シンガポールCornerstone Asia Tech Pte. Ltd.との資本提携について

株式会社NTTデータ（代表取締役社長：山下　徹、本社：東京都江東区　以下、NTTデータ）は子会社のNTT DATA Asia Pacific Pte. Ltd（代表取締役社長：深谷　良治、本社：シンガポール　以下、NDAP）を通じ、シンガポールのCornerstone Asia Tech Pte. Ltd.（コーナーストーン）（CEO：Woon Shung Toon、本社：シンガポール　以下、Cornerstone）の発行済株式の100%を譲り受け、資本提携することで本日2月18日に最終合意しました。

当社グループは中期経営計画にて、2013年3月期に海外売上高3,000億円、海外売上高比率20%を目標とし、海外での事業拡大に積極的に取り組んでいます。これまでもグローバル拠点の拡充および拠点間の連携を進めることで、国内・国外のシームレスなサービスを提供できる体制を整備してきました。APAC地域においても、2009年に地域統括会社となるNDAPを設立し、オーストラリアを拠点とするExtend社、マレーシアを拠点とするBusiness Formula社、シンガポールを拠点とするApex Systems社を傘下に収める等、積極的な事業拡大を推進しています。

Cornerstone社はシンガポールをはじめとする東南アジア地域においてビジネスインテリジェンス（BI）/ビジネスアナリティクス（BA）を軸としたビジネスを2003年から展開しており、これまでに蓄積されたノウハウをベースに開発した自社製品「iREADY Analytic Applications」をはじめ、BIコンサルティング、データマイニング等に強みを持っています。

本提携を通じ、NTTデータグループが持つグローバル顧客基盤、業界・業務ノウハウ、R＆D及びグローバルリソースと、Cornerstone社の強みである業界・業務別BIテンプレート、情報分析サービス及びアジア域内の顧客基盤を相互に活用することで、成長する東南アジアBI/BA関連市場において強い競争力を持ち、顧客基盤を拡大していくことが可能となります。