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【イベントレポート】集え、アルムナイ!「NTT」のキーワードでつながる人の輪を日本中に

組織のカルチャーに合った即戦力人財の採用手法として、近年注目を集めているのが“アルムナイ”採用。NTTデータにおいても、一度は退職をした社員がカムバック入社という形で再び仲間入りするケースが増えています。他社での経験から新しい価値観を持ち帰って活躍するカムバック社員は、組織の多様化を進めるうえでも貴重な存在です。今回、アルムナイ同士のネットワークを築く一環として、NTTグループ合同でアルムナイイベントを開催しました。アルムナイたちの「今」、そしてリアルな交流で生まれた横のつながりについて、イベント運営に携わった人事本部の田中がレポートします。

目次

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アルムナイのつながりが、新しい価値の創造につながる

NTTグループが合同で開催した、『第1回 NTTグループ アルムナイイベント』。会場のNTTコミュニケーションズ本社には、平日にもかかわらず多くのアルムナイ生が集まりました。参加人数は約260名!NTTデータのアルムナイ生も約40名参加いただきました。

今回のイベント開催は、「アルムナイ生同士の横のつながり」を持ってもらうことを目的としています。かつて同僚として働いていた旧知の仲間とはもちろん、このイベントで出会った方と親交を深めることで人脈の輪を広げ、ビジネスや新しいキャリアにつなげてもらうことが狙いです。会場に集まった方々からは、イベントスタートを前にして早速 「久しぶり!」 「元気にしてた? いまどんな仕事しているの?」 といった声が聞かれ、まずは運営チームも一安心。退職後も連絡を取り合ったり、SNSを通じて関係を継続する方が多いNTTグループならではの雰囲気が感じられました。

参加者が近況報告に花を咲かせる中、NTTグループを卒業後それぞれの環境で活躍されているアルムナイ生たちのパネルディスカッションからイベントがスタート。NTT東日本卒業生の尾島 菜穂さん、NTTコミュニケーションズ卒業生の鶴田 雄一郎さん、NTTドコモ卒業生の仁科 奏さんの3名が登壇し、卒業後のキャリアや現在の業務、そしてNTTグループ卒業を決めたきっかけについて紹介いただきました。

海外勤務を経験し、多くの方が「自分が何をしたいのか」という基準で仕事を考える環境で働いたことが、キャリアを見直すきっかけとなったと語る尾島さん。「いかに自分が成長できるかという基準でキャリアを考えた」という鶴田さんと、「夢を熱く語れるかっこいい大人になるために、キャリアを逆算して考えた」と話す仁科さん。NTTグループ卒業のきっかけにはそれぞれの想いがありながらも、「NTTグループにバックグラウンドを持つ人財として、一緒に世の中により良い影響を与えていこう!」というメッセージは共通していたことが印象的でした。
尾島さんからの、

NTTグループは、気軽に話せる優しい人が多いことも特徴ですよね。今日このイベントを通してたくさんの方とつながり、今後のビジネスにつなげていただければ 

との呼びかけに多くの方が拍手をもって応え、会場は大いに盛り上がりました。

実は、NTTデータにカムバックしたアルムナイ生から「NTTデータではできない経験をするために転職をしたが、スキルアップとともに視野が広がって“今のNTTデータでできること”が見えるようになった」という意見を聞いたことがあります。カムバックという選択をするか否かにかかわらず、NTTデータと長期的に良い関係を続けることが、キャリアの選択肢を広げるきっかけになるかもしれません。だからこそ、私たちはすべての社員との縁を大切にしたいと考えています。

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次のステップとして、「古巣に戻る」という選択肢も

パネルディスカッション終了後は、立食形式での交流会がスタートしました。最初は見知った顔同士で固まっていたテーブルも、会話が盛り上がるにつれて「知り合いの知り合い」を紹介し合う形となり、至るところで名刺交換が行われるように。持ちきれないほどの名刺を手にしながら各テーブルの乾杯に参加している方もいて、まさにこの会場で人と人との新しいつながりが生まれていることが実感できました。
そして、これはNTTグループならではの特徴なのかもしれませんが、自己紹介を終えた後は話題が技術やサービスに移っていくグループが多いようにも見えました。中には書籍を広げて話し込んでいるテーブルもあり、エンジニアの参加者の方々にとっては「技術の話で盛り上がれる仲間が増える」という利点もあったのではと感じています。

交流会の後半では、アプリを用いた参加者アンケートの結果発表コンテンツが開催され、こちらも大いに盛り上がりました。特に参加者の笑いを誘ったのは『NTTグループあるある』。日常よく見る光景に関するコメントに加え、「エンジニア向けの研修が豊富で、高度なスキルが身に着けられる」という点と「チーム団結のための催しが多い」という点には多くの声が寄せられていたようです。これは、他社の環境と比較することで浮き彫りになった「NTTグループらしさ」と言えるのかもしれませんね。
アンケートの設問には「このアルムナイイベントへの参加のきっかけは?」というものも。回答をテキストマイニングした中には「つながる」「戻る」「次のステップ」「キャリア」などの言葉が並んでおり、キャリアのきっかけを求めて参加した“キャリアの転換点にいる方々”も多かったのではないかと感じました。このイベントがご自身の今後を考えるヒントになったら嬉しいですね。

そして、イベント運営担当としては“生の声”が気になった私。思い切って近くの方に突撃取材をすると、その方はイベント参加の理由を「同窓会のような気持ちで気軽に参加しました。思いがけず懐かしい顔にも会えて、新しい連絡先を交換できましたよ」と答えてくださいました。その方が“同窓会”と表現した通り、場内はお互いに今日が初対面の方が居たとは思えないほどの温かい雰囲気。
NTTデータにカムバックした社員たちの中には、「NTTデータの人の優しさを改めて実感する」と話す人も多いのですが、この温かい雰囲気も私たちの“らしさ”の部分かもしれません。

イベントの最後には再び鶴田さんが登壇し、閉会の言葉として参加者の皆さんへのメッセージをいただきました。

NTTグループというキーワードで多くの方がつながることには、意義があると思っています。この輪をこれから500人、1000人と増やしていきたい。日本中にこのネットワークを広げて、一緒に大きなことをしましょう!

イベントを終えて

予想を超えてたくさんの方々に参加いただいた今回のイベントですが、改めて感じたのは本当に多くのアルムナイ生たちが、出身企業や元の同僚たちと良い関係を続けているのだということです。NTTデータのカムバック入社者も、「NTTデータ時代の同僚と連絡を取り合う中で、もう一度入社する選択肢が見えてきた」と話す方も少なくありません。社内からは「NTTデータの文化を理解しているうえに、新しい価値観を持ち込んでくれるカムバック社員は心強い存在」という声が出ているように、アルムナイ生の方々への期待も高まっています。
尾島さん・鶴田さん・仁科さんの3名も、退職後も良い関係を継続していたからこそ今回のイベント登壇が実現した形です。NTTデータでも独自のアルムナイコミュニティを用意していますので、今後さまざまな形で情報を発信していければと思います。

今回の好評を受け、NTTグループのアルムナイイベントは今後も開催予定。
アルムナイ生の皆さま、次回の情報解禁をお楽しみに!

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※掲載記事の内容は、取材当時のものです