夏期電力利用の抑制に伴う節電の取り組みについて
2011年6月30日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータは、この夏に予想される東京電力管内での電力不足、および政府の要請などを踏まえ、以下のとおり節電に取り組みます。
基本方針
- 東京電力管内にあるオフィスおよびデータセンターにおいて、節電施策を実施します。
- オフィスにおいては、昨年ピーク時に比べ30%以上の電力削減を目標とします。当社本社拠点である豊洲オフィス(豊洲センタービル、豊洲センタービルアネックス)においては更なる削減を行い、社会の節電要請に応えるため積極的に取り組んでいきます。
- データセンターにおいてはお客様システムの安定運用を最優先とし、可能な範囲での節電施策を講じます。
取り組み内容
オフィスにおける主な取り組み
- 1.オフィスフロアの輪番不使用
本社拠点である豊洲センタービル、豊洲センタービルアネックスにおいては、オフィスフロアの一部を輪番で不使用とすることにより、空調、照明、コンセント電力の削減を行います。
具体的には、オフィスフロアごとに原則週1回、および1週間連続の2回の不使用日を設けます。
また、それ以外の自社ビルでも可能な限り、フロア不使用を行います。
- 2.働き方の変革
オフィスフロア不使用時には、テレワーク、休日取得促進、週休日変更等を実施し、今回の節電を機に働き方の変革を進めていきます。
- 3.パソコンの置き換えによる節電
現在、オフィスで使用しているデスクトップパソコン約一万台を、電力消費量の低いノート型パソコンや、シンクライアント端末に置き換えて使用することにより、電力消費量を削減します。
なお、使用済みとなったデスクトップパソコンは、一部を被災地の復興支援を目的とした寄付として調整を進めており、その他については、社外リユースの対象とすることを予定しています。
- 4.個人用LEDデスクライトの配付
個人用にLEDデスクライトを配付し、天井照明を間引き消灯することにより、オフィスフロア電力を削減します。
- 5.社員食堂と自動販売機の節電
社員食堂の営業時間を短縮するとともに、電力消費の少ないメニューに見直します。また、社内の自動販売機については常温運転を行います。
- 6.空調設定の変更
空調の温度設定を28℃に設定するとともに、ドレスコードについても見直し、NTTデータグループ流「スーパークールビズ」を導入します。
- 7.サーバ機器の節電
オフィスに設置されているサーバ類については、規制中の電源OFF、他地区への移設等を行い、電力を削減します。
データセンターにおける主な節電対策
お客様システムの安定運用を最優先とし、可能な範囲での節電対策として以下の施策を実施します。
- 1.データセンターに収容している機器の稼働をできる限り削減します。それにより、空調電力の削減にも寄与します。
- 2.データセンター内の空調運用の効率化を行い、空調電力の削減を行います。
実施期間
上記施策の実施期間は、2011年7月1日~2011年9月22日とします。
本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部
杉本、高橋
TEL:03-5546-8051