資生堂の緊急災害対策時対応システムを構築
ニュースリリース/グループ会社
株式会社NTTデータシステムズ
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータシステムズ(本社:東京都品川区 代表取締役社長:小島 武雄 以下、NTTデータシステムズ)と(株)NTTデータ(本社:東京都江東区 代表取締役社長:浜口 友一 以下、NTTデータ)は、(株)資生堂(本社:東京都中央区 代表取締役社長:前田 新造 以下、資生堂)の災害対策本部に対し、大規模災害などの緊急事態発生時に企業の迅速な意思決定を支援する「意思決定支援システム」を新たに構築しました。本システムは、資生堂の災害対策本部にて、平成17年7月より実証実験を行っており、この10月1日に正式に稼動開始しました。
【背景】
地震などの大規模災害や、日常の業務の中で発生する個人情報漏洩などの緊急事態に対応するためのリスクマネジメントは、企業や行政などにとって重要性・必要性が高く認識されつつあります。これらの危機管理対応に迅速に対応するためには、過去の経験・ノウハウを最大限に活かした適切かつ迅速な意思決定を行うことが重要であり、合わせてリスクマネジメントの実行を支援するシステムのニーズが広がってきています。
資生堂では、緊急時における経営者・社員等の連絡ツールである「緊急連絡・安否情報システム」を平成15年3月に導入するなど、事業継続計画(BCP)の一環としてリスクマネジメントに先進的に取り組んでいますが、特に緊急事態発生時における意思決定の迅速化を図るため、本社の災害対策本部にて「意思決定支援システム」の導入を決定しました。
【資生堂の緊急災害対策時対応システムについて】
NTTデータでは、ベルギーのFPC Iv社※が開発し、ヨーロッパの企業や行政に導入実績のある緊急時指揮支援システム「NoKeos®(ノケオス)」の開発を平成14年より手がけており、平成16年より日本におけるNoKeosの総代理店として開発・販売を行っています。
一方、NTTデータシステムズでは、資生堂の「緊急連絡・安否情報システム」を平成15年3月に構築して以来、「緊急連絡・安否情報システム」を利用した緊急災害発生時のリハーサルなどの支援を行ってきました。資生堂とNTTデータシステムズでは、より確実な緊急災害対策ソリューションの導入を模索してきましたが、今回、NoKeosを使用した「意思決定支援システム」の導入により、社員個人の状況把握(緊急連絡・安否情報システム)から組織全体の意思決定支援(意思決定支援システム)まで、システムによる一貫した緊急災害対策時対応が実現しました。
【緊急時指揮支援システム「NoKeos(ノケオス)」について】
NoKeosは、地震などの大規模災害や日常の業務の中で発生する個人情報漏洩などの想定される緊急事態(インシデント)に則した判断基準や対応などをシナリオ化し、効率的にデータベースに蓄積する機能、状況の変化に応じて対話型の入力方式により最適なシナリオを選択する機能、迅速な意思決定を行うためにシナリオに基づいた指示内容をわかりやすく表示する機能のほか、意思決定の結果を適切なタイミングで適切な人に情報を伝達できる機能など、実際の緊急時や訓練時に必要な仕組みを一括して提供するシステムです。
今回の資生堂・本社災害対策本部への導入にあたっては、NTTデータシステムズの「緊急連絡・安否情報システム」導入実績やその後の支援で培ったノウハウをもとに、NTTデータがシステムを構築しました。またNoKeosのインシデント対応シナリオについては、NTTデータグループである日本リスクマネジメント(株)と協力して作成しました。
【今後の展開】
NTTデータおよびNTTデータシステムズは、日本リスクマネジメントと連携するなどNTTデータグループとして、緊急連絡・安否情報システムや緊急時指揮支援システムNoKeosを柱としたリスクマネジメントのITによるサポートを引き続き行っていきます。
また、NTTデータは、NoKeosの日本における総代理店として、今後3年で50システムの開発・販売を目指します。
※ FPC Iv(Fire Protection Consultants Interactive N.V.)
本社はベルギー。2002年に緊急時指揮支援システムNoKeosを開発。NoKeosはヨーロッパを中心に、これまでオランダ・スキポール国際空港(ターミナルサービスマネジメント)やベルギー国内地方政府(連邦危機管理室・連邦警察・市警察・警防団・地方消防署・救急医療) ・Proviron(安全環境部)などの受注実績がある。
※ NoKeos®は、Fire Protection Consultants Interactive N.V.の登録商標です。
【背景】
地震などの大規模災害や、日常の業務の中で発生する個人情報漏洩などの緊急事態に対応するためのリスクマネジメントは、企業や行政などにとって重要性・必要性が高く認識されつつあります。これらの危機管理対応に迅速に対応するためには、過去の経験・ノウハウを最大限に活かした適切かつ迅速な意思決定を行うことが重要であり、合わせてリスクマネジメントの実行を支援するシステムのニーズが広がってきています。
資生堂では、緊急時における経営者・社員等の連絡ツールである「緊急連絡・安否情報システム」を平成15年3月に導入するなど、事業継続計画(BCP)の一環としてリスクマネジメントに先進的に取り組んでいますが、特に緊急事態発生時における意思決定の迅速化を図るため、本社の災害対策本部にて「意思決定支援システム」の導入を決定しました。
【資生堂の緊急災害対策時対応システムについて】
NTTデータでは、ベルギーのFPC Iv社※が開発し、ヨーロッパの企業や行政に導入実績のある緊急時指揮支援システム「NoKeos®(ノケオス)」の開発を平成14年より手がけており、平成16年より日本におけるNoKeosの総代理店として開発・販売を行っています。
一方、NTTデータシステムズでは、資生堂の「緊急連絡・安否情報システム」を平成15年3月に構築して以来、「緊急連絡・安否情報システム」を利用した緊急災害発生時のリハーサルなどの支援を行ってきました。資生堂とNTTデータシステムズでは、より確実な緊急災害対策ソリューションの導入を模索してきましたが、今回、NoKeosを使用した「意思決定支援システム」の導入により、社員個人の状況把握(緊急連絡・安否情報システム)から組織全体の意思決定支援(意思決定支援システム)まで、システムによる一貫した緊急災害対策時対応が実現しました。
【緊急時指揮支援システム「NoKeos(ノケオス)」について】
NoKeosは、地震などの大規模災害や日常の業務の中で発生する個人情報漏洩などの想定される緊急事態(インシデント)に則した判断基準や対応などをシナリオ化し、効率的にデータベースに蓄積する機能、状況の変化に応じて対話型の入力方式により最適なシナリオを選択する機能、迅速な意思決定を行うためにシナリオに基づいた指示内容をわかりやすく表示する機能のほか、意思決定の結果を適切なタイミングで適切な人に情報を伝達できる機能など、実際の緊急時や訓練時に必要な仕組みを一括して提供するシステムです。
今回の資生堂・本社災害対策本部への導入にあたっては、NTTデータシステムズの「緊急連絡・安否情報システム」導入実績やその後の支援で培ったノウハウをもとに、NTTデータがシステムを構築しました。またNoKeosのインシデント対応シナリオについては、NTTデータグループである日本リスクマネジメント(株)と協力して作成しました。
【今後の展開】
NTTデータおよびNTTデータシステムズは、日本リスクマネジメントと連携するなどNTTデータグループとして、緊急連絡・安否情報システムや緊急時指揮支援システムNoKeosを柱としたリスクマネジメントのITによるサポートを引き続き行っていきます。
また、NTTデータは、NoKeosの日本における総代理店として、今後3年で50システムの開発・販売を目指します。
※ FPC Iv(Fire Protection Consultants Interactive N.V.)
本社はベルギー。2002年に緊急時指揮支援システムNoKeosを開発。NoKeosはヨーロッパを中心に、これまでオランダ・スキポール国際空港(ターミナルサービスマネジメント)やベルギー国内地方政府(連邦危機管理室・連邦警察・市警察・警防団・地方消防署・救急医療) ・Proviron(安全環境部)などの受注実績がある。
※ NoKeos®は、Fire Protection Consultants Interactive N.V.の登録商標です。