インバウンド送客サービス「CAFIS Traveler®」が中国・韓国・台湾からの送客に対応 ～中国・韓国・台湾の企業サイト等への広告掲載と、「CAFIS Arch®」によるクーポン実績集計が可能に～

株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）は8月15日より、インバウンド送客サービス「CAFIS Traveler^®（キャフィストラベラー）」にて、（1）中国・韓国・台湾からの送客を開始、また（2）提携先の海外現地企業から発出したクーポン利用実績の集計がシンクライアント型決済端末「CAFIS Arch^®」上で利用可能になります。

「CAFIS Traveler」は海外企業がもつWebサイトやSNS等の顧客接点チャネルを活用して、日本国内の加盟店が広告やクーポン等の配信を行うことができるサービスです。従来は台湾企業のチャネルのみ利用できましたが、今回より中国・韓国からの送客も可能になりました。

また、シンクライアント型決済端末「CAFIS Arch^®」上に集約できることで、ショッピングセンター等、テナントごとに異なるPOSレジを利用している加盟店においても、統一して利用している決済端末上にて実績報告が可能となります。また、決済端末上で実績報告することで機器追加が不要となるため、レジ周辺の省スペース化が可能となります。

NTTデータは今後もインバウンドニーズを取り込みたい加盟店に対し「CAFIS Traveler」を提供し、2020年までに100社の採用を目指します。

近年、訪日観光客数および消費額は著しく成長しています。NTTデータはこの訪日観光客需要を取り込み、日本国内の加盟店へ送客するサービスとして、2018年2月にインバウンド送客サービス「CAFIS Traveler」の提供を開始しました。現在「CAFIS Traveler」は大型ショッピングセンター、免税店、ドラッグストアで利用されており、8月16日からは大手ドラッグストアチェーンであり、インバウンド施策に注力している株式会社サッポロドラッグストアーが運営するインバウンド向け店舗での利用が予定されています。

2017年の訪日観光客2,869万人のうち上位は中国・韓国・台湾で全体の65％を占めているという状況に鑑み、今回「CAFIS Traveler」の送客を可能にしました。また、クーポンの利用実績集計の利便性をより高めるため、シンクライアント型決済端末「CAFIS Arch」上でクーポン利用実績集計機能の提供を開始します。

「CAFIS Traveler」は海外企業のもつ顧客接点チャネルを活用し、訪日前の観光客に対してキャンペーン情報を配信でき、さらにキャンペーンの利用実績を抽出できるサービスです。今回、以下の2点について「CAFIS Traveler」の機能拡張を行います。

NTTデータが上記の優良な顧客基盤をもつ下記企業と提携したことで、日本国内の加盟店は各提携先がもつWebサイトやSNS等といったチャネルへの広告掲載が可能となりました。特に中国に関しては、中国最大の口コミサイトであり、月間利用者数2.89億人という巨大な会員基盤をもつ大衆点評メディアへの掲載が可能となりました。

「CAFIS Traveler」では、海外の広告掲載先から集計のために必要となる2次元コードを訪日観光客に対して配信し、加盟店はNTTデータが提供するiPadのアプリケーションでその2次元コードを読み取ることで、利用実績の集計を行う事が可能です。

またこの度、上記の機能に加えてシンクライアント型決済端末「CAFIS Arch」上で動作するアプリケーションも提供します。これにより、ショッピングセンターなどテナントごとに異なるPOSを利用している加盟店においても、共通に設置している決済端末にてクーポンの実績集計が可能になります。これにより、テナントからクーポン利用実績に関する個別報告が不要になるとともに、レジ周辺の省スペース化が可能となります。

NTTデータは今後もインバウンドニーズを取り込みたい加盟店に対し「CAFIS Traveler」を提供し、2020年までに100社の採用を目指します。また、NTTデータは今後も中国・韓国・台湾の金融機関や旅行代理店、SNS等の業態に着目して提携を進めていくほか、上記以外の訪日観光客の多い国に対しても、提携先を拡大していきます。また、「CAFIS^®」や「CAFIS Arch」等の決済ソリューションとの連携を強化し、オペレーションの緩和や実績集計機能の利便性を高め、加盟店の売上増加を支援していきます。