中期経営計画(FY2022~FY2025)
当社は、2005年度からのGlobal 1st Stageにおいてグローバルカバレッジを拡大し、2016年度からのGlobal 2nd Stageではグローバルブランドの確立を図ってまいりました。
2022年度から2025年度に予定している新中期経営計画においては、前中期経営計画での取り組みを元に、Global 3rd Stageの到達に向けて、世界中のお客様から信頼される企業をめざして取り組んでまいります。
中期経営目標*1*2
NTT Ltd.との事業統合により、連結売上高4兆円超、年間売上高が50億円・50M$以上の顧客を120社、連結営業利益率10%、海外EBITA率10%をめざしていきます。
- *1 当社とNTT Ltd. との事業統合を前提とした数値
- *2 NTT Ltd. の業績予想値については、現時点で把握可能かつ一定の前提に基づく数値
- *3 年間売上高50億円以上(日本)、もしくは50百万米ドル(日本以外)のお客様
- *4 M&A・構造改革等の一時的なコストを除く
戦略全体像
こちらが新中期経営計画の戦略の全体像となります。
戦略1:ITとConnectivityの融合による新たなサービスの創出
NTTグループとの更なる連携強化により、Edge to Cloud のサービス提供力を強化していきます。
また、企業・業界の枠を超えた業際連携を実現し、新たな社会プラットフォームや革新的なサービスを創出していきます。
戦略2:Foresight起点のコンサルティング力強化
お客様・業界の未来を構想するインダストリコンサルティング力と、テクノロジー起点で未来を構想するテクノロジーコンサルティング力を強化し、共創パートナーとしてお客様の成長を支え、ビジネス変革を実現していきます。
戦略3:アセットベースのビジネスモデルへの進化
グローバルレベルで、NTT DATA内の技術・知見・経験等をアセット化し、それらを有効活用することで、お客様への提供価値を最大化していきます。
戦略4:先進技術活用力とシステム開発技術力の強化
技術の成熟度に応じた取り組みを推進していきます。
Mainstream領域では、当社が強みとしている技術の活用力を更に磨いてまいります。
Growth/Emerging領域では、Foresightで将来活用される先進技術の目利きを行い、グローバルレベルで先進的な取り組みを行うお客様とのPoC等を実施してまいります。
戦略5:人財・組織力の最大化
当社の価値創出の原動力は人財であり、働く人にとって魅力的な企業へと変革していくことが重要です。
そのために、先進技術が学べる育成プログラムの導入、多様な人財が活躍できる制度・先進的な職場環境の整備に取り組んでまいります。
また、グローバル企業としての更なる成長に向けてHQ機能を強化してまいります。
事業成長に向けた戦略投資
5つの戦略を支える仕組みとして、投資と成長の好循環を確立し、Global 3rd Stageにむけた事業成長を実現していきます。
具体的には、Industry、Technologyの注力領域に加え、サステナビリティやIOWNといった社会変革を実現するテーマに対する投資枠を新設し、将来のビジネス創出に向けた戦略的な投資をグローバル全体で推進していきます。
- *5 2022年4月時点
サステナビリティ経営
サステナブルな社会の実現に向けて、「Realizing a Sustainable Future」というスローガンのもと、事業活動と企業活動により、社会課題の解決や地球環境への貢献に取り組むことで、お客さまとともに成長していきます。