金融機関向け基幹系サービス「BeSTAcloud™」提供の決定およびフィデアホールディングスとの基本合意締結
ニュースリリース/NTTデータ
2011年10月 6日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、社長:山下 徹(以下、NTTデータ))は、新たな金融機関向け基幹系サービス(以下「BeSTAcloud™」と言う。)の提供を決定しました。「BeSTAcloud」は「地銀共同センター」他で実績のある「次世代標準バンキング・アプリケーション:BeSTA®(ベスタ)」を適用する新たなスキームで、金融機関毎に個別のサービス提供を行います。
また、NTTデータは、フィデアホールディングス株式会社(本社:宮城県仙台市、社長:里村 正治)、株式会社荘内銀行(本店:山形県鶴岡市、頭取:國井 英夫)、および、株式会社北都銀行(本店:秋田市、頭取:斉藤 永吉)(以下、フィデアホールディングス株式会社、株式会社荘内銀行、株式会社北都銀行の3社をフィデアホールディングスと言う。)との間で、「BeSTAcloud」を利用したフィデアホールディングス向けのアウトソーシングサービス(以下、新システム)を利用することについて検討を行うことを決定し、フィデアホールディングスと基本合意を締結いたしました。
NTTデータは、本件をスタートに全ての銀行に対して「BeSTA」の個別提供型ビジネスに積極的に取り組んでいきます。
1.BeSTAcloudについて
- NTTデータ標準バンキング・アプリケーション「BeSTA」を適用し、利用される金融機関毎にそれぞれ専用サービスを提供すると共に、ハードウエア資源等の共有を行う新たなスキームによるNTTデータの個別金融機関向けサービスです。
- これにより利用される金融機関毎の独自性とコスト効率化を実現するサービスを提供する事が可能となります。
- BeSTAcloudは、2014年度上期の提供開始を予定しています。
2.フィデアホールディングスとの基本合意の概要
- 1.「BeSTAcloud」を利用した「新システム」をフィデアホールディングスが利用することの検討を、NTTデータおよびフィデアホールディングスで実施すること。
- 2.フィデアホールディングス向けの「新システム」サービス提供範囲
- 1.BeSTA提供業務
- 勘定系、外接系、外為系
- 融資稟議支援
- 共通データベース、取引履歴検索
- 集配信系
- 災害対策システム
- 2.「新システム」の構築および維持・管理
- 1.BeSTA提供業務
- 3.「NTTデータ STELLA CUBE 基本合意書」の扱い
本合意により、2009年6月25日付で、株式会社荘内銀行および株式会社北都銀行との間で締結した「NTTデータ STELLA CUBE 基本合意書注1」については解除となります。
- 注1荘内銀行および北都銀行とのNTTデータ基幹系共同センター(STELLA CUBE™)に関する利用検討の基本合意について
注釈
- BeSTAcloudは日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
- BeSTA(Banking application engine for STandard Architecture)は、ベンダーを特定しないNTTデータの標準バンキング・アプリケーションです。
- BeSTA、STELLA CUBEは日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部
高橋、戸田
TEL:03-5546-8051
製品・サービスに関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
第二金融事業本部
第一リージョナルバンキング事業部
BeSTA企画担当
渡辺
TEL:050-5546-8937