NTTデータのカード決済総合ネットワークCAFIS®接続料金の低価格プランを追加 〜センタ接続料:月額1万円、ネットワーク利用料:月額3.6万から〜
ニュースリリース/NTTデータ
2003年12月 1日
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータのカード決済総合ネットワーク「CAFIS」(キャフィス)は、CAFISにTCP/IPで接続する場合※1の接続基本料金について、ショッピングセンターやチェーンストアなどの小売業者をターゲットとした低価格プランを設定し、平成15年12月8日より申込受付を開始し、同22日より適用を開始します。また、TCP/IPでCAFISに接続する際に必要なIPネットワーク利用料金についても、従来の帯域保障型の高品質IP網を利用した料金プランに加え、ベストエフォート型のIP網を利用した低価格プランを新設し、平成16年2月2日より提供開始します。
NTTデータは、今回の低価格プランの新設により、小売業者などのCAFIS利用者に対してより低コストで利用可能な決済ネットワークを提供し、これまでCAFISに接続しカード取引をオンライン化する場合において、コストメリットを享受することが難しかった中小規模の小売業者をはじめ、カード決済の取扱数・規模に関わらずより多くのCAFIS利用者の獲得を目指します。
【CAFIS利用料金について】
小売業者などがTCP/IPでCAFISを利用するには、CAFIS接続基本料金(経路数※2ごと・月額固定)と、CAFISに接続するための回線を含むIPネットワーク利用料金が必要となります。
これまでは、CAFIS接続基本料月額2万円(6経路)、ネットワーク利用料金月額4万9千円が最も安価でした。
【新料金プランについて】
今回の接続料金とネットワーク利用料金双方の低価格プラン設定により、CAFISにTCP/IPで接続する場合の接続料金の最低価格は、約34%削減されます。
【今後の展開について】
NTTデータのCAFISでは、今回の低価格プランの設定により、主に中小規模の小売業者でのCAFIS採用促進を図り、平成16年度で約60社の当プランでのCAFIS利用をめざします。
また、地域IP網の利用によるネットワーク利用料のさらなる低減や、CAFISとCDS※3回線の併存などを実現し、利用者に対してより利便性の高いサービスの提供を行い、CAFISの利用拡大・取引件数の増加を目指します。
別図:CAFIS利用料金表
NTTデータは、今回の低価格プランの新設により、小売業者などのCAFIS利用者に対してより低コストで利用可能な決済ネットワークを提供し、これまでCAFISに接続しカード取引をオンライン化する場合において、コストメリットを享受することが難しかった中小規模の小売業者をはじめ、カード決済の取扱数・規模に関わらずより多くのCAFIS利用者の獲得を目指します。
【CAFIS利用料金について】
小売業者などがTCP/IPでCAFISを利用するには、CAFIS接続基本料金(経路数※2ごと・月額固定)と、CAFISに接続するための回線を含むIPネットワーク利用料金が必要となります。
これまでは、CAFIS接続基本料月額2万円(6経路)、ネットワーク利用料金月額4万9千円が最も安価でした。
【新料金プランについて】
- 接続料金について
小売業者などがCAFISにTCP/IP手順で接続する場合の接続基本料金は、月額2万円(6経路)からの設定となっていましたが、今回、新たに月額1万円(3経路)の料金プランを新設しました。これにより、利用者は、カード決済取引量に応じて適当な接続料金を選択する幅が広がり、接続料金について50%の削減が可能となります(現在6経路のプランから3経路の新プランに変更した場合)。この新料金プランは、平成15年12月8日より受付を開始し、同22日より料金適用を開始します。 - ネットワーク利用料金について
利用者がTCP/IPでCAFISに接続する際に、従来の高品質IP網を利用した料金プランに加え、ベストエフォート型のIP網を利用する低価格プランを新設します。これに伴い、従来の高品質IP網を用いた接続を「CAFIS IPプレミアム(仮称)」、今回追加したIP網を利用する場合を「CAFIS IPスタンダード(仮称)」とし、接続するネットワークのタイプ別に料金を設定します。
「CAFIS IPプレミアム(仮称)」と「CAFIS IPスタンダード(仮称)」の違いは、ネットワーク性能において前者が帯域保証型であるのに対して、後者は、ベストエフォート型である点です。(セキュリティレベルは、暗号化などの処理によりほぼ同等に保たれます。)前者はリアルタイム性を重視する大規模加盟店やクレジットカード会社などに有効であるのに対し、後者は比較的トラフィックが少ない小売業者などに適しています。なお、CAFIS IPスタンダードでのCAFIS接続は、平成16年2月2日より提供を開始します。
今回の接続料金とネットワーク利用料金双方の低価格プラン設定により、CAFISにTCP/IPで接続する場合の接続料金の最低価格は、約34%削減されます。
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【今後の展開について】
NTTデータのCAFISでは、今回の低価格プランの設定により、主に中小規模の小売業者でのCAFIS採用促進を図り、平成16年度で約60社の当プランでのCAFIS利用をめざします。
また、地域IP網の利用によるネットワーク利用料のさらなる低減や、CAFISとCDS※3回線の併存などを実現し、利用者に対してより利便性の高いサービスの提供を行い、CAFISの利用拡大・取引件数の増加を目指します。
※1 | CAFIS TCP/IP接続 … 平成14年10月1日より開始した、CAFISへの接続手段。従来の手順(CAFIS独自手順・X.25手順)に比べ汎用性が高く、接続を低コストで行うことが可能。また、一取引あたりの処理時間も短縮。 |
※2 | 経路数 … 同時に通信が可能な取引数。 |
※3 | CDS … Credit Data Transfer Systemの略。NTTデータが平成4年より提供している、売上データや無効通知データ、有効性チェックデータの伝送・通知など、加盟店・クレジットカード会社間の大量データのやり取りを迅速に行うオンライン・データ伝送サービス。クレジットカード会社や小売業者など、百数十社が利用している。 |
* | CAFIS®は株式会社NTTデータの登録商標です。 |
別図:CAFIS利用料金表