管理者の社員マネジメント力の向上を目指した「管理者コミット制」および「管理者360度観察」の導入 〜NTTデータグループ人事・人財マネジメントを推進〜
ニュースリリース/NTTデータ
2005年8月25日
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータは、中期経営計画の重点経営方針の1つである「人財が育つ環境づくり」を実現するため、「NTTデータグループ人事・人財マネジメント」を全社・全グループを挙げて推進しています。
その一環として、「管理者コミット制」および「管理者360度観察」の2つの施策を導入します。「管理者コミット制」については、平成17年4月1日より新規任用者を対象として導入しておりますが、8月以降、順次既存の管理者に対象を広げていきます。また「管理者360度観察」については、8月29日より実施します。
【導入の背景】
現在、NTTデータでは、中期経営計画を達成するための重点経営方針の1つとして「人財が育つ環境づくり」を掲げています。「人財が育つ環境づくり」は、中期経営計画達成を支える基礎体力を向上させるために、最大の経営資産である社員が持てる能力を最大限に発揮するとともに、仕事の達成感を通じた自己成長や自己実現を得られる環境づくりを行うことが目的です。
この環境づくりとして、社員一人ひとりのモチベーションとチャレンジ意欲を一層高めるために、人事のトータルシステム(配置・能力開発・評価・処遇)を再構築するのが「NTTデータグループ人事・人財マネジメント」※1です。
環境変化の激しいIT業界で高い付加価値を提供しお客様満足度を向上するには、社員満足度向上が不可欠であることから、「NTTデータグループ人事・人財マネジメント」の推進にあたっては、「IT業界における社員満足度No.1企業」を目標に掲げています。
「NTTデータグループ人事・人財マネジメント」の柱の1つである「成果・業績重視のさらなる推進」のためには、社員評価の納得性を向上させることが極めて重要であり、管理者と社員との日常における一層のコミュニケーションの充実が必要です。
そのためには、今後、管理者の役割が非常に重要となってきます。管理者に対して、社員マネジメントの重要性に関する気付きを与えるとともに、意識・行動の改善を促しマネジメント力・コミュニケーション能力の向上を図るため、今回の2つの施策を導入します。
【施策の概要】
1.管理者コミット制
全ての管理者を対象に、管理者に求められる社員マネジメントに関わる役割の重要性について十分に認識させ、自らその役割を果たすことをコミットする目的で、誓約書の提出を義務付けることにより管理者としての動機付けを行うとともに、その役割遂行の徹底を図ります。
2.管理者360度観察
管理者に対して、上司、同僚および部下の多面的視点から、管理者に求められる行動の実践度について観察を行い、その結果を管理者本人の自己認識と突き合わせることにより、「自分では気付いていないが他人が気付いている自分」について本人に気付きを与え、今後のより適正なマネジメントの遂行やマネジメント力等の能力開発に役立てます。
【導入効果と今後】
今回の2つの施策実施により、管理者のマネジメント力・コミュニケーション能力の向上が図られことを期待しています。「人財が育つ環境づくり」の実現による基礎体力向上によって、NTTデータの中期経営目標達成に資するものと考えています。
なお、「NTTデータグループ人事・人財マネジメント」としては、中期経営計画の最終年度である平成18年度を「人財が育つ環境づくり」の総仕上げとし成果を確認する年とするために、平成18年度までに現在検討中の各種施策を実施していきます。
※1：「NTTデータグループ人事・人財マネジメント」について
中期経営の重点経営方針の「人財が育つ環境づくり」を実現に向け、以下の4つを柱として施策を検討し順次実施しています。
その一環として、「管理者コミット制」および「管理者360度観察」の2つの施策を導入します。「管理者コミット制」については、平成17年4月1日より新規任用者を対象として導入しておりますが、8月以降、順次既存の管理者に対象を広げていきます。また「管理者360度観察」については、8月29日より実施します。
【導入の背景】
現在、NTTデータでは、中期経営計画を達成するための重点経営方針の1つとして「人財が育つ環境づくり」を掲げています。「人財が育つ環境づくり」は、中期経営計画達成を支える基礎体力を向上させるために、最大の経営資産である社員が持てる能力を最大限に発揮するとともに、仕事の達成感を通じた自己成長や自己実現を得られる環境づくりを行うことが目的です。
この環境づくりとして、社員一人ひとりのモチベーションとチャレンジ意欲を一層高めるために、人事のトータルシステム(配置・能力開発・評価・処遇)を再構築するのが「NTTデータグループ人事・人財マネジメント」※1です。
環境変化の激しいIT業界で高い付加価値を提供しお客様満足度を向上するには、社員満足度向上が不可欠であることから、「NTTデータグループ人事・人財マネジメント」の推進にあたっては、「IT業界における社員満足度No.1企業」を目標に掲げています。
「NTTデータグループ人事・人財マネジメント」の柱の1つである「成果・業績重視のさらなる推進」のためには、社員評価の納得性を向上させることが極めて重要であり、管理者と社員との日常における一層のコミュニケーションの充実が必要です。
そのためには、今後、管理者の役割が非常に重要となってきます。管理者に対して、社員マネジメントの重要性に関する気付きを与えるとともに、意識・行動の改善を促しマネジメント力・コミュニケーション能力の向上を図るため、今回の2つの施策を導入します。
【施策の概要】
1.管理者コミット制
全ての管理者を対象に、管理者に求められる社員マネジメントに関わる役割の重要性について十分に認識させ、自らその役割を果たすことをコミットする目的で、誓約書の提出を義務付けることにより管理者としての動機付けを行うとともに、その役割遂行の徹底を図ります。
- 対象者 … 全ての管理者(誓約書の提出を任用にあたっての条件とする)
- 誓約内容 … 管理者に求められる役割のうち、特に社員マネジメントに関わる「人材育成」、「コミュニケーション」、「リーダーシップ」の3つの役割の実施について誓約する。
2.管理者360度観察
管理者に対して、上司、同僚および部下の多面的視点から、管理者に求められる行動の実践度について観察を行い、その結果を管理者本人の自己認識と突き合わせることにより、「自分では気付いていないが他人が気付いている自分」について本人に気付きを与え、今後のより適正なマネジメントの遂行やマネジメント力等の能力開発に役立てます。
- 観察対象者 … 社員マネジメントに携わる全ての管理者
- 観察者 … 直属の上司、部門を問わず業務上関わりのある同僚、および直属の部下全員
- 観察内容および観察方法 … 観察者は、観察対象者に対する管理者に求められる行動の実践度について、Webシステム上の設問に回答するとともに、当該対象者の強みや今後伸ばして欲しい点について自由にコメントする
- フィードバック … 観察結果を集計・分析した後、観察対象者本人とその上司に対してフィードバックレポートを送付し、今後の行動改善等に向けて活用する
【導入効果と今後】
今回の2つの施策実施により、管理者のマネジメント力・コミュニケーション能力の向上が図られことを期待しています。「人財が育つ環境づくり」の実現による基礎体力向上によって、NTTデータの中期経営目標達成に資するものと考えています。
なお、「NTTデータグループ人事・人財マネジメント」としては、中期経営計画の最終年度である平成18年度を「人財が育つ環境づくり」の総仕上げとし成果を確認する年とするために、平成18年度までに現在検討中の各種施策を実施していきます。
※1：「NTTデータグループ人事・人財マネジメント」について
中期経営の重点経営方針の「人財が育つ環境づくり」を実現に向け、以下の4つを柱として施策を検討し順次実施しています。
- 事業戦略に沿った人材リソースマネジメントの強化
- 社員一人ひとりを"見て"、"活かす"経営
- 個人とチームワークとのバランスあるマネジメントの実施
- 成果・業績重視のさらなる推進