多機能決済サービスINFOX®「ひかり電話」を回線ラインアップに追加 〜NTT東日本/NTT西日本の「ひかり電話」対応によるお客さまの利便性向上〜
2009年3月23日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、社長:山下 徹、以下:NTTデータ)は、NTTデータが提供する多機能カード決済端末「INFOX®」に、東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)および西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)が提供するIP電話サービス「ひかり電話」を2009年2月より利用可能な回線ラインアップとして追加しました。
「INFOX」は、2009年度でサービス開始から10周年を迎えます。NTTデータは、これまでの「CAFIS®」・「INFOX」を代表とした決済ネットワークの構築・運用実績に基づくノウハウを活かし、今後も利用者にとっての更なる利便性向上に貢献していきます。
【背景】
「ひかり電話」の普及に伴い、INFOX端末をご利用のお客さま(加盟店)のご要望にお応えし、端末メーカー三社(NECインフロンティア株式会社、東芝テック株式会社、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社)の協力のもと、「ひかり電話」環境におけるINFOX端末の接続検証試験を行ってきました(「ひかり電話」よる接続方式は下図をご参照下さい)。
接続検証試験の結果、従来のアナログ電話回線・ISDN回線・専用線・インターネット接続回線(IP通信方式)による接続に加え、「ひかり電話」環境においてもINFOX端末をご利用いただけるようになりました。
【検証済みひかり電話利用環境】
対象サービス | 提供キャリア | 対応回線の種類 |
ひかり電話 | NTT東日本 | 「Bフレッツ」「フレッツ 光ネクスト」 |
NTT西日本 | 「フレッツ・光プレミアム」「フレッツ 光ネクスト」 |
注 ひかり電話には「ひかり電話オフィスタイプ」も含みます。
注 フレッツ 光ネクストは、次世代ネットワーク「NGN」を活用したブロードバンドサービスです。
【検証済み端末機種】
端末メーカー | 端末機種 |
NECインフロンティア株式会社 | PE31-10、PE31-30 |
東芝テック株式会社 | CT-2100、CT-3100 |
パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社 | ZEC-11、ZEC-14 |
注 端末はいずれもアナログ電話回線接続用端末が対象となります。
【「INFOX」の「ひかり電話」対応の特長】
- 回線選択肢の拡大
INFOX端末(アナログ電話回線接続用)が、「ひかり電話」で利用できるようになり、加盟店の回線選択肢が拡大します。 - 通信費用の低減
加盟店は「ひかり電話」を採用することにより、INFOX端末用のアナログ電話回線およびその他のアナログ電話回線を「ひかり電話」回線に集約し、通信費用を低減することができます。 - 社会的インフラ変化への対応
通信インフラのIP化は急激に進んでおり、2008年12月末現在、加入電話、ISDN、IP電話の合計回線数におけるIP電話の割合は約29%に達しています。今回の「ひかり電話」対応は、こうした社会的インフラ環境の変化に即したものです。
NTTデータは、これまでの「CAFIS」・「INFOX」を代表とした決済ネットワークの構築・運用実績に基づくノウハウを活かし、今後も利用者にとっての更なる利便性向上に貢献していきます。
注 「CAFIS」「INFOX」は、株式会社NTTデータの登録商標です。
注 「Bフレッツ」「フレッツ 光ネクスト」は東日本電信電話株式会社の登録商標です。
「フレッツ・光プレミアム」「フレッツ 光ネクスト」は西日本電信電話株式会社の登録商標です。
注 一部の環境・端末ではご利用いただけないケースがあります。