「FairCast®-子ども安全連絡網」が「2008年度 グッドデザイン賞(Gマーク)」を受賞 〜「地域で子どもを守る取り組みへの実用性の高さ」について、高い評価を獲得〜
2008年10月 8日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータがサービスを行っている、「FairCast®-子ども安全連絡網」が、このたび財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2008年度グッドデザイン賞」(Gマーク)で本年度より新設された「産業・社会領域:ソリューションビジネス、サービスシステム」のカテゴリーにおいて、初受賞しました。
「FairCast-子ども安全連絡網」は、従来の電話連絡網に代わり、電子メールのみならず、固定/携帯電話(音声)やFAXにより、すべての保護者・教職員・自治会等の方々に対して、正確・迅速・公平に一斉連絡する仕組みです。小学生の子を持つ母親社員の発案をもとに、2006年7月からサービスを開始し、2008年10月現在、全国20の都道府県に所在する250超の保育園、幼稚園、小中学校、特別支援学校、子ども関連施設や団体等を含め、トータルで約10万世帯が加入しています。
(FairCast-子ども安全連絡網 ポータルサイト:http://www.faircast.jp/index.html)
今回の受賞では、昨今社会問題化している子供の安全確保について、地域で子供たちの安全を守るという考え方をもとに、関係者が共有すべき緊急情報や連絡情報などを、多メディアを活用したシームレスなシステムで迅速に伝えることを可能にした点を高く評価されました。また、利用者の公平性と情報提供の効率性を確保できるだけでなく、1家庭あたりの年間630円(注)という低廉な価格での利用や運用が可能という点も、実用性の高さにつながると評価されました。
(注) 年間サービス利用料の代表的なプランの場合
【グッドデザイン賞(Gマーク)について】
「グッドデザイン賞(Gマーク)」は、1957年に通商産業省によって設立された「グッドデザイン選定制度」を継承し、1998年より財団法人日本産業デザイン振興会の主催事業として運営される、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。これまで50年以上にわたり、新しい時代の文化と生活を創造することを目的に「より豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」を導く運動として展開され、国内外の多くの企業や団体が参加しています。また、「グッドデザイン賞」受賞のシンボルである「Gマーク」はすぐれたデザインを示す象徴として広く一般に親しまれています。
【今後について】
NTTデータでは今後、FairCastを社会インフラとしての信頼性やお客様満足度のさらなる向上を目指し、ユーザビリティやセキュリティの強化、センタ設備や処理能力の増強などの各種対策を順次実施します。
注 FairCast®は、株式会社NTTデータの登録商標です。