【3分動画】製造業DXの構想から実装まで担う、唯一無二のPMへ
プロセス系製造業DXチームのPMは、単なるプロジェクトマネジメントにとどまらず、お客様折衝をはじめとするコンサルティング業務から、システム開発の技術業務まで、プロジェクト全体の推進を担います。
一般的なPMのイメージとは異なる独自の働き方と、そのやりがいや醍醐味について、動画でご紹介します。
お客様と共に、お客様の将来を見据えたサービスを構築する
──NTTデータに入社した理由と、これまでどういった業務を経験されてきたのかお聞かせください。
私は学生のころサッカーをしていたのですが、「大会で勝つ」など明確な目標を定め、それに向かってみんなで練習を重ねて達成することに大きな喜びを感じるタイプでした。そのため、プロジェクトごとにチームを結成してゴールを目指すNTTデータの働き方に魅力を感じました。特にPMという職種に引かれ、PMのスペシャリストを目指せる当社に入社を決めました。
入社後は、アプリケーションスペシャリストとしてキャリアをスタートさせ、その後プロジェクト全体を統括するPMになりました。
担当業務としては、プロセス製造業のお客様と対話し、あるべき形を探して要件にまとめて価値を届けるのがミッションです。例えば、製造部に対して物づくりの現場から在庫、エンドユーザーに届けるまでの一連の工程を管理するシステムを提供したり、マーケティング部に対して新設するWebサイトの構想から構築、分析まで手掛けたりなど、お客様の課題に対し幅広い領域からご支援してきました。
──現在どういったプロジェクトを手掛けていますか。
現在担当しているのはエネルギー業界のお客様に対する業務支援です。具体的には、お客様が持つ全国の店舗に対し、労務管理や顧客管理、販促物発注などのさまざまな業務支援のシステムに新たなPOS導入するプロジェクトのPMとして参画しています。
当社では、まずお客様がやりたいことを受け止めつつ、お客様の事業や将来を見据えてサービスやシステムがどうあるべきかを共に考え、一緒に作り上げていきます。
今回のプロジェクトも、店舗の将来構想を一緒に議論するところから始めました。PMといっても、単にプロジェクトを管理するのでなく、お客様が目指すべきゴールを検討する上流工程から入り、お客様の事業パートナーとしてプロジェクトを進めています。
お客様の視点に立ち、真に求められる「最善策」を導く
──これまで担当したなかで特に印象に残っているプロジェクトを教えてください。
印象に残っているのは、ある製造業のお客様の営業活動を分析するツールを、全国の支店に展開するプロジェクトです。進行が難航していた期中に私が参画し、今後の展開の方針を改めるところから始めました。
お客様と話し合ってみると、当初の要件定義と開発までは順調に進んだものの、実際に業務で使用し始めた際に「もっと業務特性に合った構造にしないと、各支店に浸透しないのでは」という危惧が生じていることがわかりました。そこで、お客様と議論を重ねながら、短期的な改善施策と中長期的なゴールを整理し、改めて提案し直しました。
提案にあたっては、徹底してお客様の視点に立って考え、NTTデータ内の技術部門やコンサルティング部門なども巻き込むことで、お客様にとって最適なものを提示できたと自負しています。その結果、この分析ツールは全国の支店に広がり、実際に活用していただいています。お客様も大変喜んでくださったので、大きな達成感がありました。
──NTTデータのPMは、お客様が目指すべき将来を見据えた構想フェーズから参画するとのことですが、なぜそうした役割が求められるのでしょうか。
昨今のテクノロジーの進化はめざましく、IT業界はもちろん、どの業界の企業も事業変革や業務変革が喫緊の課題となっています。ただ、新しいことにチャレンジしたくても、どうアプローチすればいいのか悩んでいる企業も多いのが実情です。
だからこそ、NTTデータには当社が持つデータやアセットを活用し、チャレンジすべき内容の検討から、そのチャレンジにおける最適な方法の提案、支援が求められているのだと思います。それに伴い、私たちPMが果たすべき役割も広がっています。
「お客様のため」「チームのため」に頑張れる人が活躍
──NTTデータのPMとして活躍するには、どういった素養が求められますか。
目的のためにお客様やチームと連携しながら頑張れる、そうした意欲のある方であれば、きっとPMとして活躍していただけるでしょう。そのうえで、最後までやり切る責任感がある方、自分の頭で考えて行動できる方であると、主体性を発揮いただきやすい環境だと思います。
テクノロジーは日々進化するので、PMとして常に新しい知識を習得しなければなりません。その点、当社には各分野の有識者がそろっているので、そうしたメンバーと協業し、学び合える環境があります。PMのキャリアを磨きやすい魅力的なフィールドだと思います。
また当社には、立場を問わず率直に意見を出し合い、誰かを否定することなく建設的に議論していくカルチャーがあります。お客様にとっての最善を考え、議論しながらより良いものをつくっていく、これがNTTデータの働き方です。ぜひ私たちと一緒に良いサービスをつくっていきましょう。
PMは、NTTデータの「顔」。責任の重さをやりがいに
──NTTデータに入社した理由と、これまでどういった業務を経験されてきたのかお聞かせください。
私は文系出身で、当初はITの知識が乏しかったのですが、時代の流れとして今後はどの業界であってもIT活用が進んでいくことが明らかだったので、IT業界への就職を考えました。そのなかでNTTデータは業務内容や求める人物像が非常に丁寧に解説されていたこと、また業種を問わず幅広いお客様と一緒に仕事ができることに魅力を感じ、入社を決めました。
入社後初めて担当したのは製薬業界のお客様で、メーカーと卸業者を結ぶ共同利用型のデータ交換サービスのプロジェクトに業務メンバーとして携わりました。同じお客様を7年間にわたり担当させていただき、システム更改を2回経験。最終的にはプロジェクトリーダーも担いました。
その後、エネルギー業界のあるお客様にポイント制度を導入するプロジェクトに参画し、そこで初めてPMを経験しました。構想策定に始まり、開発、リリースを経て、全国に1万以上ある店舗にポイント制度を広げるところまでご支援しました。
──現在はどのような業務を担当していますか。PMならではの仕事のやりがいについてもお聞かせください。
現在は、消費財メーカーであるお客様の顧客統合基盤のシステムを開発しています。当初はPMOとして参画しましたが、システムリリース後にPMとなり、運用と開発の両面を見ています。
一般的なPMの職務は、与えられた要件定義に基づいてQCD(Quality、Cost、Delivery)を守ることです。その役割を全うするため、いろいろな仕組みやアセットを用いてプロジェクトを進行させます。しかし当社のPMの場合、プロジェクト管理に加えて、上流工程を中心にチームの前面に立ってお客様と直接コミュニケーションを取り、綿密に仕様調整に入ります。そのため、業務面、技術面ともに深く理解しなければなりません。
私が今手掛けている顧客統合基盤であれば、認証機能をつかさどるソリューションに関する深い知見が求められますし、また、お客様が顧客基盤を統合させた先に目指しているマーケティング業務の知識も必須です。
このように、求められるスキルが多岐にわたることを想定し、社内外から各領域のスペシャリストを適切にアサインするのもPMの大切な役目です。お客様から見れば、私たちPMは、いわばNTTデータの「顔」。それだけ責任を伴うので大変なこともありますが、相応の裁量がありますし、自分で考えたメンバー構成や開発の進め方でプロジェクトが成功したときには大きなやりがいを感じます。
大規模かつ複雑な案件も、チームワークで成功に導く
──これまで担当したなかで、特に印象に残っているプロジェクトを教えてください。
先述した、エネルギー業界のお客様向けにポイント制度を導入したプロジェクトです。このとき私は初めてPMとして構想策定からリリースまで携わったのですが、構想策定からリリースまで約2年かかる大規模かつ複雑なプロジェクトで、17個におよぶシステムと連携し、101本ものインターフェースを構築しました。
PM経験の少ない私は相当のプレッシャーを感じていましたが、このとき上司や先輩から手厚くサポートをしてもらい、「PMの何たるか」をゼロから学びました。特に丁寧に教え込まれたのは、どのような観点で予実管理をしていくのか、という点です。これだけの大規模案件だと、たった1つのミスでも多額の損害を発生させかねません。このとき学んだ予実管理のノウハウは、その後すべてのプロジェクトで生かされています。
──プロセス系製造業DXチームのPMだからこそ得られる経験、スキルは何でしょうか。
私たちは、食品・飲料・消費財、製薬・医薬、エネルギーなどプロセス系製造業のさまざまなお客様をご支援しています。一つのチームに属しながら多様な業界、領域のプロジェクトを経験し、自分が思い描いたキャリアを歩んでいけるのは、当チームでPMとして働く大きな魅力だと思います。
また、業界を超えてナレッジが共有されているのもメリットの一つです。社内には過去の事例やノウハウが蓄積されたデータベースがありますし、周りのメンバーに異業種の成功事例を聞いたり、特定領域の有識者や外部パートナーを紹介してもらったりと、さまざまな場面で協力を仰げます。これが各プロジェクトの効率化や品質向上につながっていますし、PMとして大きく成長できる環境だと感じます。
多様なメンバーがそれぞれの強みを発揮し、提供価値を最大化
──チームのカルチャーはいかがですか。
ここ数年で経験者採用のメンバーが増え、多様性が高まっていると感じています。私の周りにも、前職で決済アプリの開発に携わっていた人や、新規ビジネス創発を担っていた人などがいて個々の経験を現在の業務に生かしていますし、一方で、新卒入社者はNTTデータならではのIT知見や品質にこだわり抜く力を持っています。それぞれの得意分野や強みを発揮することで、チームとしての提供価値がぐっと広がったように感じますね。
私たちは、チームワークやチームビルディングをとても重視しています。自分が持つスキルや知見を惜しみなく提供し、お互いに教え合い、刺激し合いながら働いていて、毎日が本当に楽しいです。
PMとして唯一無二のキャリアを磨ける魅力的な環境ですので、少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ話だけでも聞きに来てください。皆様のご応募をお待ちしています。