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参考

主な略歴


エンリケ・バティス(Enrique Batiz)

 ラテン・アメリカで最も有名な指揮者として国際的人気と名声を確立し、その演奏は深く高尚である。1942年メキシコ・シティ生まれ。ジュリアード音楽院でピアノと指揮のディプロマを取得。ピアノではロン・ティボー国際コンクール等で入賞し、数多くのコンサートに出演。指揮者として、'71年創設よりメキシコ州立交響楽団(OSEM)の指揮者を12年間務め、メキシコ・シティ・フィルの指揮者を経て、'90年よりOSEMの音楽監督に再任され現在に至る。'84年からはロイヤル・フィルの客演指揮者となり、他に世界中で500を超えるオーケストラに客演指揮者として招かれている。これまでCDを145枚録音しており、その業績に対し自国をはじめ、イタリア、イギリス等から数々の賞が贈られている。指揮者としてのレパートリーは、古典から現代まで幅広い。彼は作品に対し、時として情熱と熱狂を持って深い解釈を表し、優れた指揮者のうちでも得意な存在と評されている。

ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ
(JAPAN VIRTUOSO SYMPHONY ORCHESTRA)

 「ヴィルトゥオーゾ」とは、ラテン語の「VIRTUS(男らしさや美徳の意)」に由来し、もともとは芸術的に優れた徳の高い人を言う言葉であった。現在では、音楽的に抜きんでた優れた技量の持ち主のことをいう。つまり、楽曲の持つ内容を最高の条件とクオリティーで表現する能力を持つ、卓越した演奏家たちのことである。
 その「ヴィルトゥオーゾ」たちが集まった、ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラは、1992年の活動開始以来、各方面からの注目や賞賛を集めている。