ネットヘルスケア事業の先駆け『クリエイティブヘルス携帯版』実証実験の開始について 〜携帯電話を用いた健康管理の第一歩として〜
2007年4月17日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータは、「クリエイティブヘルス携帯版(クリエイティブヘルスモバイル)」実証実験を2007年4月17日から2007年7月中旬まで行います。
NTTデータではインターネットを使った健康管理サービスとして、パソコン版の「クリエイティブヘルス 三健人」のサービスを提供していますが、パソコンよりも身近な携帯電話での利用を望むユーザの声が多いことから、携帯電話で歩数や体重、血圧、体温、睡眠時間などの健康データの登録と管理を行うことができ、歩数データを登録することでヘルスポイントもたまる「クリエイティブヘルス携帯版(クリエイティブヘルスモバイル)」( http://ch365.jp )を実証サービス注1として提供いたしました。
- サービス提供期間:2007年4月17日(火)〜7月中旬(予定)
- 募集概要:先着5000名(予定)
- ご利用方法:携帯電話にてhttp://ch365.jpへアクセスし、会員登録後、利用可能です。
- サービス概要:
<健康記録帳>
自分の健康情報を登録することにより、グラフやカレンダーなどを活用し、健康管理ができます。
<ヘルスポイント>
ヘルスポイントはウォーキングの歩数データを登録すると貯まるポイントで、獲得ポイントに応じて健康グッズや商品券などと交換できますので、ユーザは楽しみながら自分の行動を健康的に変えていく効果が期待されます。
(ポイント付与率について)
「らくらくホン」をご利用の場合1,000歩=1hls(ヘルス)、3,000歩から付与、1日上限15hls/日
「らくらくホン」以外をご利用の場合1日のデータ登録があれば、5hls/日
(例:500hlsで500円ギフト券などと交換できます。)
<健康ライブラリ>注 - 当日と前日の登録分のみポイント付与の対象となります。
- hls(ヘルス)はポイントの単位です。交換レートは変動します。
- 上記らくらくホンは型番F882iES、F881iES、F883i、F672iのみ対応しています。
健康に関する情報・ウォーキングに関する情報等をお届けします。 - 料金:実証サービスは利用料無料です(通信料は自己負担となります)。
- 対応機種:
株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社のブラウザ機能を持った携帯電話。なお、歩数計機能が搭載されているNTTドコモの携帯電話「らくらくホン注2」の場合、携帯電話で本実証サービスの送付先a@ch365.jpを設定すると、自動的に歩数データをメールにて送信することができます。
なお、今回の実証サービスは携帯電話からのみ利用できるサービスとなっており、PC版の「クリエイティブヘルス 三健人」注3とデータを相互に参照したり、ポイントを合算することはできません。
本実証サービスの提供にあたっては、オムロンヘルスケア株式会社にサービス内容の共同検討等で協力を得ました。
注1 | この実証サービスは、NTTデータが中期経営計画の中の重点項目としている、「積極的な新商品・サービスの創造」のための施策である、新規ビジネスのパイプライン管理、新規ビジネス支援ファンドを活用したものです。 |
注2 | F882iES、F881iES、F883i、F672iの4機種 |
注3 |
【クリエイティブヘルス三健人(PC版)】 クリエイティブヘルス三健人とは、生活習慣改善支援サービスのことでコンテンツを提供したりデータを管理するだけでなく、ヘルスポイントを導入し健康に良いことをしたらポイントがたまるという健康増進活動の継続のためのインセンティブを導入した点が大きな特徴です。会員数は2007年3月末時点で約3万人です。 現在、PC版のクリエイティブヘルス三健人では健康機器としてオムロンヘルスケア製のIT歩数計に対応しており、IT歩数計をPCにUSB接続して、データをサーバーに自動的にアップロード(登録)できるようになっています。 なお、利用者はIT歩数計でカウントされた歩数に応じたヘルスポイントを獲得することができます。 |
【今後について】
NTTデータは本実証サービスを通じて、利用者の利便性、継続性が確認でき、利用者増が期待できると判断した場合、PC版の「クリエイティブヘルス三健人」とのサービス統合を図り、広くサービス提供を行っていきます。また、携帯電話会社、健康機器メーカーと共にネット対応の健康機器との高度な連携について検討して行きたいと考えます。
今後は携帯電話そのものの健康管理端末化やネット対応の健康機器が特に携帯電話と接続してデータをサーバーに送る仕組みが普及し、多様なネットヘルスケア事業が展開されると考えており、NTTデータはそれらの事業に必要なデータベースの構築などインフラを整備し、積極的に対応していきます。
注 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。