SASBスタンダード対照表
表1:サステナビリティ開示トピックおよび会計メトリクス
トピック | 会計指標 | コード | 対応する記載 | 参照ページ |
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ハードウェアインフラの環境評価指標 | (1)総エネルギー消費量、 (2)グリッド電力の割合、 (3)再生可能エネルギーの割合 |
TC-SI-130a.1 | 2023年に消費された総エネルギーは 1,574,312 MWh でした。NTT DATAにおける総電力消費量は1,434,724MWh、再生可能電力の消費量は770,750MWhで、総電力消費量の 53.7%を再生可能電力が占めました。また、グリッド電力の消費量は1,433,959MWhで、総エネルギー消費量1,574,312MWhに占めるグリッド電力の消費量の比率は91.1%でした。 | サステナビリティレポート 2024 Data Book P22 Environment / Carbon Nutrality 「NTT DATA の温室効果ガス排出量」 P110 Appendix「非財務データ_温室効果ガス排出量」 |
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TC-SI-130a.2 | NTTデータの国内自社ビル14拠点における、2023年度の総取水量は413,779㎥となり、総使用済水量(冷却装置からの蒸発量)については、203,297㎥でした。また、自然関連の依存、インパクト、リスク、機会の分析を行い、特に水ストレスの非常に高いエリアで操業する東南アジアのデータセンターでは、緊急用貯水タンクを設置しています。 | サステナビリティレポート 2024 Data Book P22 Environment / Carbon Nutrality 「NTT DATA の温室効果ガス排出量」 P41 Environment /Nature Conservation P110 Appendix「非財務データ_温室効果ガス排出量」 |
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データセンターのニーズに対する戦略的なプランニングへの環境配慮の統合に関する検討 | TC-SI-130a.3 | 当社は、自社のオペレーションにおけるデータセンタの直接・間接排出量(Scope1・2)について2030年までに実質ゼロをめざし、建物・設備等のファシリティとITの両面から環境負荷低減に取り組んでいます。 | サステナビリティレポート 2024 Data Book P23 Environment / Carbon Nutrality 「サステナブルITの実現に向けて」 |
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データプライバシーおよび表現の自由 | 行動に基づく広告と利用者のプライバシーに関する方針と実務の説明 | TC-SI-220a.1 |
NTTデータグループ は、利用者のプライバシーとターゲティング広告に関しての方針を以下のとおり定めています。
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サステナビリティレポート 2024 Data Book P59 Economy / Trusted Value Chain「データプライバシーの保護」 |
情報が二次目的で使用される利用者の数 | TC-SI-220a.2 | DP Policy に基づく各社のプライバシーポリシー(個人情報保護方針)等のガイドラインでは、取得した個人情報は同意済みの目的以外に利用することはありません。 当社は、TC-SI-220a.2についての具体的な件数は開示していません。 |
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利用者のプライバシーに関する法的手続に起因する金銭的損失の総額 | TC-SI-220a.3 | 重大な損失が発生した場合は、当該年の有価証券報告書で開示されます。2023年度には重大な損失は報告されていません。過去発生した個人情報関連事案について、原因分析の上で対応しています。詳しくは右記プレスリリースをご覧ください。 | プレスリリース 次世代医療基盤法に基づく認定事業における不適切な情報取得について(続報) |
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TC-SI-220a.4 | ー | ||
主要製品またはサービスが、政府が要求する監視、ブロック、コンテンツフィルタリングあるいは検閲の対象となる国のリスト | TC-SI-220a.5 | 個人情報保護(データプライバシーの保護)に関して、「NTTデータグループデータプロテクションポリシー(DP Policy)」に基づき対応するとともに、各国・地域の個人データ保護に関する法規制(例:「EU ⼀般データ保護規則(GDPR: General Data Protection Regulation)」、カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)、中国の個人情報保護法(PIPL)、日本の個人情報保護法(APPI)等)の遵守を徹底しております。 | ||
データセキュリティ |
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TC-SI-230a.1 | 2023年度、「株式会社 NTT データグループ お客様情報対応窓口」で受け付けた顧客プライバシーの侵害及び顧客データの紛失に関して具体化した不服申し立てはありませんでした。過去発生した個人情報関連事案について、原因分析の上で対応しています。詳しくは右記プレスリリースをご覧ください。 | プレスリリース 次世代医療基盤法に基づく認定事業における不適切な情報取得について(続報) |
第三者のサイバーセキュリティ基準の使用を含む、データ セキュリティ リスクを特定して対処するアプローチの説明 | TC-SI-230a.2 | 当社は、「情報の安全性の確保」と「情報の積極的な活用・共有」を適正なバランスで両立させることが重要と考え、ルール策定や情報セキュリティ教育・啓発活動等の「管理的対策」、情報漏えい対策ソリューションやゼロトラストアーキテクチャの導入といった「技術的対策」の両軸から、様々な対策を実施しています。 また、グループ全体で知識・ノウハウを共有するために、国内グループ会社とはNTTデータグループ日本地域情報セキュリティ推進者フォーラム、海外グループ会社とはグローバルセキュリティミーティング等を通じてグループ内のナレッジの流通を促進し、グループ一体となった情報セキュリティガバナンスの確立に取り組んでいます。 |
サステナビリティレポート 2024 Data Book P59 Economy / Trusted Value Chain「データプライバシーの保護」 |
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グローバルな、ダイバーシティのある、熟練している労働力の採用と管理 | (1)外国籍、 (2)海外に所在する従業員の割合 |
TC-SI-330a.1 | NTT データグループ、NTT データ、NTT DATA, Inc(国内)では、海外事業の急速な拡大に伴い、市場や競争環境の変化に応じて柔軟に活躍することのできるグローバル人財を育成するために、主として「グローバルに活躍できる幹部人財の育成」と「日本国内で採用した人財のグローバル化」を軸とした取り組みを実施しています。 | サステナビリティレポート 2024 Data Book P74 Economy / Future of Work「Adbanced Training_事業成長を支える人財、経営人財の育成の取り組み」 P121 Appendix「非財務データ_人財育成に関する情報」 |
従業員エンゲージメントの割合 | TC-SI-330a.2 | 「To be a No.1 employer, for the best talent worldwide!」を目標として、社員の状況と声を把握するためグローバル全社員を対象にエンゲージメントサーベイを実施しています。海外グループでは「One Voice」として2年に1度実施しており、2023年度の調査結果では、エンゲージメントが高い社員の割合は当該サーベイ参加企業の平均69%を上回る71%(グローバル全体では83%) となっています。 | サステナビリティレポート 2024 Data Book P80 Economy / Future of Work「Adbanced Training_事業成長を支える人財、経営人財の育成の取り組み」 |
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TC-SI-330a.3 | DEI(Diversity, Equity and Inclusion)を推進し実現することは、世の中にイノベーションを起こし、社会の持続的な成⻑・発展につながります。このことからDEI は企業の発展に不可⽋なものと考え、NTT データグループ行動規範にも明記しています。2019年3月には WEPs(女性のエンパワーメント原則)の趣旨に賛同し、同原則に基づき行動するためのステートメントに署名しました。情報収集やネットワーキングがグローバルで容易になり、知見をグローバルで共有しDEI を加速させています。 | サステナビリティレポート 2024 Data Book P114-117 Appendix「非財務データ_雇用の状況」 |
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知的財産の保護および競争行為 | 反競争的行為の規制に関連する法的手続きの結果としての金銭的損失の総額 | TC-SI-520a.1 | 当社では、反トラスト/反競争的慣行に関して「NTTデータグループ行動規範」及び「NTTデータグループ競争法コンプライアンスポリシー」に基づき対応するとともに、各国法令の遵守を徹底しており、2023年度は国内、海外いずれも違反事例や係争案件は確認されていません。 | |
テクノロジーの混乱によるシステムリスクの管理 | (1)パフォーマンスの問題の数と (2)サービスの中断の数。 (3)顧客の総ダウンタイム |
TC-SI-550a.1 | 重大なシステム故障は2023年度において2件発生しました。 障害の原因分析結果に基づいて未然防止・迅速復旧の観点でシステム開発・運用プロセスを俯瞰的にチェックしました。 今後も継続して再発防止に向けて取り組んでいきます。 |
サステナビリティレポート 2024 Data Book P9 Sustainability Management「9つのマテリアリティに関する進捗及び2024年度目標」 P56 Economy / Trusted Value Chain「情報セキュリティの徹底_重大なインシデント発生時の早期エスカレーション」 |
事業の中断に係る事業継続リスクの説明 | TC-SI-550a.2 | 事業の中断に関連する事業継続リスクについては、2024年3月期有価証券報告書で説明されています。 | 2024年3月期有価証券報告書 P38 3【事業等のリスク】 |
表2:アクティビティメトリクス
アクティビティメトリクス | コード | 対応する記載 | 参照ページ |
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(1)ライセンスまたはサブスクリプションの数、(2)クラウドベースの割合 | TC-SI-000.A | ー | ー |
(1)データ処理能力、(2)外部委託の割合 | TC-SI-000.B | ー | ー |
(1)データストレージ量、(2)外部委託の割合 | TC-SI-000.C | ー | ー |