NTTドコモの「ahamo」が2021年度グッドデザイン賞を受賞 ~サービスデザインの過程で実施したUXデザインの取り組みについて評価を獲得~
2021年10月20日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)がユーザー体験(UX)のデザインを支援した、株式会社NTTドコモ(以下:NTTドコモ)の「ahamo」が、一般・公共用システム・サービスとして2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
NTTデータは、2020年度のahamo企画段階よりオンラインのUXのデザインを株式会社フォーデジットとともに支援し、Webサイトならびにスマートフォンアプリケーションの開発を実施しました。今回の受賞は、このUXデザインの取り組みが高く評価されたものです。
グッドデザイン賞について
「グッドデザイン賞」は、1957年に旧通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。
(公益財団法人日本デザイン振興会:https://www.jidp.or.jp/ja/gooddesign/award)
ahamoについて
NTTドコモがデジタルネイティブ世代のニーズに特化してスマートフォン・ファーストのシンプルなサービスを提供するモバイル通信プランです。契約申し込みや各種設定から、利用料金の確認、紛失や故障のサポートまで、すべてをオンライン(Webサイト、スマートフォンアプリ)で完結できることを目指しています。
(ahamo:https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/pages/210114_00.html)
概要(特長)
ahamoにおけるUXデザインのポイント
- デジタルネイティブ世代に特化し、ユーザー自身で操作が完了できるわかりやすいUI/UX設計
- すべての情報を「隠さない」「迷わせない」「押し付けない」、ユーザーが判断しやすいコンテンツづくり
- 操作性を担保しながらも、デジタルネイティブ世代が好む世界観を醸成するデザイン
NTTデータの役割
- UXデザインにおけるタスク定義、推進体制の構築支援、デザイン工程運営支援
- ターゲットユーザーへのユーザーリサーチ(行動、価値観、ペイン・ニーズ)の確認
- シンプルかつストレスを感じさせないUXデザインとMVP定義の策定支援
- UXデザインを起点としたWebサイトとスマートフォンアプリケーションの開発と運用
審査委員の評価コメント
「日本の携帯電話産業の最古参である同社が手がける新しい携帯電話キャリアのサービスでは、MVNOが台頭する中で、自らのサービスデザインを刷新する前に、こうした実験的なトライアルによって同じ業界の中で別の戦略を並行で走らせることを決めた過程自体が興味深い。またブランドやUXデザインも現代的に美しく表現されており洗練されている。自らの変化を加速させようとする最近の同社の取り組みには共感するところが多いが、本事業の行く末に広がる携帯電話産業の形もまたとても楽しみだ。」
(受賞公開情報:https://www.g-mark.org/award/describe/52852)
今後について
NTTデータでは今後もユーザー体験を中心に据えたサービスデザインの策定支援からシステムの構築・運用を順次拡大/推進していきます。
(NTTデータが取り組むデザイン主導のアプローチ:https://www.nttdata.com/jp/ja/digital/nddn/)
本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
テレコム・ユーティリティ事業本部
モバイルビジネス事業部
第一統括部
企画営業担当
松尾
E-mail:tus_mb1st_ux@am.nttdata.co.jp