おはよう
「朝」と「挨拶」の手話を組み合わせて表現します。
「朝」
握りこぶしをこめかみ部分からアゴの方へ降ろします。
握りこぶしを枕に例えて、寝ている状態から起きる様子を示します。
「挨拶」
両手の人さし指を立てて向かい合わせた状態から、そのまま両方の指先を曲げます。挨拶の気持ちをこめた表情も加えます。
両手の人さし指をそれぞれ人間に例えて、2人がおじきをする様子を示します。
こんにちは
「昼」と「挨拶」の手話を組み合わせて表現します。
「昼」
人さし指と中指を重ねて、額の中央部分に当てます。
人さし指と中指をそれぞれ時計の短針・長針に例えて、正午をさしている様子を示します。
「挨拶」
両手の人さし指を立てて向かい合わせた状態から、そのまま両方の指先を曲げます。挨拶の気持ちをこめた表情も加えます。
両手の人さし指をそれぞれ人間に例えて、2人がおじきをする様子を示します。
こんばんは
「夜」と「挨拶」の手話を組み合わせて表現します。
「夜」
両手の平を前に向けて顔の前で、上から下へ交差します。
闇に包まれる様子を示します。
「挨拶」
両手の人さし指を立てて向かい合わせた状態から、そのまま両方の指先を曲げます。挨拶の気持ちをこめた表情も加えます。
両手の人さし指をそれぞれ人間に例えて、2人がおじきをする様子を示します。
ありがとう
「ありがとう」
手の甲に他方の手を直角に乗せた状態から、その手をあげます。感謝する気持ちをこめた表情も加えます。
勝力士が手刀を切る様子に由来しているとも言われています。
すみません(謝意)
次の一連の動作で「すみません」を表現します。
「すみません」
片手の親指と人さし指で、眉の中央あたりをつまみます。
眉間のしわをよせる様子を示します。
「すみません」
顔の中央あたりで、片手を立てたまま前方へ下げます。申し訳ない気持をこめた表情も加えます。
本来は「お願いします」という手話単語ですが、ここでは「すみません」という手話単語の一部分になっています。
おつかれさま
「おつかれさま」
握りこぶしで、他方の手首から肘の間を2度軽く叩きます。「おつかれさま」という気持ちをこめた表情も加えます。
肩を叩いて労をねぎらう様子に由来しているとも言われています。
わかりました
「わかりました」
片手の平を胸に当てたまま下に移動させます。「わかりました」という気持ちをこめた表情も加えます。
「知っている」という意味にも使われます。
わかりません
「わかりません」
片手の平を上にして肩のあたりを払いあげます。「わかりません」という気持ちをこめた表情も加えます。
「知らない」という意味にも使われます。
はじめまして
「はじめて」と「会う」の手話を組み合わせて表現します。
「はじめて」
両手を重ねた状態から、上に置いた方の手の平を丸めながら人さし指だけを突き出します。
何もない状態から人さし指で「1」を示すことで、「1番目に」という意味を表わします。
「会う」
両手の人さし指を、自分と相手側の位置に立てて向かい合わせた状態から、お互いに近づけます。
両手の人さし指をそれぞれ自分と相手に例えて、2人が会う様子を示します。
お久しぶり
「お久しぶり」
両手の甲を合わせた状態から、それぞれの手を引き離します。「お久しぶり」の気持ちをこめた表情も加えます。
両手をそれぞれ人間に例えて、お互い離れていた状態を示します。
さようなら
「さようなら」
片手の平を相手に向けて振ります。
また会いましょう
「また」と「会う」の手話を組み合わせて表現します。
「また」
握りこぶしの状態から人さし指と中指の2本の指だけを、同時に横へ振り出します。
何もない状態から人さし指と中指で「2」を示すことで、「2番目に」という意味を表します。
「会う」
両手の人さし指を立てて、両手を自分の手前と真正面にいる相手の方向へお互い少し離れた状態から近づけます。
両手の人さし指をそれぞれ自分と相手に例えて、2人が会う様子を示します。
なるほど
「なるほど」
片手の人さし指と親指だけを出したまま、その親指をアゴにつけて人さし指を2度軽く振ります。
納得したり、感心したりする時によく使う手話です。
へぇ〜!
「へぇ〜!」
片手の平を自分にむけて、顔の前をよぎるように上から振りおろします。驚き・意外の気持ちをこめた表情も加えます。
驚いたり、意外の気持ちを表わす時によく使う手話です。
そうそう!
「そうそう!」
両手ともに親指と人さし指だけを出して、胸の前あたりで2度合わせます。この手話動作には力を入れて、強い同意の気持ちをこめた表情も加えます。
片手で表現しても、同じ意味になります。