荘内銀行および北都銀行とのNTTデータ基幹系共同センター(名称:STELLA CUBETM)に関する利用検討の基本合意について
2009年6月25日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、荘内銀行および北都銀行(以下、2行)との間で、NTTデータ基幹系共同センター(名称:STELLA CUBETM)の利用に関する検討を行うことを決定し、2行と基本合意を締結いたしました。
「STELLA CUBE」では、2006年5月より荘内銀行に提供している「地銀共同センター」で実績のある「次世代標準バンキング・アプリケーション:BeSTA®(ベスタ)」を適用します。なお、「STELLA CUBE」は、「NTTデータ 次期共同センター(仮称)」の正式名称として決定したものです。
本合意により、荘内銀行で利用中の「BeSTA」の各種先進機能を継承することに加え、顧客ニーズにあった商品・サービスの2行同時提供を目指します。
【基本合意の概要】
- 合意内容
荘内銀行、北都銀行の経営統合に伴い、基幹系共同センターとして「STELLA CUBE」を利用することの検討を、NTTデータおよび2行が共同で実施すること - 提供業務範囲
- 「STELLA CUBE」
- 勘定系、外接系、外為系
- 融資稟議支援システム
- 共通データベース、取引履歴検索
- 参加行向け還元データ作成
- 「STELLA CUBE」提供範囲以外の領域についても、統合によるシナジー効果実現に向けて、2行と共同で検討してまいります。
- 「STELLA CUBE」
- 今後の予定
2012年度下期をめどに「STELLA CUBE」にシステム移行することを目指し、検討してまいります。
【STELLA CUBE利用予定行について】
現時点の利用予定行は次の通りです。(金融機関コード順)
- 東北銀行
- 東京都民銀行
- 富山銀行
- 但馬銀行
- 神奈川銀行
- 長野銀行
【「STELLA CUBE」について】
「STELLA CUBE」は、「地銀共同センター」で実績のある「BeSTA」を適用し、2011年5月の稼動に向けて構築中の地方銀行・第二地方銀行向けの基幹系共同センターです。これまで「NTTデータ 次期共同センター(仮称)注1」としてきましたが、今般、「STELLA CUBE」と名称を決定いたしました。
- 名称のコンセプト
- STELLA=STAR
〜「STELLA」はイタリア語の「STAR」を意味し、当社「STAR-ACE」「STAR-21」のSTARシリーズで、ご利用の銀行とともに培ったバンキング・システムの共同化ノウハウを継承し、引き続き、きめ細やかなサービス、ユーザビリティ等の実現に努めます。 - CUBE=3乗
〜STARシリーズの三番目の共同センターであるとともに、「STELLA (=STAR) 」のイニシャルである「ST」に、STrategic(戦略的)、STandard(標準)、STable(安定的・永続的)の三要素を盛り込む所存です。この三要素の相乗効果により、 STARシリーズをご利用中の銀行、新たに「STELLA CUBE」をご利用される銀行の双方に、ご満足いただける共同センターとなるように努めます。
- STELLA=STAR
- ロゴデザイン
上記のコンセプトをふまえ、以下のロゴデザインを策定いたしました。今後、「STELLA CUBE」のシンボルとして使用していきます。
注1 「NTTデータ 次期共同センター」は、2009年3月10日に「神奈川銀行、但馬銀行、東京都民銀行、東北銀行、富山銀行、長野銀行が『NTTデータ次期共同センター』の採用を決定」として発表した、新たな基幹系共同センターです。
注 「STELLA CUBE」およびロゴは、株式会社NTTデータの商標です。
注 BeSTA、STAR-ACE、STAR-21は株式会社NTTデータの登録商標です。
注 BeSTA (Banking application engine for STandard Architecture) は、ベンダーを特定しないNTTデータの標準バンキング・アプリケーションです。