Web3と自律分散型社会が描く銀行の未来
お金がデジタル化し「自律分散型社会」が進む世界で、銀行は社会から何を求められるのか?
Web3というキーワードをもとに、金融への影響や向き合い方を論じる。
- 日本の銀行が歩んできたテクノロジーの歴史をひもとき、Web3をはじめとした新しいテクノロジーや概念への正しい理解を通じて、期待と不安が入り混じる銀行の未来を考察する。進むべき方向を定め、はじめの一歩を踏み出そう!
- CHAPTER1では、銀行を取り巻く外部環境やテクノロジーの歴史を整理し、金融にとって重要なテーマである「お金」がデジタル化した世界での銀行の役割を考える。CHAPTER2では、Web3とは何かを解説し、それが注目される背景やメタバースとの関係、課題をみていく。CHAPTER3では、量子コンピュータや認証技術などのテクノロジーとWeb3のかかわり方について解説。最後のCHAPTER4ではWeb3の先にある銀行の未来を考察する。
- 金融業界に関わる方全般、特に金融機関において経営企画、商品企画、人事などに従事する方、Web3や最新テクノロジーを基本から理解したいという方におすすめの1冊。
主要目次
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CHAPTER1
新時代の貨幣と銀行の役割
- ・SECTION 1 銀行を取り巻く環境
- ・SECTION 2 金融×テクノロジーの歴史
- ・SECTION 3 リアルとデジタルが織りなす新しい世界
- ・SECTION 4 変わりゆく「お金」のカタチ
- ・SECTION 5 「お金の未来」における銀行の役割とあるべき姿
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CHAPTER2
Web3とは何か
- ・SECTION 1 Web3が注目される背景
- ・SECTION 2 メタバースやNFTとの関係
- ・SECTION 3 企業活動のあり方を変えるDAO
- ・SECTION 4 Web3に係るその他の技術やサービス
- ・SECTION 5 Web3を取り巻く国内外の動向
- ・SECTION 6 Web3への期待と社会への影響
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CHAPTER3
テクノロジーとWeb3とのかかわり
- ・SECTION 1 Web3の影響を受けるテクノロジー
- ・SECTION 2 将来性と課題
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CHAPTER4
Web3の先にある銀行の未来
- ・SECTION 1 Web3はどこに向かうのか
- ・SECTION 2 リアルワールドとの結節点──カギを握る自律分散型社会
- ・SECTION 3 銀行はWeb3とどう向き合っていくのか
- 発行元(出版社)
- 金融財政事情研究会
- ISBN
- 978-4-322-14345-4
- 定価
- 2,200円(税込み)
- 発行日
- 2023年7月6日
- サイズ
- 四六・並・248ページ
- 著者
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山本 英生 NTTデータ 金融イノベーション本部 ビジネスデザイン室 イノベーションリーダーシップ統括部 部長
土田 真子 NTTデータ 金融イノベーション本部 ビジネスデザイン室 イノベーションリーダーシップ統括部 フォーサイト担当 課長
相川 あずさ NTTデータ 金融イノベーション本部 ビジネスデザイン室 イノベーションリーダーシップ統括部 フォーサイト担当 課長代理