お客様にオーダーメイドのシステムを提供、盤石な基盤を持つNTTデータに惹かれて

NTTデータのモビリティ&レジリエンス事業部の営業担当として、さまざまなソリューションの起点となるであろうドローン登録システムに携わる小川 高史。先端のテクノロジーに関わる小川ですが、キャリアをスタートさせたのは全く異なる業界でした。
大学で経営学を学び、経営戦略の素地を得た後、小川は住宅設備を製造する企業の営業職を選択。父親が同業界で働く背中を見ていたことが、同業界を選択するきっかけになったと振り返ります。
住宅に設置されるキッチンなど、住宅設備の標準仕様に自社の商品を採用してもらうための提案や、より売上を上げるための商材企画といった役割を担っていました。競合他社の現状や住宅会社の予算をリサーチし、住宅のオーナー視点で商材の優位性を高めることが、この仕事の鍵を握る業務だったと思います。
7年間のキャリアを経て、小川はお客様に対する提案や調整、そしてその間に築かれる信頼関係に対してやりがいを感じる自身の想いに気づいていきました。お客様が小川自身に期待をかけ、信頼してくれたことで採用獲得につながっていったという経験が、心に深く刻まれたのです。
当時心がけていた迅速なレスポンスと親密なコミュニケーションが、お客様との信頼関係や実績につながったと思います。しかし、キャリアが長くなるにつれて、個人で活動する場面が多くなったこと、また事務処理にあたる割合が多くなっていったことで、よりお客様と向き合える業務にあたれる環境で働きたいと思い、転職活動を始めました。
小川が「お客様との連携に注力したい」という希望を伝え、転職エージェントを通じて勧められたのはIT業界でした。
業界未経験であることは、当時さほど不安にはなりませんでした。むしろ家族がいたので、企業としての安定性が高いかどうかのほうが転職時に重視したことかもしれません。IT業界ではベンチャーの選択肢もあったのですが、できる限り基盤がしっかりした企業で働きたいと思いました。
NTTデータには友人が勤めていて、業務内容についてもその友人から説明を聞けたことが応募のきっかけです。お客様にオーダーメイドのシステムを提供していることや、案件の規模、社会基盤を支えるインフラに関われるといった環境は、非常に魅力的に感じました。
異業種からの転職という決断をした小川は、2021年、NTTデータに入社しました。
未来の社会にインパクトを与えるドローン・ビジネスと、それを支えるシステム改善

NTTデータ入社後、航空システム統括部のドローン営業を担当することになった小川。ドローン・ビジネスは、実装の段階に進みつつあり、今後さらなる拡大が見込まれる領域で、ビジネス展開の前提となる安全性の確保やシステム整備が必要です。前職で人口減少や高齢化の影響を強く受ける住宅ビジネスに関わっていた小川にとって、ドローンを通じた社会活性化に関する新たな仕組みづくりに携われることは、仕事のモチベーションにもプラスの要素となりました。
具体的な担当業務としては、ドローン登録システムを扱っています。近年、ドローンといった無人航空機の利活用が進んでいます。その中で、航空法違反事案や事故発生時の責任の所在を確かめるため、ドローンの所有者を特定する必要性が生まれており、法整備もされています。
私はそのシステムの営業担当として、最初は保守業務を受託するための提案書を作成したり、申請者からの問合せ対応を受け付けるコールセンターに対してヒアリングを行ったり、それらに関わる社内連携の調整などをこれまで担当してきました。2023年2月現在は、お客様からご要望を受けた機能改善について、実際に案件化するための提案を考えるなど、よりお客様に近い業務が増えてきています。
異業種から転職した小川は、入社半年間は自身の仕事を理解するための期間だったと振り返ります。そしてその過程で現場の声を聞き、申請者や航空業に関わる方々のリアルな悩みを受けとめてきました。その積み重ねから、システム改善のための具体的な提案をイメージできるようになっていったのです。
たとえば、すでに運用が始まっているシステムについて、お客様から画面レイアウトに対する要望がありました。現在の画面設計や、追加してほしい機能などについてヒアリングを行い、より利便性を高めるための解決策を提案して案件化につなげるような取り組みを進行しています。
チームプレーやロジカルシンキングから得られた、新しい営業スタイル

転職したことで変わったのは業界や業務内容だけではありません。相対するお客様の変化は、小川にもポジティブな変化と成長をもたらしました。
お客様が提案内容に対してロジカルかつとても真摯に検討してくださることが印象的でした。現状がどう改善され、どんな効果が期待できるのか。今までもやってきたことではありますが、さらに提案内容を緻密に考え、改善の精度を高めていく視点を得られたことは、成長につながっています。
また、個人プレーでなくチームプレーになったことも変化のひとつです。関わるステークホルダーも増えたので、合意形成をとりながら仕事を進めていくようになりました。そのため、以前に増して周囲の仕事の仕方を真剣に見て学ぶようになりましたし、事前準備やプランの構築にも注力するようになりました。
現在は7名のチーム体制で業務を進め、航空局やITなど異なるバックグラウンドを持つメンバーと協力している小川。他業界から経験者採用で入社したメンバーや、年齢層の高いベテラン層も活躍するチームの背景には、NTTデータの人材育成の基盤があります。
業界未経験のメンバーが学ぶための社内研修が充実していることや、日々の業務の中でキャッチアップしていきやすい環境には、入社後助けられました。自身の課題に合わせてメニューを選べる研修などを通じ、システム開発の基礎や営業活動の考え方について学び、少しずつ業務範囲を広げていきました。それに加えて、普段の業務で周囲から得られるフィードバックは学びにつながっています。
最近は周りから求められるレベルも高くなってきたので試行錯誤するときもありますが、次につなげるため一つひとつ積み上げていくことを意識しています。
業務や業界の知見がついてきたことでお客様と接する機会が増えてきた小川は、それ自体はもちろんのこと、お客様に関わる際の質が高まったことに充実感を覚えています。
打合せや個別の会話を通じたコミュニケーションを重ねるだけでなく、物事のメリット・デメリットや費用対効果を考え、提案の質を高めることで信頼を勝ち取っていくようになったことは、自身の価値観にも大きな影響をもたらしています。転職してからは自分自身で思考する機会が増え、計画と実行の意識が強まってきました。前職の習慣を頼りにしていた姿勢が、改められた気がします。
ドローン・ビジネスのキーパーソンをめざし、IT業界の型と専門領域の学びを重ねる

転職を通じて価値観や働く姿勢が変化し、前職から意識しているお客様との向き合い方にもアップデートをかけられた今、小川の目には新たな目標が見えつつあります。
短期的な目標としては、早く一人前になって、案件を一人称で進められるような人財になりたいです。そして中長期的には、社内外から「ドローンと言えば小川だよね」と頼ってもらえるような存在をめざしています。ドローン領域に対する専門知識を培いつつ、新規ビジネスを推進していくキーパーソンとして活躍していきたいですね。
未経験から飛び込んだIT業界で、新しい技術分野のシステムを扱いながら果敢に挑戦し続ける小川ですが、経験者採用でNTTデータを検討している方に伝えたいことは、そこには思わぬギャップもあるという本音です。
私は当時、未経験からIT業界に挑戦することを楽観視していたんです。実際は想像以上に営業スタイルや扱う商材が異なるので、考えが甘かったと反省しました。
一方で、無形商材に対してどう付加価値をつけていくかという視点は、IT業界に挑戦したからこそ得られたものです。お客様の課題に応じてソリューションを提供できることはとてもおもしろいですし、特定のお客様に対して次々とシステムを提案し、そのシステムを拡大していくというこの仕事ならではの考え方も、前職とは大きく異なりますが楽しめています。
まだ勉強の途中、と自身の立ち位置を真摯に見つめる小川。同じく異業種からの挑戦の一歩を踏み出そうとするビジネスパーソンに向けたメッセージは、希望とチャレンジングな精神にあふれたものでした。
NTTデータでは、本質的な課題に目を向けて物事を考え、仕事を進めていかなければなりません。逆に言えば、その努力を積み重ね、自ら学んでスキルを高めていくマインドがある方であれば、たとえ異業種の方でも活躍できる場が広がっている会社です。
過去のキャリアは良い意味でかなぐり捨てて、そこに新しい考えや手法をどんどん吸収する気概があれば、やりがいのある仕事に出会える会社だと思います。
未知の領域に臆することなく、日々の学びを活かしながらお客様と向き合い続ける小川。その先にはお客様の課題解決とドローン・ビジネスの可能性が広がり、小川自身のさらなる成長した姿があるはずです。
出典:talentbook「株式会社NTTデータ」(2023年3月10日公開)より転載