NTTデータが金融機関向け情報系システム構築ソリューションを機能拡充 〜富士通がミドルウェアをOEM提供することで合意し、帳票分野で協業〜
ニュースリリース/NTTデータ
2004年12月14日
株式会社NTTデータ
富士通株式会社
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ、本社：東京都江東区、代表取締役社長：浜口友一) と、富士通株式会社(以下、富士通、本社：東京都港区、代表取締役社長：黒川博昭)は、NTTデータの金融機関向け情報系システム構築ソリューション「FINALUNA®(フィナ・ルナ)」の機能拡充の一環として、NTTデータが富士通のインテグレーション・プラットフォーム「Interstage®(インターステージ)」の帳票ソリューション製品を採用し、富士通グループからOEM提供を受けることで、本日、合意しました。
現在、金融機関では紙での保管が義務付けられている情報や、ブラウザ画面による参照では効率が上がらない作業などがあり、紙の出力・管理・保管は大きな課題となっています。社会でも、環境保護、災害対策などによるペーパーレス化の推進や、電子帳簿保存法、電子文書法の成立による紙の電子化ニーズが高まっています。
一方、各情報システムについては、個人情報漏洩対策などのセキュリティ対策や、組織変更にともなう帳票の設定変更にかかる保守運用コストは増加する傾向にあります。
これらの帳票の電子化とコスト削減が、金融機関におけるシステム構築のニーズとなっています。
NTTデータの「FINALUNA」は、金融機関向け情報系システム構築の分野としては、業界初のソリューションです。金融機関の業務をコンポーネント化し、推奨製品群と組み合わせて提供することで、開発生産性を従来の20%向上できることを特長としています。
今回の富士通との合意により、NTTデータは「FINALUNA」と「Interstage」帳票ソリューション製品とを組み合わせることで、金融機関に対し、高信頼で使い勝手のよい帳票システムをワンストップで提供し、システム構築のニーズに対応することが可能となります。
また、富士通は日本市場における帳票システム構築の豊富なノウハウと技術に基づき、NTTデータが「FINALUNA」にてシステム構築する際は、NTTデータに対して強力なサポートを実施します。これにより、高信頼な帳票システムをお客様に短期間でご提供することができます。
NTTデータの「FINALUNA」は、平成16年6月より提供を開始し、東京証券取引所の採用など適用実績が好調なことから、平成19年の売上目標を従来の20%上方修正し、適用システム売上120億円を目指します。
富士通は、今回のOEM提供を第一弾とし、今後も富士通製品の「FINALUNA」への採用・提供を図ることで、金融機関向けビジネスにおけるシナジー効果を得られることを期待しています。
【FINALUNA】
NTTデータの「FINALUNA」は、金融機関向け情報系システム構築の分野としては、業界初のソリューションです。NTTデータのシステム・インテグレーションと推奨製品群により構成され、金融機関向け情報系システムの開発生産性を従来の20%向上できることを見込んでいます。
「FINALUNA」は、情報系システムにおける共通処理だけではなく、金融機関で共通的に必要な業務共通処理を72個のコンポーネント(部品)に細分化して提供しています。今年度、さらに5機能(帳票関連機能、メール送信機能、ユーザ管理機能、シングルサインオン機能、マスターメンテナンス機能)、30個のコンポーネント拡充を実施します。
【Interstage】
富士通の「Interstage」は、多様化するビジネスに即応した業務システムの構築を支援するインテグレーション・プラットフォームです。最新のテクノロジーと、数多くの基幹システム構築の実績から培われた高信頼で高性能な技術を融合し、中規模から大規模システムまで広範囲なシステム構築を支援するミドルウェアとして、累計16万サーバを出荷しています。
特に帳票ソリューション製品は、罫線や紙に対する日本市場独特のニーズに対応しながら、拡張性・生産性・信頼性・オープン性の高い製品群であるとともに、開発から運用、保守まで、帳票システムのライフサイクルのすべてに必要な機能を網羅している点を評価されて「FINALUNA」に採用されました。
【両社の今後の展開】
今後も、NTTデータでは、金融機関向け情報系システムにおいて、業界標準製品を持つ各種ベンダーとの提携を推進するなど、「FINALUNA」を積極的に提供していきます。
また、富士通は、これまでの営業支援体制に加え、製品開発部門による「FINALUNA」支援体制を設けることで、先進技術を提供し、帳票システム構築をスピーディーに支援してまいります。
* FINALUNA®は、株式会社NTTデータの登録商標です。
* Interstage®は、富士通株式会社の登録商標です。
* その他、文中に記載されている会社名、製品名およびサービス名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。
別紙：参考
現在、金融機関では紙での保管が義務付けられている情報や、ブラウザ画面による参照では効率が上がらない作業などがあり、紙の出力・管理・保管は大きな課題となっています。社会でも、環境保護、災害対策などによるペーパーレス化の推進や、電子帳簿保存法、電子文書法の成立による紙の電子化ニーズが高まっています。
一方、各情報システムについては、個人情報漏洩対策などのセキュリティ対策や、組織変更にともなう帳票の設定変更にかかる保守運用コストは増加する傾向にあります。
これらの帳票の電子化とコスト削減が、金融機関におけるシステム構築のニーズとなっています。
NTTデータの「FINALUNA」は、金融機関向け情報系システム構築の分野としては、業界初のソリューションです。金融機関の業務をコンポーネント化し、推奨製品群と組み合わせて提供することで、開発生産性を従来の20%向上できることを特長としています。
今回の富士通との合意により、NTTデータは「FINALUNA」と「Interstage」帳票ソリューション製品とを組み合わせることで、金融機関に対し、高信頼で使い勝手のよい帳票システムをワンストップで提供し、システム構築のニーズに対応することが可能となります。
また、富士通は日本市場における帳票システム構築の豊富なノウハウと技術に基づき、NTTデータが「FINALUNA」にてシステム構築する際は、NTTデータに対して強力なサポートを実施します。これにより、高信頼な帳票システムをお客様に短期間でご提供することができます。
NTTデータの「FINALUNA」は、平成16年6月より提供を開始し、東京証券取引所の採用など適用実績が好調なことから、平成19年の売上目標を従来の20%上方修正し、適用システム売上120億円を目指します。
富士通は、今回のOEM提供を第一弾とし、今後も富士通製品の「FINALUNA」への採用・提供を図ることで、金融機関向けビジネスにおけるシナジー効果を得られることを期待しています。
【FINALUNA】
NTTデータの「FINALUNA」は、金融機関向け情報系システム構築の分野としては、業界初のソリューションです。NTTデータのシステム・インテグレーションと推奨製品群により構成され、金融機関向け情報系システムの開発生産性を従来の20%向上できることを見込んでいます。
「FINALUNA」は、情報系システムにおける共通処理だけではなく、金融機関で共通的に必要な業務共通処理を72個のコンポーネント(部品)に細分化して提供しています。今年度、さらに5機能(帳票関連機能、メール送信機能、ユーザ管理機能、シングルサインオン機能、マスターメンテナンス機能)、30個のコンポーネント拡充を実施します。
【Interstage】
富士通の「Interstage」は、多様化するビジネスに即応した業務システムの構築を支援するインテグレーション・プラットフォームです。最新のテクノロジーと、数多くの基幹システム構築の実績から培われた高信頼で高性能な技術を融合し、中規模から大規模システムまで広範囲なシステム構築を支援するミドルウェアとして、累計16万サーバを出荷しています。
特に帳票ソリューション製品は、罫線や紙に対する日本市場独特のニーズに対応しながら、拡張性・生産性・信頼性・オープン性の高い製品群であるとともに、開発から運用、保守まで、帳票システムのライフサイクルのすべてに必要な機能を網羅している点を評価されて「FINALUNA」に採用されました。
【両社の今後の展開】
今後も、NTTデータでは、金融機関向け情報系システムにおいて、業界標準製品を持つ各種ベンダーとの提携を推進するなど、「FINALUNA」を積極的に提供していきます。
また、富士通は、これまでの営業支援体制に加え、製品開発部門による「FINALUNA」支援体制を設けることで、先進技術を提供し、帳票システム構築をスピーディーに支援してまいります。
* FINALUNA®は、株式会社NTTデータの登録商標です。
* Interstage®は、富士通株式会社の登録商標です。
* その他、文中に記載されている会社名、製品名およびサービス名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。
別紙：参考