建設業向け会計ソフト「建設大臣2005」シリーズと税務申告ソフト「達人®シリーズ」の財務会計データ連動について

ニュースリリース/NTTデータ

2005年8月11日

応研株式会社
株式会社NTTデータ

応研株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長 原田明治 以下応研)の建設業界向け会計ソフト「建設大臣2005」シリーズと、株式会社NTTデータ(本社:東京都中央区、代表取締役社長 浜口友一 以下NTTデータ)の税務申告ソフト「達人®シリーズ」は財務会計データの連動を行うことで合意しました。これにより、建設業界で利用されている「建設大臣2005」シリーズの財務会計データを利用し、税務申告に必要な様式を「達人シリーズ」にて作成することでスムーズな税務申告を実現します。

【背景/データ連動について】
通常、税務申告書を作成する際には、税務申告の基礎となる財務会計データが必要となります。現在、様々な財務会計ソフト、税務申告ソフトが発売されていますが、特に建設業界では、出面管理機能や共通費の自動配賦機能など会計ソフトに業界特有の機能が必要となり、専用の会計ソフトが発売されています。従来、税務申告用ソフトは財務会計ソフトと一体化した開発・販売が行われ、連動も各社が独自フォーマットを使用しているため、同一メーカーのソフト間でのみの連動に限られてきました。このため、連動機能を利用しようとする場合には、財務会計と税務申告のパッケージが含まれるシリーズ製品を、まとめて導入する必要がありました。
建設業では企業側が作成した財務会計データを会計事務所で税務申告に活用しようとしても、これまでの税務申告ソフトではデータの連動が難しく、データの有効活用は出来ないため、作業が分断され税務申告ソフト上でデータの再入力の必要がありました。

【連動方法について】
今回の連携により、連動コンポーネントを利用する事で「建設大臣2005」シリーズの財務データを、「達人シリーズ」へダイレクトに取り込み、申告処理が行えます。また、申告データは「達人Plus®」を活用することで、電子申告も行うことが可能になります。これで、建設業はもとより、建設業界を主要な顧客としている税理士・会計事務所にとっても申告関連作業の大幅な効率化を図ることが可能になります。
連動コンポーネントは、9月初旬よりNTTデータの「達人シリーズ」WEBサイト(http://www.tatsuzin.com/component/rendou.html)上にて無償でダウンロードできます。

【今後について】
応研とNTTデータでは、今回の連動によって、建設業界においても日常の財務処理から税務申告まで含めた、統合的な財務処理フローが可能になることで、両者のユーザーの大幅なコスト削減につながると考えており、今後も本連動を切り口に積極的な拡販を展開していきます。
また、建設業界のみならず、応研の持つ特殊な会計処理を必要とする医療法人・社会福祉法人向けの会計ソフトと「達人シリーズ」との積極的な連動を目指していきます。
(連動する各製品の概要については、別紙をご参照ください)

*『建設大臣』は応研株式会社の商標です。
*『達人』は株式会社NTTデータの登録商標です。



別紙:連動する各製品のご紹介

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