NTT DATA Technology Foresight 2015を公開 ~ビジネスに変革をもたらす最新技術トレンド~
2015年1月23日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータは、情報社会を取り巻く大きな潮流とIT技術のトレンドを示す「NTT DATA Technology Foresight 2015」を、2015年1月23日に公開しました。
テクノロジーがビジネス環境に与える影響は年々拡大・加速しています。このような環境の下でビジネスを継続成長させるには、ビジネスに変革をもたらす技術を把握し、その技術を活用することが重要です。
NTTデータでは、政治・経済・社会・技術の4つの観点から変化を捉え、「情報社会トレンド」と「技術トレンド」を毎年策定しています。最新の2015年版となる「NTT DATA Technology Foresight 2015」では、4つの情報社会トレンドと8つの技術トレンドを策定しました。
背景
従来から、NTTデータでは"変化に対応した持続的な成長の実現"を目的として、10年後を見据えた先進技術の調査を実施してきました。そして2012年からは、未来の姿を示し、技術やサービスを通じて社会全体の発展に貢献するため、トレンド情報の公開を始めました。3年の継続を経て、公開しているトレンド情報は日本国内だけでなく、グローバルで参照・活用されるコンテンツに至っています。今回の2015年版では、すでに注目を集めている「人工知能」や「自動運転」といった社会やビジネスに構造変化をもたらす代表的な技術に加え、ITアーキテクチャーの変化、製造業の高度IT最適化、感情のビジネス活用など、さまざまな視点でトレンドを策定しました。
トレンド情報
NTT DATA Technology Foresight 2015 情報社会トレンド
- 個の影響力拡大が社会の変革を促進する
- オープンな共創や連携が加速する
- 価値の源泉は無形資産の活用へシフトする
- フィジカルとデジタルの融合が持続性と迅速性をもたらす
NTT DATA Technology Foresight 2015 技術トレンド
- コンピュータの透明化
- 生命や感情の科学
- 人工頭脳への挑戦
- 3D文化の拡大
- 未来のモビリティ
- インタラクティブコマース
- クラウド超競争時代
- デザインイノベーション
- 注トレンドの概要説明は別紙に記載しています。
トレンドの詳細を記述したパンフレット冊子を3月末にWeb上で公開予定です。
トレンド情報の活用
セミナー、ワークショップ、展示デモの3形態にて、対面でのトレンド解説や意見交換の場を提供しています。ワークショップではお客さまとともに新たなビジネスアイデアを創出し、10年後を見据えた中長期戦略を具体化します。
プライベートセミナーでトレンドを詳細解説、先進事例を多数紹介
個別のお客さま単位でNTT DATA Technology Foresightを解説するセミナーを実施しています。業界問わずトレンドを裏付ける先進事例を多数交えて解説することで、トレンドがもたらすインパクトを実感いただけます。合わせて、業界やビジネスの将来についての意見交換も行っております。これまでに100件を超えるプライベートセミナーを実施しました。
図1:プライベートセミナーのイメージ
共創ワークショップでお客さまとともに新たなアイデアを創出、中長期戦略を具体化
個別のお客さま単位で共創ワークショップを実施しています。トレンドを基に新サービス発想の手法を体験することで、実際に多数のビジネスアイデアが生まれています。また、お客さまとともに将来の社会のイメージを具体化し、10年後に向けた中長期戦略を考えるタイプのワークショップも新設しました。共創ワークショップの実施を通じて、お客さまとともに未来を作る「共創型イノベーション」を推進します。
図2:共創ワークショップのイメージ
映像と展示デモで未来の情報社会を体感
豊洲イノベーションセンターINFORIUM(インフォリウム)にて、トレンドが導く「情報社会の未来の姿」を映像やデモンストレーションで体感できるコンテンツを整備しています。2015年4月にINFORIUMはリニューアルオープンし、同時に未来体感コンテンツがスタートする予定です。
図3:リニューアルオープン予定のINFORIUM
今後について
NTT DATA Technology Foresightを用いてお客さまとともに未来像を描き、必要となる技術やサービスを開発することで、新しいビジネスの創出や社会全体の発展に貢献していきます。また、開発した新技術や新サービスの実現性や有効性を確認するため、お客さまと共同で実証実験に取り組んでいきます。
注釈
- 文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
別紙
本件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部
風間、古場
TEL:03-5546-8051
内容に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
技術開発本部
企画部
樋口、松下
TEL:050-5546-2308
E-mail:rdhkouhou@kits.nttdata.co.jp