企業のデータ資産を有効活用して経営革新を支援事前の効果検証が可能、短期間でビジネスコンサルティング 〜「インテリジェントBSRコンサルティングサービス」を開始〜
ニュースリリース/NTTデータ
2006年4月17日
株式会社NTTデータ
(株)NTTデータは、平成18年4月17日より、企業のデータ資産を有効活用して、効果的に経営革新の実現を支援する新たなビジネスコンサルティングサービス「インテリジェントBSRコンサルティングサービス」を開始します。
【概要】
企業がビジネスコンサルティングを通じて自社の経営課題を解決する際に、解決策の具体的な効果と根拠を事前に可視化、検証できることは、実際に解決策を進める上で重要です。
NTTデータの「インテリジェントBSRコンサルティングサービス」では、企業にあるPOSデータや商品在庫データ、各種サービス利用データといったデータ資産を利用し、NTTデータ独自のデータ分析技術を使って、効果を定量的に検証し、経営課題の解決を支援します。
企業にある実際のデータ資産を活用することから、企業は、ビジネスコンサルティングを通じて得られる業務改善案や新規ビジネス提案について、実施した際のメリットや効果を具体的な数値と根拠によって可視化し、事前に定量的な効果検証を行った後、解決策を実施できます。
また、NTTデータでは、ビジネスコンサルティングを行う上で必要な分析戦略や分析手順を体系化しており、連動したデータ分析システムなども開発し、自動化されていることから、短期間でのビジネスコンサルティングが可能となります。ビジネスコンサルティングに必要なデータ資産があれば、企業、金融機関、官公庁といった様々な業種、規模、分野にかかわらず、このサービスで対応することができます。
【特長】
「課題の明確化」「分析手順の決定」「業務利用案、改革案の提示」など5段階のコンサルフェーズで、企業の経営課題解決の実現を支援します。また、NTTデータが開発したデータ分析統合フレームワーク(枠組み)「パイロテージ」を中核技術として採用しています。
「パイロテージ」は、50を超えるデータ分析事例を分析目的別に体系化し、業界横断的な分析手順集(9つの分析シナリオ類型)と各種計算プログラム(統計解析プログラム、シミュレーション・プログラム、最適化計算プログラム)を連動させたデータ分析システムから構成されています。データ分析手順が共通化されているため、従来では困難であった分析手順の再利用が容易となり、事前の効果検証も含め、短期間でのビジネスコンサルティングが可能となります。また、異業種、データ活用が未開拓な分野へも適用が可能です。
NTTデータにおけるこれまでの適用事例では、「課題の明確化」「分析手順の決定」にかかる作業量を従来の約50%削減できるなどの実績をあげています。
【事業展開】
今回のサービスは、平成18年4月1日に発足したNTTデータの技術開発本部ビジネスインテリジェンス推進センタが開発し、サービスを実現しています。今後、ビジネスインテリジェンス推進センタでは、NTTデータグループの営業部門、開発部門、コンサルティング部門と連携してこのサービスを展開し、平成21年までに2400億円の市場規模が見込まれる情報分析活用の分野において、20%のシェアを目指します。
【インテリジェントBSRコンサルティングサービスについて】
* 文中の「BSR」はビジネスの仕組みの再構築(Business System Reengineering)を表しています。
* 文中に記載されている商品・サービス名、および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
【概要】
企業がビジネスコンサルティングを通じて自社の経営課題を解決する際に、解決策の具体的な効果と根拠を事前に可視化、検証できることは、実際に解決策を進める上で重要です。
NTTデータの「インテリジェントBSRコンサルティングサービス」では、企業にあるPOSデータや商品在庫データ、各種サービス利用データといったデータ資産を利用し、NTTデータ独自のデータ分析技術を使って、効果を定量的に検証し、経営課題の解決を支援します。
企業にある実際のデータ資産を活用することから、企業は、ビジネスコンサルティングを通じて得られる業務改善案や新規ビジネス提案について、実施した際のメリットや効果を具体的な数値と根拠によって可視化し、事前に定量的な効果検証を行った後、解決策を実施できます。
また、NTTデータでは、ビジネスコンサルティングを行う上で必要な分析戦略や分析手順を体系化しており、連動したデータ分析システムなども開発し、自動化されていることから、短期間でのビジネスコンサルティングが可能となります。ビジネスコンサルティングに必要なデータ資産があれば、企業、金融機関、官公庁といった様々な業種、規模、分野にかかわらず、このサービスで対応することができます。
【特長】
「課題の明確化」「分析手順の決定」「業務利用案、改革案の提示」など5段階のコンサルフェーズで、企業の経営課題解決の実現を支援します。また、NTTデータが開発したデータ分析統合フレームワーク(枠組み)「パイロテージ」を中核技術として採用しています。
「パイロテージ」は、50を超えるデータ分析事例を分析目的別に体系化し、業界横断的な分析手順集(9つの分析シナリオ類型)と各種計算プログラム(統計解析プログラム、シミュレーション・プログラム、最適化計算プログラム)を連動させたデータ分析システムから構成されています。データ分析手順が共通化されているため、従来では困難であった分析手順の再利用が容易となり、事前の効果検証も含め、短期間でのビジネスコンサルティングが可能となります。また、異業種、データ活用が未開拓な分野へも適用が可能です。
NTTデータにおけるこれまでの適用事例では、「課題の明確化」「分析手順の決定」にかかる作業量を従来の約50%削減できるなどの実績をあげています。
【事業展開】
今回のサービスは、平成18年4月1日に発足したNTTデータの技術開発本部ビジネスインテリジェンス推進センタが開発し、サービスを実現しています。今後、ビジネスインテリジェンス推進センタでは、NTTデータグループの営業部門、開発部門、コンサルティング部門と連携してこのサービスを展開し、平成21年までに2400億円の市場規模が見込まれる情報分析活用の分野において、20%のシェアを目指します。
【インテリジェントBSRコンサルティングサービスについて】
- ビジネスコンサルティングの流れ
5段階のコンサルフェーズでお客様の経営課題の解決を支援します。- お客様との情報共有を行い、課題を明確化
- 分析手順の決定
- 現状評価、要因分析などのデータ分析
- 解決案検討と効果検証
- お客様への業務利用案・改革案の提示
- インテリジェントBSRコンサルティングサービスのイメージ
- 適用事例
NTTデータにおけるこれまでの適用事例では、以下の実績をあげています。また、ネット利用動向の予兆発見、施設利用会員の利用料滞納リスク予測、小売業の需要予測と在庫・品揃え管理などでも適用実績があります。- 疾病リスク予測
健康保険組合などにおける医療費削減、企業における社員の健康管理においては、数値目標を立て、高い効果のある施策を講じることが求められています。健康保健組合のお客様からは、発症・重症化リスクの高い人を対象に重点的な健康改善対策を講じる際の、具体策の提示を求められました。インテリジェントBSRコンサルティングサービスでは、健康診断データやレセプトデータを用いて、全体の健康改善効果・医療費削減効果の定量的な試算をもとに、重点対策対象者の選出基準を算出するなど、数値的根拠に基づいた具体的対策を提案しました。
この事例では、「重点的にアプローチする人を発見するための分析手順」を再利用することで、短期間でコンサルティングを行うことができました。この分析手順は、それ以前に行った小売業の購買データ分析事例から作成したものです。
- 疾病リスク予測
- ビジネスインテリジェンス推進センタ
NTTデータ中期経営計画の柱である「SI競争力強化」「営業力強化」の一層の躍進を目的として、技術開発本部内に、平成18年4月1日に設立されました。企業などに蓄積された膨大なデータを分析して、業務改善に役立てるための分析方法論、ソフトウェアの研究開発を進めます。迅速な経営意思決定および業務改善をサポートし、お客様への提案力の向上や営業力の強化を図ります。
* 文中の「BSR」はビジネスの仕組みの再構築(Business System Reengineering)を表しています。
* 文中に記載されている商品・サービス名、および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。