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アプリケーション開発のスペシャリストが集うチームで、より良い社会づくりに貢献する

公共・社会基盤分野における業務アプリケーションの要件定義から設計、導入を担う公共技戦APSPチームで活躍する板井 研仁と安原 均。アプリケーション開発に特化し、さまざまなプロジェクトの技術的な支援を行っています。経験者採用として入社した2人が、現在の業務やこれまでのキャリア、NTTデータの魅力などを語りました。

目次

Profileこの記事に登場する人

公共・社会基盤分野の幅広いプロジェクトを技術面からサポートすることがミッション

板井 研仁 板井

私と安原さんは公共・社会基盤事業推進部 プロジェクト推進統括部 技術戦略担当に所属し、その中で公共技戦APSPチーム(※)として公共・社会基盤分野のプロジェクトに技術支援を行っています。2022年8月に発足、チームとしてアプリケーション開発に関する研修を受けるなど技術力の研鑽を積みながら、10人ほどのメンバーで各プロジェクトを技術面から支えています。

※ 「公共技術戦略アプリケーションスペシャリスト」の略

安原 均 安原

板井さんは2023年に経験者採用で入社され、前のプロジェクトには一緒に入っていましたよね。今はどんなプロジェクトに参画していますか?

板井 研仁 板井

マイナンバー関連システムの技術検証を行うプロジェクトです。スクラム開発で進めていて、開発チームのプロダクトオーナーとしての役割を担っています。

安原 均 安原

私も公共系のプロジェクトを担当しています。公共技戦APSPチームは技術面だけでなく、要件定義などの上流工程も担うチームなのですが、私自身はこれまで完全に技術畑のキャリアを歩んできたこともあり、その名残からより技術的な部分を中心に支援しています。

板井 研仁 板井

ご自身の強みとして感じているのは、やはり技術的な面ですか?

安原 均 安原

そうですね。前職で開発業務全般に携わっていたことが基盤になっていると思います。私がNTTデータへ転職したのは20年ほど前で、上流工程に携わり、スキルを幅出ししたいと考えてのことでしたが、今も強みは技術的な面だと自負しています。

板井 研仁 板井

先輩から「安原さんをお手本にすると良いよ」という話を聞いていたので納得です。最初にお会いしたのは私の入社直後でしたよね。研修でお話した際、私がどの程度の技術レベルなのかをすぐに察し、それに合わせて話していただいて、感銘を受けたのを覚えています。また、プロジェクトでご一緒した際にも技術的な造詣が深いことがよくわかり、仕事にまっすぐ向き合っている方だと感じました。

安原 均 安原

ありがとうございます。板井さんは前職での豊富な経験があり、メンバーの中でもずば抜けた技術力をお持ちです。フットワークの軽さや明るいキャラクターも魅力的です。

プロジェクトの上流から携わり、社会の役に立っていることを実感

板井 研仁 板井

やりがいという点では、社会的なインパクトや意義が大きな公共・社会基盤分野のプロジェクトに携わっているので、人々に役立つシステムを作っているという実感があります。また、プロジェクトの規模も大きく、関わる人たちもさまざまです。技術的に第一線で活躍されている方も多くいて、周囲からたくさんの刺激をもらえるやりがいある環境です。

安原 均 安原

私も同じく、日常生活の利便性を高めたり、社会インフラを支えたりするようなシステムに関われることに責任感を抱きながらもやりがいを感じています。また、最新の技術に触れられたり、これまで知らなかった技術を学んだりできることも挙げられます。一方で、板井さんの言う通りステークホルダーが多いので、人を巻き込みながら調整していく難しさはありますよね。

板井 研仁 板井

私もチーム間やお客様などとの調整を進めていく難しさを感じていますが、同時に今後を見据えたときに身につけなければならない力だと思っているところです。

安原 均 安原

そうですよね。板井さんはこれまでどんなキャリアを歩んできたのですか?

板井 研仁 板井

前職では金融系システムの設計開発、実装までを手がけていました。転職を決めたのは、先ほど安原さんが言われていたのと同じく、より上流工程に携わりたいと思ったからです。NTTデータを選んだのは、公共分野に携わることができて手応えが感じられそうだと思ったことがまず挙げられます。

安原 均 安原

社会的なインパクトという点でやりがいを感じられているのは、まさに希望通りですね。

板井 研仁 板井

はい。加えて、品質の高さで名が知れていたこともNTTデータを選んだ理由のひとつです。より高い知識やスキルを身につけられるだろうと思い、入社を志望しました。

安原 均 安原

実際に入社して、どんな点が成長できていると感じますか?

板井 研仁 板井

上流工程に携わるようになったことで、顧客調整や協力会社の方と連携する上での人を巻き込んでいく力やコミュニケーションスキルといった点は少しずつ成長できているのではないかと感じているところです。

技術者としての学びを追求できる、充実した環境が整う

安原 均 安原

前職での経験が活きていると感じるのはどんなときですか?

板井 研仁 板井

前職では業務に携わる中でさまざまな技術やノウハウを吸収し、知識を高めていくことを大事にしてきました。今でもそういったマインドは活かせていると思っています。たとえば、前職ではオンプレミス系のシステムが多かったのですが、今携わっている業務ではクラウド系システムを採用しているので、せっかくのチャンスを逃さないよう技術者の方たちから学んでいます。

安原 均 安原

自己研鑽に努めているんですね。私が入社した当時は経験者採用での入社も少なかったためか、社内で学びの場があまりシステム化されていませんでした。今は大きく変わってきていますよね。

板井 研仁 板井

各プロジェクトで培ったノウハウをチームに持ち帰り、内部展開して集合知とするような取り組みを行っています。技術支援のためにプロジェクトに参画して終わりではなく、ノウハウをきちんと活かしていく仕組みが非常にすばらしいと感じています。

安原 均 安原

昔から有志での勉強会はやっていましたが、当時の取り組みが発展して今につながっているのかもしれませんね。

板井 研仁 板井

今は他にも入社直後から研修などで手厚くフォローしてもらえています。「そもそもAPSPとは?」といった話からキャリアパスの話、さらには自分で選んで研修を受けることも可能です。たとえば私ならAWSの研修などを受けました。技術研鑽のために工数を設けている場合もあり、学びたい人が十分に学ぶことのできる環境が整っていると思います。

安原 均 安原

以前と比べて、学ぶための環境が仕組みとして整ったのは良いことですね。以前から変わったという点では、「テクニカルグレード制度」として専門分野のスペシャリストとしてのキャリアパスが実現されるようになりました。

これまでSEなどの専門職がキャリアを重ねた先は管理職が一般的でしたが、技術領域における専門人財としてキャリアを伸ばしていける制度ができました。私自身もテクニカルグレードとして培ってきた専門性を活かしながら、開発に携わることができています。

求めるのは多様なメンバーとともに、意欲的に前進していく人財

板井 研仁 板井

これまでの経験を踏まえて、どんな人財がNTTデータで活躍できるか考えてみたところ、まずは積極的な姿勢が大切なのではないかと思いました。社内の多様な人たちと自ら関わっていくことで、成長させていけると思います。

安原 均 安原

私が一緒に働きたいのは、第一に公共・社会基盤分野に興味がある人です。お客様とともに社会的な意義のあるシステムを作り上げていくことにモチベーションを感じられることが大事だと思います。

また、板井さんの言う通りNTTデータには多様な人がいますので、その中からロールモデルを見つけ、良い部分をどんどん吸収していけるようなマインドもあると良いですね。

板井 研仁 板井

技術に詳しい方もいれば、巻き込み力のある方もいて、本当にさまざまな方がいます。人財が豊かなことは、NTTデータの魅力でもあると思います。

安原 均 安原

板井さんもキャリアが中堅に差し掛かってきましたが、今後はどのようなビジョンを描いていますか?

板井 研仁 板井

守りに入らず技術面の成長を大切にしたいと思っています。今はAWS認定資格取得に向けての勉強中です。また、机上の学びだけに終わらせず、実際に触りながら身につけていくことを大事にしたいと思っています。悩むよりも行動するタイプなので、まずはやってみるというマインドでこれからも進めていきたいです。

安原 均 安原

私のビジョンは学び続けることです。この業界に携わって20年以上経ちますが、ここ最近の技術の進歩の速さには目を見張るものがあり、その速度についていくためには学び続けることが欠かせません。年齢的に本来ならこれまでに培った技量だけで業務をこなせるような立場でいたかったのですが(笑)、頑張って学び続け、成長していきたいですね。

豊かな経験を糧に、アプリケーション開発のスペシャリストとして活躍する板井と安原。これまでに培ったスキルを活かしつつ、上流工程へと守備範囲を広げてきました。学べる環境が整い、高い技術力を持つメンバーが揃うNTTデータというフィールドで、これからも前進し続けていきます。

出典:talentbook「株式会社NTTデータ」(2024年1月19日公開)より転載

※掲載記事の内容は、取材当時のものです