「みやけエコネット」3ヵ月の経過報告 〜書き手が増え、10万アクセスを突破、衛星写真で“三宅島の自然の移り変わりを知る”コンテンツが登場〜 http://www.miyake-eco.net
ニュースリリース/NTTデータ
2005年11月 4日
みやけエコネット・プロジェクト
株式会社NTTデータ
三宅島の自然を全国に発信し、インターネット上のコミュニティサイトを通して島の復興を後押しする「みやけエコネット」が、7月22日のオープンから3ヵ月が経ちました。ブログの書き手は三宅島の住民を中心に当初の23名から61名に倍増し、投稿された記事は、約622件、アクセス数は累計で10万件を突破(2005.11.2時点)しています。
また、11月4日からは、(株)NTTデータが提供する地理情報コンテンツサービス「Geoコンテンツサービス」から三宅島の衛星写真の提供をうけ、“衛星写真で三宅島をもっと知ろう”というコンテンツが新たに加わりました。
■新コンテンツ「衛星写真で三宅島をもっと知ろう」を追加 !
衛星画像を使い、三宅島までの海路を体感できるメニュー「東京から三宅島へ行ってみよう !」、三宅島を3D化し様々な角度から見ることができるメニュー「三宅島を色んな角度で見てみよう !」、樹木や草で被われている割合(=緑被率)の変化を紹介するメニュー「緑のうつりかわりを見てみよう !」を追加しました。
(参考)新メニュー:「緑のうつりかわりを見てみよう !」
3枚の衛星写真とその緑被率(■80%以上、■60%以上、■40%以上)からは、噴火により変化した緑の様子がわかります。
三宅島の衛星写真や解析画像は、(株)NTTデータが提供する「Geoコンテンツサービス」から提供を受けました。「Geoコンテンツサービス」では、今回衛星画像による緑被分析、3D化、ムービーの制作などを無償で提供しています。
(株)NTTデータからは、「エリアログシステム」の提供に続く技術提供になります。
■ブログの書き手も広がり三宅島の最新自然情報を更新中
ブログを書いている61名はほとんどが三宅島の住民(2005.11.2時点)。アカコッコ館のレンジャー、ダイビングショップの方、三宅高校の生徒さん、三宅村役場の方、三宅中学校の先生など。また、投稿された記事は、約622件。書き込み場所は、島のほぼ全域(立ち入り禁止区域を除く)にわたっています。エリアログに対するアクセス数は約7万件になりました。アカコッコ館にあるゲストパソコンからも、さまざまな来島者がブログを書いています。
島でダイビングショップを再開した34NORTH 山本 英生さんは、「世界に例のない噴火後の三宅島」、「島民が感じている“今”」を書き込める意味のあるサイト。内容を充実させ、より工夫して、三宅島に来たくなるような意義のあるものにしていきたい」と語っています。
【最新の書き込みより】
■みやけエコネットのこれから
また、11月4日からは、(株)NTTデータが提供する地理情報コンテンツサービス「Geoコンテンツサービス」から三宅島の衛星写真の提供をうけ、“衛星写真で三宅島をもっと知ろう”というコンテンツが新たに加わりました。
■新コンテンツ「衛星写真で三宅島をもっと知ろう」を追加 !
衛星画像を使い、三宅島までの海路を体感できるメニュー「東京から三宅島へ行ってみよう !」、三宅島を3D化し様々な角度から見ることができるメニュー「三宅島を色んな角度で見てみよう !」、樹木や草で被われている割合(=緑被率)の変化を紹介するメニュー「緑のうつりかわりを見てみよう !」を追加しました。
(参考)新メニュー:「緑のうつりかわりを見てみよう !」
©NTT DATA Corporation/CNES/Spot Image Distribution | (1)2000年7月10日の衛星写真 6月26日から火山活動が始まり、7月8日には山頂で最初の噴火が起きます。山頂の「八丁平」と呼ばれる草地がなくなっていることが分かります。この時点では、まだ三宅島には緑がたくさんあります。規模の大きな山頂噴火は8月10日から断続的に起こります。緑被率が80%以上のところがほとんどです。 (2)2001年5月13日の衛星写真 山頂火口からの火山灰の噴出はおさまっていますが、火山ガス(二酸化硫黄)が大量に出ています。このころの放出量はおおむね2万トン/日前後と報告されています。火山灰、泥流や火山ガスの影響で緑が急激に減ったことがわかります。緑被率80%以上の部分はぐっと下がり、標高400m.付近より低いところに残っているのみとなります。 (3)2004年2月18日の衛星写真 最近になって、ガスの量が目に見えて減っています。また、緑被率はかなり回復しています。
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3枚の衛星写真とその緑被率(■80%以上、■60%以上、■40%以上)からは、噴火により変化した緑の様子がわかります。
三宅島の衛星写真や解析画像は、(株)NTTデータが提供する「Geoコンテンツサービス」から提供を受けました。「Geoコンテンツサービス」では、今回衛星画像による緑被分析、3D化、ムービーの制作などを無償で提供しています。
(株)NTTデータからは、「エリアログシステム」の提供に続く技術提供になります。
■ブログの書き手も広がり三宅島の最新自然情報を更新中
ブログを書いている61名はほとんどが三宅島の住民(2005.11.2時点)。アカコッコ館のレンジャー、ダイビングショップの方、三宅高校の生徒さん、三宅村役場の方、三宅中学校の先生など。また、投稿された記事は、約622件。書き込み場所は、島のほぼ全域(立ち入り禁止区域を除く)にわたっています。エリアログに対するアクセス数は約7万件になりました。アカコッコ館にあるゲストパソコンからも、さまざまな来島者がブログを書いています。
島でダイビングショップを再開した34NORTH 山本 英生さんは、「世界に例のない噴火後の三宅島」、「島民が感じている“今”」を書き込める意味のあるサイト。内容を充実させ、より工夫して、三宅島に来たくなるような意義のあるものにしていきたい」と語っています。
【最新の書き込みより】
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■みやけエコネットのこれから
- 2005年11/5〜6 「ジャパン バード フェスティバル2005」参加(千葉県我孫子)
- 2006年1月下旬 みやけエコネット半年経過報告発表会(予定)
今後も、三宅島の方々をはじめ、多くの方にブログの書き手として参加していただくことでコミュニティのさらなる活性化を行うとともに、発信される情報を幅広い方々にご覧いただき三宅島に関心を持っていただくことで、三宅島の復興の一助となるコミュニティサイトとしての充実に取り組みます。