ります。

目次

Profileこの記事に登場する人

事業会社での業務経験にITを掛け合わせ、お客様の未来を描ける

新開

私たちの事業部は、さまざまなインダストリで得たノウハウを横断的に展開し、幅広いお客様のDXを実現していくことを目指しています。お客様自身があるべき姿を描くことが難しくなっている今、NTTデータグループの保有するITソリューションと業務課題解決の知見を掛け合わせ、お客様のビジネスをともに発展させる事業パートナーでありたいと考えています。

お客様の経営課題に踏み込むためには、IT領域の経験だけだと想像が及ばないこともあります。そのため、私たちは事業会社などで経験を積み、お客様の業務課題を理解している人財も広く採用しているんです。現在、プロセス製造開発統括部の人財の3割が経験者採用で入社しており、工場での生産管理の経験や、多様な専門性を持った方々が活躍しています。NTTデータが関わっているプロジェクトは国内最大規模であり、さまざまなインダストリや公共のお客様にソリューションを提供できます。どのような業界の経験も生かせるチャンスが十分にあります。

私たちの強みは、お客様の業務課題に上流から入り込み、コンサルティングからデリバリまで、一気通貫でソリューションを提供できることだと思います。新卒採用の方も経験者採用の方も、ITのプロフェッショナルとしてのスキルと課題解決力の両面を磨いていきたいという方にとって、ぴったりの環境ではないでしょうか。次に出てくる片岡さん、片山さんもまさにこのような想いを持って活躍をしています。

化学メーカーでの経験を通じて感じた、データ活用の価値と魅力

片岡

前職は総合化学メーカーの研究開発部門で、医薬品添加物の研究をしていました。研究開発を行う中で、データの管理や活用のしづらさに課題を感じた経験がNTTデータに転職するきっかけになりました。当時担当していた研究プロジェクトでは、過去の担当者が非常に良い研究結果を残していたにも関わらず、データ管理が効果的ではなく、私が発見するまで注目されていませんでした。日本の研究やものづくりの成果は「宝の山」でありながら、掘り起こされずに眠っている現状があるのではないかと感じ、データ活用のノウハウを持った会社で、メーカーをはじめとするさまざまな企業に宝物を掘り起こせる環境を提供したいと、NTTデータへ入社しました。

現在、データ基盤アセットのオファリング強化活動を担っています。「データ基盤forPharma」というアセットをベースに、製薬業のお客様にデータ活用支援を行っていましたが、アセットのさらなる高度化のため、生成AI活用のデモ環境を構築し、ユースケース検証をしています。また並行して、製薬業のお客様向けに「データ基盤forPharma」をベースとした提案活動を行っています。

化学メーカーで業務を経験したことで、同じインダストリのお客様との打ち合わせでも専門用語や業務プロセス、お客様の持つニーズやテーマなど一連の流れがわかるため、より深くお客様の課題を理解できています。また、「きっとこういう課題があるだろう」という仮説を持ってお客様に提案することで、価値発揮ができていると感じますね。

入社後実感している魅力としては、エンジニア一人ひとりの希望や素質を経営管理層がしっかりと考慮した上で、チームやプロジェクトにアサインしていること。また、IT技術を学べる環境が非常に整っていて、私自身もクラウドなど未経験でしたが、技術に関する社内セミナーを受講し、着実に技術を身につけることができました。

一緒に働くエンジニアのレベルが高く、新しい技術をキャッチアップするスピードも速いため、日々さまざまな議論を通して刺激を受けています。現在トレンドの生成AIに魅力を感じており、生成AIの活用環境を自分たちでつくり上げていくことに挑戦していきたいと思っています。

お客様の真のニーズに踏み込み、信頼を勝ち取るPMに

片山

私は新卒入社ですが、就職活動時から「日本に影響を与え、より良い暮らしを支える仕事がしたい。」という想いを抱いていました。日本を構成する「国」、「企業」、「国民」それぞれに影響を与えられるのがIT業界だと感じ、その中でも業界トップクラスの顧客数を持つNTTデータなら、より大きな影響を与えられると思ったのです。
入社後は公共のBPOセンターの運用プロジェクトや、製薬業界向けのEDIシステムにおける更改・追加開発プロジェクトを経験し、現在は製薬会社向けのDX開発プロジェクトにPMとして従事。幅広いお客様のDXを実現しながら、自身のキャリアアップも実現してきました。

案件の規模やメンバー構成にもよりますが、NTTデータのPMは進捗やコスト、品質の管理を行うだけではなく、PM自身もお客様にヒアリングしてニーズを把握しながら、業務設計や要件定義といった上流の工程に踏み込んでいくことができます。
入社時の開発経験を生かし、技術面も詳細まで理解した上でヒアリングや説明を行うため、お客様から信頼をいただくことができています。またお客様側のPMともフラットに意見交換する場を定期的に設けており、PDCAをすばやく回しながらより良いプロジェクトを一緒につくっていくための関係構築も行っています。プロジェクトを完遂した際の「片山さんのおかげでうまくいきました。ありがとうございます!」という言葉が入社時から変わらず大きな励みになっていますね。

NTTデータは、「実現できないキャリアはない」と思えるほど、幅広いプロジェクトに携われるチャンスがあると思います。金融や公共分野のプロジェクトに腰を据えて取り組むことも、開発スパンが短い法人のプロジェクトで幅広い経験を積むこともできます。また現在担当しているプロジェクトでは、国内のシステムをお客様の海外支社にも展開する活動を行っています。支社ごとの課題や考え方の違いなどをコミュニケーションで解消しながら、仕様に落とし込む経験を積むことができています。
今後はさらにPMとしての担当領域を拡大し、より上流の工程へのキャリアアップを目指しています。

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経験者入社、新卒入社、それぞれの人財が力を発揮し、お客様のパートナーとして事業発展を支えるシステムインテグレーション事業部。片岡、片山の2人を筆頭に、これまで培ってきたそれぞれの「経験」を武器にお客様の業務や経営の課題を理解し、より一層「ITのプロフェッショナル」としてスキルと課題解決力の両面を磨き続けていきます。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです