信用金庫窓口向け「伝票レスシステム」を浜松信用金庫に提供開始 ～タブレット活用により営業店窓口事務のペーパーレス化、効率化を推進～

株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）は、しんきん共同システムを利用している全国240以上の信用金庫向けのソリューションとして、タブレットを用いて営業店のペーパーレス化を支援する「伝票レスシステム」を7月2日より提供開始し、ファーストユーザーとして浜松信用金庫に採用されました。

本システムは、お客さまが営業店内のタブレットから各種申し込み情報を入力して窓口後方の端末に連携することで、お客さまの申し込み手続きおよび信用金庫の窓口業務手続きの双方の負荷を低減します。これにより、営業店におけるペーパーレス（伝票・帳票レス）化の促進、および職員事務の負担軽減や効率化を実現します。

また、お客さまによるタブレットでの申し込み情報入力時に、本人確認としてキャッシュカード暗証番号認証および電子署名を記録することにより、印鑑レスでの取り引きを可能とします。これにより、お客さまの利便性向上および信用金庫の印鑑照会事務手続きの負担軽減を実現します。

今後NTTデータは、しんきん共同センター加盟金庫営業店における職員事務のさらなる負担軽減・効率化に寄与すべく、「伝票レスシステム」を幅広く展開することを目指します。

昨今、さまざまな業界において、お客さまの各種申し込み手続き等におけるタブレットの活用が普及しつつあります。信用金庫業界においても、店舗のペーパーレス化（伝票や申込書の紙媒体の管理事務、保管スペースコストの低減）や、事務効率化（紙媒体での申込書のシステム入力・確認作業の負担軽減）のニーズが高く、今後、タブレットを利用したサービスの導入が本格化していくと予想されます。NTTデータはこれらのニーズに対応するソリューションとして「伝票レスシステム」を提供します。

今回、浜松信用金庫にて運用を開始する入金、出金、振込、新規口座開設・名義変更等諸届業務は、金庫の協力のもと、来店したお客さまの利便性向上、信用金庫職員の業務効率化および事務の堅確化を推進する機能として設計、開発を行いました。

「伝票レスシステム」は、お客さまが営業店内のタブレットから各種申し込み情報を入力し、入力情報を営業店窓口端末と共有、オンライン連携することでお客さまの申し込み手続き負荷と信用金庫の窓口業務手続き負荷の双方を低減します。

浜松信用金庫が採用した本システムの特長および導入効果は以下の通りです。

今後NTTデータは、しんきん共同センター加盟金庫を対象に、「伝票レスシステム」を幅広く展開していくとともに、タブレット入力情報を金庫事務集中センターに連携することで、各営業店後方にて実施する窓口手続き業務を事務集中センターにて実施することを可能とし、各営業店における職員事務のさらなる負担軽減・効率化を目指します。