キリンホールディングス情報システム機能部門におけるNTTデータとの資本提携について

キリンホールディングス株式会社（社長　三宅　占二、以下KH社）と株式会社NTTデータ（社長　山下　徹、以下NTTデータ社）は、KH社100%出資子会社であるキリンビジネスシステム株式会社（社長　横溝　治行、以下KBS社）の発行済株式の49%をNTTデータ社が譲り受け、資本提携することで、3月5日に合意しました。今後、7月1日の新体制発足に向けて提携の詳細を検討していきます。新会社はKBS社の社名を継承します。

KBS社は、キリングループの情報システム会社として、グループ情報戦略の策定・推進による経営効率の向上を図るとともに、その戦略実行に向けた業務システムの開発や情報インフラの構築を行うことで、グループ各社のビジネスの発展およびグループ全体の企業価値向上への貢献を目指しています。

今回のNTTデータ社との資本提携も含めた一体的な協業体制を推進することにより、これらのグループ情報化運営機能のさらなる強化に取り組んでいきます。

NTTデータ社は、お客様の変革をともに実現するパートナーとして、ITを活用した新たなビジネスやサービスの構想・実現に取り組んでいます。

今回の提携で、NTTデータ社は、キリングループの情報戦略策定支援、システム開発品質のさらなる向上やIT人材育成強化等を通じ、キリングループの変革パートナーとしてITを活用した事業競争力強化へ貢献するとともに、食品・飲料業界における競争優位の確立を目指します。

今回の提携により、KBS社の「戦略企画機能の強化」、「グループの構造改革のスピードに応じた、柔軟かつ迅速な開発力の確保」、「品質管理・人材育成の仕組みの強化」といったグループ情報化運営の機能強化を早期に実現し、KH社、NTTデータ社、およびKBS社の企業価値向上に向けた協力体制を確立してまいります。

以上