ICカードリーダ【u:ma】-G®対応のセキュリティ収納・入退室管理システムを岡村製作所とNTTデータが共同開発 〜既存のICカードでオフィスのキャビネットを権限管理〜
2009年3月26日
株式会社岡村製作所
株式会社NTTデータ
株式会社岡村製作所(代表取締役社長:久松 一良、本社:神奈川県横浜市)と株式会社NTTデータ(代表取締役社長:山下 徹、本社:東京都江東区)は、複数のICカードに対応できるマルチICカードリーダライタ【u:ma】-G®(ウーマジー)(注)を組み込んだセキュリティ収納「Rectline-typeNT(レクトライン-タイプNT)」と入退室管理システム「CYBER STREAMII(サイバーストリームII)」を共同開発し、2009年3月26日より発売開始いたします。
「Rectline-typeNT」は扉ごとに権限管理が行えるほか、二人立ち会いでの認証や時間による認証設定も行えるネットワーク式収納管理システムです。「CYBER STREAMII」は専用ソフト不要で導入が容易なシステムで、不正侵入・情報漏えいを未然に防ぎます。【u:ma】-Gにより、複数のタイプの社員カードの併用や、社員番号との連動などがカスタマイズ不要で設定でき、短納期・安価に顧客のICカードに対応した入退管理・収納管理システム導入を実現します。2システムで2009年度に3億円の売り上げを目指します。
Rectline-typeNT(レクトライン-タイプNT)
ネットワーク式収納管理システムであり、扉ごとの利用権限設定はもちろんのこと、二人立ち会いでの認証設定、スケジュール管理(時間管理)での認証設定のほか、1台の管理ソフトで最大256拠点まで管理可能となります。(以下、図1参照)
図1.Rectline-typeNT
入退室管理システム「CYBER STREAMII(サイバーストリームII)」
WEB方式を採用した入退室管理システムで、遠隔拠点最大256拠点まで一元管理することができます。
WEBブラウザを利用し専用ソフト不要とすることにより、導入しやすいシステムを実現しており、また、充実した入退室制御機能により不正侵入・情報漏えいを未然に防ぎます。
(以下、図2・図3参照)
図2.CYBER STREAMII
図3.CYBER STREAMIIシステム系統図
初年度販売目標 | : | 3億円 |
発売開始予定 | : | 2009年3月26日 |
- (注) マルチICカードリーダライタ(【u:ma】-G)
- 複数のICカードタイプ(注1)に対応したICカードリーダライタ。お客様ごとのICカードの違いをリーダライタ側で吸収するインテリジェントな機能を持ち、ICカードリーダ内部で共通フォーマットに翻訳して上位システムへ伝達します。
【u:ma】-Gを利用することで、簡単な設定のみで複数フォーマットのICカードを同時に使用することができ、入退室やキャビネット導入にあたってのカスタマイズ費用削減・導入納期の短縮を実現できることが最大の特徴です。
(【u:ma】構想について http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2008/030400.html)
(NTTデータのICカードソリューションについて http://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/u_ma/index.html)
(注1) ISO/IEC 14443 TypeBおよび FeliCa(SSFC,FCF含む)
注 【u:ma】-G®は株式会社NTTデータの登録商標です。その他、記載された会社名および製品名などは該当する各社の商標または登録商標です。