GPSを搭載し、位置や道路状況に合わせ観光スポットを案内する「ツアートレーサー®」バーチャルバスガイドシステム4月にサービス開始 〜ビジット・ジャパン・キャンペーンの中国地方観光ビジネスフォーラム 招請ツアーにも採択〜
ニュースリリース/NTTデータ
2006年3月 1日
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータ(社長:浜口友一 本社:東京都江東区)は、GPSにより、位置や道路状況(走行速度)にあわせて乗客にガイダンスを行うシステム、「ツアートレーサー®」を利用した、バーチャルバスガイドシステムについて、平成18年3月からの申込み受付、同年4月からサービスを開始します。なお、ファーストユーザーとして、岡山のシモデンツアーサービス株式会社、および広島の広交観光株式会社での採用が決定しています。
また、本サービスは、国土交通省が推進している「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の中国地方観光ビジネスフォーラム招請ツアーに採択され、3月3日に北京語とハングル語での運行を行います。
このサービスは、NTTデータが中期経営計画の中の重点項目としている、「積極的な新商品・サービスの創造」のための施策である、新規ビジネスのパイプライン管理、新規ビジネス支援ファンドを活用したものです。
【背 景】
ツアートレーサー・バーチャルバスガイドシステムはGPS(Global Positioning System)と自律航法ユニット*1により現在地をリアルタイムに計算し、そのポジションにあったガイドを自動再生するシステムです。実際のコンテンツは、ガイドする場所の画像情報、数値等のテキスト情報、音声ナレーションで構成され、それをバスガイドキャラクターが案内を行うものです。ガイダンスについては、道路状況(渋滞等)を考慮し、ガイド内容は変化する仕組みを実現しています。
NTTデータグループでは、平成17年1月から3月まで、(株)広交本社(本社:広島県広島市 社長:前 泰弘)の協力のもと、広島県広島市の広島駅新幹線口〜平和公園〜広島駅新幹線口(平和教育コース)の区間において実証実験を行い、その後多言語対応の実証実験及び顧客ニーズに対応する機器開発を行ってきましたが、このたび、商用化を決定しました。
【ビジット・ジャパン・キャンペーンでの採択について】
このツアートレーサー・バーチャルバスガイドシステムは、「ビジット・ジャパン・キャンペーン」に採択され、中国地方観光ビジネスフォーラム招請ツアー(2006年2月26日から開催)の一環として、中国語・韓国語によるバーチャルバスガイド走行を実施します。
3月3日平和公園・原爆ドーム散策の時間を中国語・韓国語専用の貸切りバス2台を使用し、広島市内に点在する観光スポットをバーチャルバスガイド搭載バスで紹介します。
【サービスについて】
サービスの特長については、以下のとおりです。
【利用料金について】
・利用料金
初期導入費用
【今後について】
今後、NTTデータでは、(1)車載用機器および車載用プログラム販売(2)観光ポイントの共通コンテンツ作成(3)コンテンツ一元ダウンロードセンターの構築および運営を行っていきます。
H18年度200台以上の導入を目指し、H18年度売上3億円を目指していきます。今後、観光タクシーへの搭載、路線バスの停留所案内、車内広告にも活用していきます。
* 「ツアートレーサー®」は、株式会社NTTデータの商標です。
*1 自律航法ユニット
GPSの受信できないトンネル内においても、方位ジャイロ、前後加速度計を使用して、自律航法の演算を行い、あたかもGPSを受信できたのと同じように「位置」を計算し、車両位置を正確に割り出す仕組
別紙:運行コース及び画面イメージ
また、本サービスは、国土交通省が推進している「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の中国地方観光ビジネスフォーラム招請ツアーに採択され、3月3日に北京語とハングル語での運行を行います。
このサービスは、NTTデータが中期経営計画の中の重点項目としている、「積極的な新商品・サービスの創造」のための施策である、新規ビジネスのパイプライン管理、新規ビジネス支援ファンドを活用したものです。
【背 景】
ツアートレーサー・バーチャルバスガイドシステムはGPS(Global Positioning System)と自律航法ユニット*1により現在地をリアルタイムに計算し、そのポジションにあったガイドを自動再生するシステムです。実際のコンテンツは、ガイドする場所の画像情報、数値等のテキスト情報、音声ナレーションで構成され、それをバスガイドキャラクターが案内を行うものです。ガイダンスについては、道路状況(渋滞等)を考慮し、ガイド内容は変化する仕組みを実現しています。
NTTデータグループでは、平成17年1月から3月まで、(株)広交本社(本社:広島県広島市 社長:前 泰弘)の協力のもと、広島県広島市の広島駅新幹線口〜平和公園〜広島駅新幹線口(平和教育コース)の区間において実証実験を行い、その後多言語対応の実証実験及び顧客ニーズに対応する機器開発を行ってきましたが、このたび、商用化を決定しました。
【ビジット・ジャパン・キャンペーンでの採択について】
このツアートレーサー・バーチャルバスガイドシステムは、「ビジット・ジャパン・キャンペーン」に採択され、中国地方観光ビジネスフォーラム招請ツアー(2006年2月26日から開催)の一環として、中国語・韓国語によるバーチャルバスガイド走行を実施します。
3月3日平和公園・原爆ドーム散策の時間を中国語・韓国語専用の貸切りバス2台を使用し、広島市内に点在する観光スポットをバーチャルバスガイド搭載バスで紹介します。
【サービスについて】
サービスの特長については、以下のとおりです。
- GPSに連動しガイドを行いますので、スタート以外の操作は不要
- ガイド内容の長短も走行状態に自動で対応
- 急なコース変更に自動で対応
- 多言語(英語、北京語、ハングル語など)に対応
- 観光ポイントの追加/削除にも即応
- ガイド内容を画像で表示するので昼夜も季節も問いません
【利用料金について】
・利用料金
初期導入費用
導入タイプ | 品目 | 金額 |
タイプ0 | GPS、自立航法ユニット、セットアップ費用 等 | 100万円〜120万円 |
タイプI | 専用液晶モニタ、GPS、自律航法ユニット、 セットアップ費用 等 | 170万円〜190万円 |
タイプII | タイプ1+グラスビジョン | 350万円〜380万円 |
※別途 取付工事費(20万円前後)が必要です。
月額使用料
導入タイプ | 品目 | 金額 |
タイプ0 | コンテンツ使用料 月額固定 バス1台あたり | 5万円 |
タイプI | 同上 | 5万円 |
タイプII | 同上 | 5万円 |
【今後について】
今後、NTTデータでは、(1)車載用機器および車載用プログラム販売(2)観光ポイントの共通コンテンツ作成(3)コンテンツ一元ダウンロードセンターの構築および運営を行っていきます。
H18年度200台以上の導入を目指し、H18年度売上3億円を目指していきます。今後、観光タクシーへの搭載、路線バスの停留所案内、車内広告にも活用していきます。
* 「ツアートレーサー®」は、株式会社NTTデータの商標です。
*1 自律航法ユニット
GPSの受信できないトンネル内においても、方位ジャイロ、前後加速度計を使用して、自律航法の演算を行い、あたかもGPSを受信できたのと同じように「位置」を計算し、車両位置を正確に割り出す仕組
別紙:運行コース及び画面イメージ