インフラを支えるユーティリティ業界で、お客様の課題、そして社会課題を解決していく
2023年にNTTデータに経験者として入社した孔と石山、2008年に新卒入社した宮川は、共にユーティリティ事業部で既存案件の拡大と新規案件の発掘に携わっています。
ユーティリティ業界(電力・ガス業界)は、カーボンニュートラルや燃料費高騰、自由化後の競争激化といった大きな変化にさらされており、DXのニーズが高まっています。その困り事を具現化した提案をし、お客様の課題、ひいては社会課題の解決をしていくことが私たちの役割です。
私は新卒で入社してからずっとNTTデータで営業をしていますが、最近は孔さんや石山さんのように、異なる業界から経験者採用で入社してくれる人が増えてきました。手がけるプロジェクトが大きいので、チームワークを発揮しながら取り組んでいます。
私は宮川さんとは別の課ですが、やはりチームで打ち合わせをしたり、情報連携をしたりといった動きは強い印象ですね。
その中で、私は電力会社をメインとした顧客営業をしています。既存案件を拡大しつつ、小売り部門に向けてそれぞれの課題解決につながる提案をし、新規開拓をしていくことがミッションです。
チームには個性豊かな若いメンバーが多いのですが、孔さんはオープンマインドかつ熱意ある人柄で、周囲によい刺激を与えてくれ、組織全体が活性化していると感じています。
若いメンバーから学べることはたくさんありますし、何よりもメンバーの成長を見守るのが好きなんです。本当に会社の雰囲気がよくて、とても楽しく仕事ができています。
異業種からの入社でも、前職で培った知見を活かして活躍できる環境
私の前職は電力会社で、配電設備の設計や新規事業の構築に携わっていました。インフラ業界で働く父を見て育ったためか、昔から人々の生活の土台づくりに貢献できる電力業界・エネルギー業界が好きだったんです。
前職もやりがいはありましたが、業界内部からではなく、外からのアプローチもしてみたいと思い、先進的な取り組みをしているNTTデータに入りました。
私は新卒で通信会社に入り、法人向けソリューション営業を経験してから事業戦略本部へ。企画や新規施策の立案と展開に加え、新しいサービスの立ち上げにも携わりました。
前職はとてもよい会社だったので、正直、転職しようとは考えていませんでした。でもコロナ禍という世の中の変化もあり、40歳という節目を迎えて、新しい環境でもう一度自分の力を試してみたいと考えるようになったんです。システムインテグレーターとしての将来性とチームで力を合わせ、生き生きとした会社をめざすというNTTデータの理念に共感し、入社を決めました。
実際に入社してみてどうでしたか。
胸を張って、NTTデータに入社してよかったと言えます。満足している一番の理由は、やはり「人」ですね。真面目で論理的思考力を持つ人が多く、人柄も含めた総合力の高い人が多いと感じます。
同感です。たとえば、複雑な調整が必要な状況で、今のうちにどういうリレーションを築いておく必要があるか、今後どんな戦略でやっていこうかという議論をするとき、多角的な視点と、他者の意見を受け入れる度量のある人が多いように思います。
入社して最初に戸惑ったことは社内システムやツールの使い勝手ですね(笑)。まったく別の環境になるわけですから。でも法人営業としてのスキルはどこに行っても基本的に変わりません。
人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくという本筋は同じですよね。
経験者採用の人が増えてきたので、存分にキャリアを活かして活躍してもらえるよう、組織としても受け入れサポートの構築を進めているところです。
チームワーク×システムをつくれる技術があるからこそ、大きな成果を生み出していける
会社の魅力は、ずっとそこで働いている人よりも、むしろ外から入ってきた人のほうが正しく捉えられるのかもしれません。
私の場合、前職ではチームワークより新しい発想とリーダーシップが求められたのですが、NTTデータに入社してチームで動くことの意義を実感しました。開発と営業は切り離せない関係で、営業活動には開発の支援が絶対に必要です。逆に、開発の仕事は営業がつくっていかなくてはなりません。チームワークがあるからこそ、個人では成し得ない大きな成果を生み出せていると感じます。
孔さんは、前職で営業だけでなく企画の経験もあるから、両方の目線で業務に関わってくれていますよね。通信業界は同じインフラ業界なので、お客様も孔さんの知見に期待していると感じています。
私は前職が営業職ではなかったので、今は営業という仕事に向き合っている真っ最中です。まだまだ学ばなくてはならないことは多いですが、社内の議論やお客様との話し合いの場では、配電領域の知識を活かせています。
社会を支えるインフラ設備産業もますますDXが進んでいくでしょうから、自前でシステムをつくれる会社はやっぱり強いと思います。もちろん、NTTデータというブランドも大きな強みです。
そうですね。私も技術を持っているところは強いと感じます。営業としても自社に技術があることの安心感は大きいですし、お客様との交渉でもどっしり構えられますから。
一緒に働く人たちについてはどう感じていますか?
皆さん、非常に仕事熱心ですよね。目標を立てて、そこから逆算してマイルストーンを置き、チームで期日を守って仕事を進めていく様子に刺激をもらっています。先進的な取り組みの裏には泥臭いことも厭わず行う人たちの存在があるのだと、入社して実感しました。
自分の強みを活かし、ユーティリティ業界のお客様と一緒に社会課題の解決に挑んでいく
経験者として入社したメンバーも前職の知見を活かして活躍でき、その影響で組織が活性化するという好循環が生まれているユーティリティ事業部。お客様からも大きな期待が寄せられています。
私の目標としては、まず仕事を楽しみながら、お客様からの期待を超えていきたいです。ゆくゆくは、メンバーの成長をサポートできる立場として管理職にチャレンジできたらいいなとも思っています。石山さんはどんな目標を持っていますか?
私は営業としての力を付けていきたいですね。一人称でお客様との信頼関係を構築し、自分で案件を取ってこられるような人になりたいですし、その状態でチームをつくってお互いに高め合っていけたらと思っています。
とても頼もしいです。フラットに意見を出し合える環境だと思うので、若手を含めて「こういうことがやりたい」と積極的に発言してほしいですね。組織としても、社員一人ひとりの実現したいことを後押しできるような取り組みをしていきたいと考えています。
世の中の変化やDXの波にともなって、インフラ業界のお客様も大きく変わろうとしています。孔さんや石山さんのように、お客様と一緒になって事業課題、ひいては社会課題を解決していこうという気概のある人には、ぜひチャレンジしてほしいです。
NTTデータにはいろいろなお客様がいますので、単にものを売るだけではなく、システムをつくったり、仕組みを提案できたり、できることの幅がとても広いです。お客様にインパクトを与え、世の中に貢献できる仕事がしたい人には、とてもおもしろい環境だと思います。
バックグラウンドは異なるものの、孔と石山の2人に共通しているのは、自分の経験や知見をユーティリティ業界でどう活かせるかを常に考え、個人のwill(意志)を言語化して行動していること。その姿勢はポジティブなムードを生み出し、チームの力をいっそう強くしてくれています。
出典:talentbook「株式会社NTTデータ」(2023年11月20日公開)より転載