NTTデータ、日本HP、メインフレームなどの既存アプリケーション資産を最新のオープンシステム環境へ移行する「マイグレーション事業」を共同で推進
ニュースリリース/NTTデータ
2006年7月18日
株式会社NTTデータ
日本ヒューレット・パッカード株式会社
株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:浜口 友一、以下NTTデータ)と日本ヒューレット・パッカード株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:小田 晋吾、以下日本HP)は、メインフレームなどの大規模基幹システムの既存アプリケーション資産を有効活用し、最新のオープンシステム環境へ短期間に効率的かつ確実な移行を実現する「マイグレーション事業」におけるサービス拡販を目的に、本日より協業を開始します。
多くの日本企業では、長期にわたって独自技術に基づいたメインフレーム等で情報システムが構築、運用されてきましたが、環境変化への柔軟な対応と外部との接続などの拡張性に優れたオープン環境での基幹システム構築も現実のものとなってきており、企業の国際競争力を高め、グローバルな経済活動を支援する戦略システムとして活用され始めています。しかしながら、オープン環境での大規模基幹システムの構築と運用には、多数の構築実績に裏付けられた経験と技術、そして実行力が必要です。
そこでこのたび、大規模基幹システムで多くの構築実績を持つNTTデータと、サーバなどのオープンシステムを構築するIT基盤のリーディング・カンパニーである日本HPが協業し、移行のための環境分析から保守、運用まで、大規模基幹システムのオープンシステム移行全般をサポートするサービスメニューを提供することで、オープンシステムへのより迅速で、効率的な移行を実現します。
【両社の持つ強み】
【今回の協業内容】
今回の協業で、3年間で100億円の受注獲得を目指します。NTTデータではマルチベンダーとして今後も各ベンダーとの連携を強化していき、自社および各ベンダーの最適なソリューションを組み合わせ、マイグレーション・サービスならびに関連のSIを提供していきます。
同様に日本HPでは、全世界規模で展開している、メインフレーム・オルタナティブ(MFA)プログラムを積極的に推進していきます。
*記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
多くの日本企業では、長期にわたって独自技術に基づいたメインフレーム等で情報システムが構築、運用されてきましたが、環境変化への柔軟な対応と外部との接続などの拡張性に優れたオープン環境での基幹システム構築も現実のものとなってきており、企業の国際競争力を高め、グローバルな経済活動を支援する戦略システムとして活用され始めています。しかしながら、オープン環境での大規模基幹システムの構築と運用には、多数の構築実績に裏付けられた経験と技術、そして実行力が必要です。
そこでこのたび、大規模基幹システムで多くの構築実績を持つNTTデータと、サーバなどのオープンシステムを構築するIT基盤のリーディング・カンパニーである日本HPが協業し、移行のための環境分析から保守、運用まで、大規模基幹システムのオープンシステム移行全般をサポートするサービスメニューを提供することで、オープンシステムへのより迅速で、効率的な移行を実現します。
【両社の持つ強み】
- NTTデータ
- さまざまな業種における大規模基幹システムの構築を永年手掛けており、メインフレーム、オープンシステム双方のSIノウハウ、実績を多数保有し、的確なコンサルティングサービスを提供可能
- 独自に確立したマイグレーション方法論及びフレームワークを活用する事で、効率的かつ確実なマイグレーション・サービスが実施可能
- 日本HP
- ミッションクリティカルなオープンシステムにおいて数多くの実績を持つHP Integrityサーバや24時間365日無停止、99.9999%の業界最高水準の可用性を実現するHP NonStopサーバ、あらゆるニーズを満たすストレージ製品群など、幅広いハードウェア製品群を持っています。また、OS、ミドルウェアに、先進の仮想化技術、自動化技術を加えた、総合的なIT基盤構築ソリューションの提供が可能です。
- 従来からメインフレーム・エリミネーション・プログラムなどを展開し、数多くのメインフレームに代わるIT基盤を提供し、多くのノウハウを蓄積してきました。また、今年6月には、この取り組みをさらに推進し、メインフレーム上のアプリケーション資産を最新の技術を使ってオープンシステムに移行させる、「メインフレーム・オルタナティブ・プログラム(MFA)」の展開を開始し、より積極的なオープン化を推進しています。
【今回の協業内容】
- HP製ハードウェアに最適化した移行ツールの提供
今回の協業においては、NTTデータが開発したマイグレーション方法論及びツールに対し、HP製のハードウェアに特化した機能拡張及びカスタマイズを共同で実施します。これにより、さまざまなパターンのマイグレーション需要に迅速に対応出来る体制を構築します。また、日本HPが1998年に業界に先駆け開設した「キャパシティ・プランニング・センター」に、NTTデータが優先的に使用できる環境を準備します。この環境を活用し、両社は、お客様に最適なソリューションを迅速に提供できるようにします。 - 分析から保守、運用まで一貫したサービスの提供
両社は、メインフレーム上の既存資産の分析からマイグレーション実施、保守、運用に至るまでの一貫した、新しいマイグレーション関連サービスを共同提供する体制を整えます。提供する具体的サービスは、以下のとおり。- システム・マイグレーション事前調査サービス
お客様の既存アプリケーションの部分的な棚卸しを行い、不要資産の概要規模を把握し、オープンシステム化後のハードウェア構成、ソフトウェア構成、導入・保守に関する費用の概算を、約4週間程度で提供する簡易的なアセスメント・サービスです。 - システム棚卸し評価サービス
現行システムの資産状況を把握することにより、以下の事を明確にします。- 資産の全体規模の把握
- 必要資産の特定
- 不要資産の特定
- プログラムの移行性分析
- プログラムの保守性分析
- 移行可能な資産概要の把握
- システムマイグレーション・コンサルティングサービス
移行先のシステム基盤の選定、現行資産の移行方針、新規機能の追加要件などをふまえ、システム移行全体の検討を行います。これにより、移行に必要となる、期間、費用ならび性能要件などを明確にすることができます。
- システム・マイグレーション事前調査サービス
今回の協業で、3年間で100億円の受注獲得を目指します。NTTデータではマルチベンダーとして今後も各ベンダーとの連携を強化していき、自社および各ベンダーの最適なソリューションを組み合わせ、マイグレーション・サービスならびに関連のSIを提供していきます。
同様に日本HPでは、全世界規模で展開している、メインフレーム・オルタナティブ(MFA)プログラムを積極的に推進していきます。
*記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。