新日鉱ホールディングスの情報システム子会社「セントラル・コンピュータ・サービス」のNTTデータへの経営権譲渡について
2007年12月21日
新日鉱ホールディングス株式会社
株式会社NTTデータ
新日鉱ホールディングス株式会社(代表取締役社長:高萩 光紀、本社:東京都港区虎ノ門二丁目、以下「新日鉱HD」)と株式会社NTTデータ(代表取締役社長:山下 徹、本社:東京都江東区豊洲三丁目、以下「NTTデータ」)は、新日鉱HD100%出資の情報システム子会社であるセントラル・コンピュータ・サービス株式会社(代表取締役社長:阿部 暢夫、本社:東京都江東区亀戸六丁目、以下「CCS」)の発行済株式の60%を、NTTデータが新日鉱HDから譲り受けることについて、本日、基本合意致しました。株式譲渡日は、2008年4月1日を予定しております。
新日鉱HDとNTTデータは、今後、CCSを通じたITパートナーシップの下、CCSを含めた3社の企業価値向上に向けて取り組んでまいります。
新日鉱HDは、かねて、企業価値の一層の向上を期して、事業の「選択と集中」を鋭意推進してきております。今回CCSの経営権を、ITをコア事業とするNTTデータに譲渡し、NTTデータの高度なプロジェクト管理ノウハウ等を導入・活用することによりCCSの品質・サービスを向上させ、新日鉱グループのITの戦略的活用による競争力強化及びCCSの外部顧客向けの販売力強化を図るものであります。
NTTデータは、顧客企業と共にIT革新に取り組むITパートナービジネスを積極的に展開し、顧客基盤の拡大や業務ノウハウを保有する開発リソースの拡充を進めております。NTTデータはCCSの開発力強化を通じ、新日鉱グループのIT面での競争力強化に貢献すると共に、CCSが持つエレクトロニクス業界、自動車業界および組込ソフトウエア分野におけるシステム開発の実績を活かし、法人分野における競争優位性の確立を目指します。
CCSは、同社がこれまで培ってきた製造・販売関連等の高い技術ノウハウと業務ノウハウをベースに、NTTデータの支援による開発プロセスの標準化、プロジェクトマネジメント力の強化、人材育成等を通じて、新日鉱グループ及び製造業等を中心に高品質なシステム開発を提供する情報システム企業として、更なる成長・発展を目指してまいります。
経営権譲渡後のCCSの概要は、次のとおりとなる予定です。
(1)社名 | 未定 (「NTTデータ」の名称を冠する社名に2008年4月1日に変更予定) |
(2)株主構成 | NTTデータ 60%、新日鉱HD 40% |
(3)代表者 | 未定 |
《参考》 現在のCCSの概要
(1)社名 | セントラル・コンピュータ・サービス株式会社 |
(2)代表者 | 代表取締役社長 阿部 暢夫 |
(3)本店所在地 | 東京都江東区亀戸六丁目41番10号 |
(4)設立年月日 | 昭和45年4月14日 |
(5)主な事業の内容 | ソフトウエア開発、情報処理、システム販売 |
(6)決算期 | 3月 |
(7)従業員数 | 626名(平成19年10月1日現在) |
(8)主な事業所 | 東京都、岡山県、茨城県、神奈川県、大分県 |
(9)資本金 | 2億70百万円 |
(10)発行済株式総数 | 4,200,000株 |
(11)株主構成及び所有割合 | 新日鉱HD 100% |
(12)売上高 | 162億91百万円(2007年3月期) |