カスタムアプリケーションの運用・保守アウトソーシング（AMO）サービスの取り組みを強化 ～既存アプリケーションの運用・保守を引き継ぎ、コストの削減と運用品質の向上を実現～

株式会社NTTデータは、カスタムアプリケーション^注1の運用・保守アウトソーシング（AMO^注2）サービスへの取り組みを強化し、お客様の既存の運用・保守業務を引き継ぎ、より柔軟・高品質、かつ低コストで運用・保守サービスを提供するAMOサービス「TISAFYS^™（ティサフィス）」を、2011年5月1日より国内システム向けにサービス開始します。

TISAFYSは、NTTデータの強みである高度な運用・保守ノウハウと、グローバルリソースによる運用体制、方法論・ツールを統合して開発されました。TISAFYS導入時は、お客様の既存アプリケーション資産の徹底した見える化、運用プロセスの最適化、運用体制の移行を最短3カ月で実施し、サービスレベルを維持しながら20%～50%の運用・保守コストの削減を実現します。

なお、NTTデータでは、AMOサービスの取組み強化の一環として、TISAFYSのサービス開始にあわせAMOサービスの推進組織として「AMO推進室」を設立し、NTTデータグループ全体のAMO関連ソリューションおよびノウハウを取りまとめ、AMOサービスの展開を一層進めていきます。

近年、ビジネスを取り巻く環境はより複雑化・スピード化しています。これに伴い、ビジネスの遂行に不可欠と言えるシステム、特にアプリケーションは、より複雑化し、またビジネス環境の変化に対する迅速な対応を求められてきました。その結果、アプリケーションの運用・保守には、従来以上に多大なコストと高度な技術・ノウハウが必要となっています。

この傾向は、これまで企業の差別化や競争優位性を支えて来たカスタムアプリケーションの分野において、より顕著となっており、さらに長期にわたる機能追加の繰り返しにより、一層の運用・保守の複雑化、高コスト化を招いているケースが多く存在しています。そこでNTTデータは、長年にわたる大規模カスタムアプリケーションの運用・保守の経験をベースに、先進のツール、グローバルデリバリーの方法論を組み合わせたAMOサービスの開発を進めてきました。

今回のTISAFYSのサービス開始、およびAMO推進室の設立を通じて、社内外を問わずAMOサービスの展開を積極的に推進する体制を整えました。

5年後のAMOサービス関連売り上げとしてグローバルで1,000億円（連結）を見込んでいます。