ミャンマーでの子会社設立について ～オフショア開発拠点の拡大および現地ビジネスの展開に向けて～

株式会社NTTデータは、経済発展の潜在力を持つミャンマーに、子会社を設立することを決定しました。NTTデータと子会社であるNTT DATA Asia Pacific Pte. Ltd.（代表取締役社長：深谷　良治、本社：シンガポール）からそれぞれ出資を行います。すでに現地にて会社設立のための申請準備を開始しており、5月中旬に申請を行い、9月に設立の予定です。なお、営業開始は本年度内を予定しています。

NTTデータは現在、中国、インド、ベトナムで対日オフショア開発の拠点拡大を進めていますが、昨今の民主化進展が著しいミャンマーのIT分野における高いポテンシャルを考慮し、ミャンマーにも拠点設立することを決定しました。ミャンマーは、中国、インドに比べてコスト競争力があること、優秀な人材が豊富に確保可能なこと、また、ミャンマー語と日本語の類似性があることなど、対日オフショア開発拠点として多くの利点が見込まれています。

NTTデータは、このたびのオフショア開発拠点開設に伴い、現地従業員を採用することによる雇用創出を実現し、また現地コンピューター大学との連携によりIT人材育成に貢献し、ミャンマー経済近代化、発展に寄与します。

また、当該子会社を日本からのソフトウエア開発の受託を中心としたオフショア開発拠点として位置付けるとともに、日本からミャンマーに進出した企業のサポートや、当社の国内実績を踏まえた現地金融機関・官公庁向けビジネスの展開についても視野に入れています。

システム設計・開発

NTT DATA Asia Pacific Pte. Ltd.　99%
株式会社NTTデータ　1%

2012年9月を予定

（設立当初）約50名、（5年後予定）約500名