横浜銀行、北陸銀行、北海道銀行との次期システム共同利用検討の基本合意について

ニュースリリース/NTTデータ

2005年11月24日

株式会社NTTデータ

 (株)NTTデータ(代表取締役社長:浜口 友一、本社:東京都江東区、以下NTTデータ) は、(株)横浜銀行、および(株)ほくほくフィナンシャルグループの(株)北陸銀行、(株)北海道銀行との間で、次期システムの共同利用に関する検討を行うことについて基本合意することを、平成17年11月24日に決定しました。

 金融機関を取り巻く環境が大きく変化するなか、ITの戦略的・効率的な活用により、優れたサービスを迅速に提供すること、それを実現できるシステムが金融機関にとって重要な課題となっており、今回、横浜銀行、北陸銀行、北海道銀行の3行が、銀行毎に単独で整備・構築する場合に比べ、より効率的かつ迅速に、顧客のニーズにあった商品・サービスを将来的にも提供できる次期システムの共同利用の検討について基本合意しました。

 NTTデータでは、横浜銀行・北海道銀行から個別アウトソーシングを受託しており、地銀共同センターといった共同利用型システムの稼動実績や、りそな銀行アウトソーシング実績など、様々な金融機関システムにおいて積極的にビジネス展開を図っています。また、次世代の金融機関向け基幹系システムの開発に着手するなど、将来を見据えた技術開発にも取り組んでいます。

 今回の検討参加にあたってNTTデータは、従来からのベンダーフリーである中立性に加えて、このような実績、技術開発力を踏まえ、3行と共にパートナーとして基幹系システムの共同利用の実現に貢献してまいります。

【概要】
  1. 共同利用するシステムの範囲
     預金・為替・融資・外為等の業務処理機能、お客さまのシステムや外部センターとの接続機能などを担う基幹系システム群を基本に、データの加工・分析等を行うシステムなどへの範囲拡大を検討します。

  2. スケジュール
     現時点では、平成21年度以降、準備の整った銀行から、順次新システムに移行する予定ですが、具体的なスケジュールについては今後検討します。
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