モンテローザ、卓上端末システムの本格導入を開始 〜NTTデータの卓上端末システム「sMenu®」を首都圏11店舗に先行導入〜
ニュースリリース/NTTデータ
2005年8月15日
株式会社モンテローザ
株式会社NTTデータ
(株)モンテローザ(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:大神 輝博 以下、モンテローザ)は、(株)NTTデータ(本社:江東区、代表取締役社長:浜口
友一 以下、NTTデータ)の卓上端末システムである「sMenu®(エスメニュー)」を、平成17年8月より「笑笑」八重洲中央口駅前店など首都圏11店舗に順次導入を開始しました。外食チェーン各社は、これまで同様のシステムを試験的に導入してきましたが、定期的に行われるグランド・メニューの一斉更新などへの対応が課題となっていました。「sMenu」は、外食チェーン本部によるメニュー編集及び配信機能を持つ卓上端末システムであり、大手外食チェーンによる導入はこれが初めてとなります。また、「sMenu」は、食材トレーサビリティや原産地表示、サッカー試合などの放映を含めたコンテンツ表示など、外食チェーンをとりまく経営環境の変化に対応する仕組みとして、機能拡張が可能です。
【卓上端末システムについて】
昨今の外食産業は熾烈な競争環境にさらされており、外食チェーンにとっては、事業規模の拡大、魅力的な食空間の創造、顧客単価の向上などが喫緊の経営課題と言えます。これに対し外食チェーン各社は、客席の個室化、ドミナント出店、店舗の大規模化、個店メニューの導入、より頻繁なメニュー改変など、様々な施策を打ってきました。ところが、外食店舗の主要な働き手であるアルバイト要員の確保は年々難しくなる傾向にあり、混雑時にはお客様の注文をお待たせしてしまうなど、外食店舗運営の基本であるQSC※1にひずみをもたらしかねない状況を招いています。
モンテローザでは、お客様をお待たせしない魅力的な店舗づくりを目指し、卓上端末システムの導入を検討してまいりましたが、電子メニューとしての機能性、全都道府県に広がる直営店舗への導入を念頭に置いた適合性や保守性といった観点で、さまざまな問題点を解決する必要がありました。これに対し、NTTデータは、外食産業のお客様をサポートするワンストップITサービスの一環として、卓上端末システムのあるべき姿を追求した「sMenu」を開発し、モンテローザ1店舗における試験導入を経て、このたびの本格提供に至りました。
【sMenuの機能・特徴】
sMenuは、飲食店舗の客席に設置した専用のタッチパネル端末にメニューを表示し、タッチするだけで注文することができるテーブルトップ・オーダリング・システムであり、これまでのハンディー・ターミナルを中心としたOES※2に代わる画期的なシステムとして注目を集めています。sMenuの導入は、外食チェーンなどの事業者に、お客様をお待たせしないサービスの提供と、ホール従業員の削減効果をもたらすだけでなく、売上の促進と集客に効果を発揮します。sMenuの主な特長・導入メリットは以下のとおりです。
【今後の展開】
モンテローザは、首都圏11店舗への先行導入を通じ、卓上端末システムの店舗運営における定着度合いや効果的な活用方法などを検討し、お客様にとって魅力的な食空間の創造とサービスの向上に活かしてまいります。
NTTデータは、今後テーブル・オーダリングの機能を一歩進め、食の安全・安心の提供をサポートする食材トレーサビリティや原産地表示、時間の経過とともにダイナミックにメニューを表示させるプロンプト・メニュー、サッカー試合など魅力的で集客率の高い番組の放映を含めたコンテンツ表示などに取り組むことにより、更なる導入を目指してまいります。
※1 QSC:Q=クオリティ、S=サービス、C=クレンリネス
※2 OES:オーダー・エントリー・システム
* 「sMenu®」は、株式会社NTTデータの登録商標です。
(別紙:モンテローザ「sMenu」画面イメージ、「sMenu」システム概要)
【卓上端末システムについて】
昨今の外食産業は熾烈な競争環境にさらされており、外食チェーンにとっては、事業規模の拡大、魅力的な食空間の創造、顧客単価の向上などが喫緊の経営課題と言えます。これに対し外食チェーン各社は、客席の個室化、ドミナント出店、店舗の大規模化、個店メニューの導入、より頻繁なメニュー改変など、様々な施策を打ってきました。ところが、外食店舗の主要な働き手であるアルバイト要員の確保は年々難しくなる傾向にあり、混雑時にはお客様の注文をお待たせしてしまうなど、外食店舗運営の基本であるQSC※1にひずみをもたらしかねない状況を招いています。
モンテローザでは、お客様をお待たせしない魅力的な店舗づくりを目指し、卓上端末システムの導入を検討してまいりましたが、電子メニューとしての機能性、全都道府県に広がる直営店舗への導入を念頭に置いた適合性や保守性といった観点で、さまざまな問題点を解決する必要がありました。これに対し、NTTデータは、外食産業のお客様をサポートするワンストップITサービスの一環として、卓上端末システムのあるべき姿を追求した「sMenu」を開発し、モンテローザ1店舗における試験導入を経て、このたびの本格提供に至りました。
【sMenuの機能・特徴】
sMenuは、飲食店舗の客席に設置した専用のタッチパネル端末にメニューを表示し、タッチするだけで注文することができるテーブルトップ・オーダリング・システムであり、これまでのハンディー・ターミナルを中心としたOES※2に代わる画期的なシステムとして注目を集めています。sMenuの導入は、外食チェーンなどの事業者に、お客様をお待たせしないサービスの提供と、ホール従業員の削減効果をもたらすだけでなく、売上の促進と集客に効果を発揮します。sMenuの主な特長・導入メリットは以下のとおりです。
- 単なる人件費の削減に留まらず、接客生産性を高めます
平成16年11月〜平成17年3月まで、モンテローザの店舗で行われた試験導入では、sMenuによるオーダーテイクの割合を2とした場合、ハンディー・ターミナルによるオーダーテイクの割合が1にまで低減されるという結果を得ました。人件費の削減に貢献することはもとより、サービスの充実、追加オーダーの促進により、接客生産性が向上します。 - 売り逃しを低減します
お客様が自ら注文できるので、売り逃しなどの機会損失を低減します。あわせて、メニュー表示の工夫により、重点商品の計画販売を可能とします。 - 既存のPOS/OES※2をそのままに導入することが可能です
sMenuは、現在ご使用のPOS/OES※2と接続するだけで、基幹システムなどに手を加えることなく、スムーズに導入することが出来ます。 - 簡単、強力なメニュー編集・配信システムが本部からのメニュー配信を可能とします
グランド・メニューの編集はもちろん、キャンペーンやイベントなどに対応した様々なメニュー表示を簡単に編集し、本部などから店舗に配信します。 - ポータブル無線端末を利用したローコスト・システムです
sMenuは、10.4インチ液晶のコンパクトなテーブル端末を採用しています。無線LAN接続ですので、設置費用を安く抑えることができるだけでなく、お客様が手に取ってオーダーできるので、従来のケーブルが接続された据え置き型の端末に比べ使い勝手は抜群です。
【今後の展開】
モンテローザは、首都圏11店舗への先行導入を通じ、卓上端末システムの店舗運営における定着度合いや効果的な活用方法などを検討し、お客様にとって魅力的な食空間の創造とサービスの向上に活かしてまいります。
NTTデータは、今後テーブル・オーダリングの機能を一歩進め、食の安全・安心の提供をサポートする食材トレーサビリティや原産地表示、時間の経過とともにダイナミックにメニューを表示させるプロンプト・メニュー、サッカー試合など魅力的で集客率の高い番組の放映を含めたコンテンツ表示などに取り組むことにより、更なる導入を目指してまいります。
※1 QSC:Q=クオリティ、S=サービス、C=クレンリネス
※2 OES:オーダー・エントリー・システム
* 「sMenu®」は、株式会社NTTデータの登録商標です。
(別紙:モンテローザ「sMenu」画面イメージ、「sMenu」システム概要)