「アプリバンキング」税公金支払い機能を追加 西日本シティ銀行へ提供開始 ~アプリでコンビニ納付用バーコードを読み取り、簡単操作で支払い完了~

ニュースリリース/NTTデータ

2016年2月17日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本 敏男、以下:NTTデータ)は、金融機関向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」にて税公金支払い機能を追加・提供開始します。そのファーストユーザーとして株式会社西日本シティ銀行(本店所在地:福岡県福岡市、取締役頭取:谷川 浩道、以下:西日本シティ銀行)に2016年2月22日より提供します。

今回の機能追加は、アプリ利用者が税公金等の納付書に印刷されたコンビニ収納用バーコードをスマートフォンアプリで読み取り、簡単な操作をするだけで支払い可能にするものです注1。金融機関の顧客は本機能を利用することで金融機関窓口やコンビニ等に行くことなく、いつでもどこでも税公金の支払いができます。また、本アプリはインターネットバンキングの契約が不要なため注2、アプリから必要情報を登録することで即座に利用が可能となります。

金融機関は本サービスを導入することで、窓口業務の負担軽減による事務効率化を図ることができます。また、利便性の高い支払い方法を追加し多様化することで、地方自治体における収納率の向上や地域住民サービス向上に寄与することも期待できます。

NTTデータは、今後も本サービスをはじめとしたFinTech(フィンテック)領域での新しい取り組みを進め、利用者にとって快適な生活をサポートするサービスの高度化を目指します。

背景

スマートフォンの普及により、金融機関においてもこれまでのインターネットバンキングに加え、スマートフォンを新たなチャネルとした、顧客のライフスタイルに合わせたサービスの創出や、スマートフォンをコミュニケーションツールとして活用する顧客接点拡大のニーズが高まっています。NTTデータでは、これらのニーズに応えるため、金融機関が個別に開発することなく、安価かつ短期間に提供できるよう、金融機関向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」を2015年3月より提供しています。アプリバンキングは現在、複数の金融機関において採用され、多くの金融機関にて導入の検討がされています。

このたび、金融機関顧客のさらなる利便性向上を図るため、これまでのリアルタイムでの入出金明細確認や残高変動時自動通知機能等に加え、税公金支払い機能を追加することとしました。

そのファーストユーザーとして西日本シティ銀行が「オープンイノベーションを通じた決済業務の高度化」施策の一環として採用を決定し、西日本シティ銀行の口座保有者向けにサービス開始することとなりました。

【図】

図:利用イメージ図

概要

「アプリバンキング」は、金融機関向けスマートフォンアプリです。金融機関がアプリバンキングを導入することで、金融機関顧客はリアルタイムでの入出金確認や、入出金による残高変動の通知を自動で受信することが可能となります。また、アプリバンキングは、利用者がインターネットバンキングの契約をする必要がないため、アプリから必要情報を登録することで即座に利用が可能となります。

今回、アプリバンキングに税公金支払い機能を追加しました。本アプリを利用する金融機関顧客は、スマートフォンのカメラ機能で納付書に印刷されたコンビニ収納用バーコードを読み取り、あらかじめ登録された情報を用いることで、簡単な操作をするだけでいつでもどこでもスマートフォンアプリから税公金の支払いが可能となります。

なお、本追加機能は、NTTデータが提供する「モバイルレジ®注3」を活用して実現しています。

特長・メリット

アプリ利用者

  1. 1.いつでもどこでも支払いが可能に

    銀行窓口やコンビニに行くことなく、スマートフォンからいつでもどこでも税公金を支払うことができます。

  2. 2.利用開始のしやすさ

    インターネットバンキングの契約が不要なため、書面での手続きが必要なくアプリから必要情報を登録することで即座に利用が可能となります。

  3. 3.簡単な操作

    支払い操作は、アプリ起動、バーコードスキャン、支払い内容確認と3ステップと簡単な操作で完結します。

  4. 4.プライバシー保護

    利用者自身で非対面・キャッシュレスで支払いでき、窓口で請求内容を見られる心配がありません。

金融機関

  1. 1.窓口業務の負担軽減

    従来の受付窓口では、受領金額と伝票に相違がないよう顧客への十分な説明、営業店後方での伝票検印等の事務処理が必要でしたが、利用者自身が非対面で支払いでき、窓口業務の負担を削減できます。

  2. 2.収納代行利用率の向上

    利便性の高い支払いサービスの提供により、収納代行利用率の向上および手数料収入の向上が期待できます。

地方公共団体(収納機関)

  1. 1.収納率の向上

    従来の金融機関やコンビニ窓口に加え、新たな支払い方法として、生活に密着したスマートフォンを利用し、簡単・便利に税公金の支払いが可能となることで、収納率向上が期待できます。

今後について

NTTデータは、今後も本サービスをはじめとしたFinTech領域での新しい取り組みを進め、利用者にとって快適な生活をサポートするサービスの高度化を目指します。

注釈

  • 注1「アプリバンキング」で支払い可能な請求書・納付書は、「モバイルレジ」で支払い可能な地方公共団体が発行する請求書・納付書です。
  • 注2NTTデータが運営する個人向けインターネットバンキングAnserParaSOL®-Liteと連携して実現します。AnserParaSOL-Liteは照会専用で本アプリから登録することで即座に利用可能です。
  • 注3「モバイルレジ」は、請求書に印刷されたバーコードを携帯で読み取り、ネットバンキングを利用した支払いを可能としたNTTデータが提供する携帯電話によるバーコード決済型サービスです。
  • 「モバイルレジ」「AnserParaSOL」は、日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
広報部
三宅、戸田
TEL:03-5546-8051

製品・サービスに関するお問い合わせ先

アプリバンキングに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第二金融事業本部
e-ビジネス企画室
村上、古沢
TEL:050-5546-8230

「モバイルレジ」に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
ITサービス・ペイメント事業本部
カード&ペイメント事業部
ソリューション営業担当
佐藤、保科(ほしな)
TEL:050-5546-9201