ららぽーとがマルチ決済システムの採用決定 〜2007年3月より4大商業施設への導入を正式決定。 1台の決済端末で「Suica」「iDTM」(DCMX®等)両方が利用可能に〜

ニュースリリース/NTTデータ

2006年9月 7日

株式会社ららぽーと
東日本旅客鉄道株式会社
株式会社NTTドコモ
株式会社NTTデータ

 株式会社ららぽーと(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長:前田 昌男、以下ららぽーと)は、同社が運営受託を行う新設の4大商業施設(ラゾーナ川崎プラザ、アーバンドック ららぽーと豊洲、ららぽーと柏の葉、ららぽーと横浜)に対し、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:浜口 友一、以下NTTデータ)が構築する「マルチ決済システム」を採用することを決定いたしました。この「マルチ決済システム」は、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:清野 智、以下JR東日本)と株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 維夫、以下NTTドコモ)が提供する「共通インフラ」を、ららぽーと各店舗で使用するための決済システムであり、「Suica電子マネー」およびケータイクレジット「iD」(DCMX等)の両決済サービスが利用可能となります。
 なお、ららぽーとは、運営受託を行う新設の4大商業施設に、「マルチ決済システム」を2007年3月以降順次導入していきます。

 「マルチ決済システム」を導入することにより、お客様は、1台の決済端末で「Suica電子マネー」、「iD」(DCMX等)の両方の非接触決済サービスがご利用いただけるようになり、お客様の利便性が大きく向上します。

 ららぽーとが導入する今回の「マルチ決済システム」の費用の一部は、JR東日本、NTTドコモ及びNTTデータが組織している「Suica普及有限責任事業組合」から提供を受ける予定です。本件は、同組合からの資金提供の第1号案件となります。

 今後、ららぽーと、JR東日本、NTTドコモは、お客様の更なる利便性の向上を考え、他の非接触決済サービスについても本共通インフラで利用できるよう、継続して関係各社との交渉を進めていく予定です。

【マルチ決済システムについて】
(マルチ決済システムとは?)
 マルチ決済システムとは、1台の決済端末(マルチ端末)で複数の非接触決済サービスのほか、マーケティングに関わるサービス等がご利用いただけるようになるシステムです。今回ららぽーとでは、まず「Suica」と「iD」(DCMX等)の決済サービスを利用可能とします。
(マルチ決済システムの拡張性)
 マルチ決済システムは高い拡張性を備えるシステムであり、将来的には、他の非接触決済サービスや、ICチップの特性を活かしたポイントシステム、トルカを利用したICクーポン等のアプリケーションの追加を柔軟に行うことが出来ます。

【図】

注 「DCMX」はケータイクレジット「iD」に対応したNTTドコモの提供するクレジットサービスです。
注 「トルカ」はクーポン券などを電子カードとしておサイフケータイ®に取り込むことができる、NTTドコモの提供するサービスです。


【導入スケジュール】
2006年  9月ラゾーナ川崎プラザにSuica端末導入
2006年10月アーバンドック ららぽーと豊洲にSuica端末導入
2006年11月ららぽーと柏の葉にSuica端末導入
2007年  3月ららぽーと横浜にマルチ端末導入
2007年  5月以降ラゾーナ川崎プラザ
アーバンドック ららぽーと豊洲
ららぽーと柏の葉にマルチ端末を順次導入


注 「Suica」はJR東日本の登録商標です。
注 「おサイフケータイ®」「DCMX®」「iDTM」「トルカ」および「DCMX」「iD」ロゴはNTTドコモの商標または登録商標です。
注 「PASMO」は株式会社パスモの登録商標です。



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