設備保全業務にAIを活用「デジタルメンテナンスソリューション」を提供開始 ～計画策定から措置実行までの業務プロセス全体を横断したデジタル化により価値の最大化を実現～

株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）は、設備保全・保守業務を高度化するサービス群を業務プロセスや業務課題に合わせて最適化する「デジタルメンテナンスソリューション」の提供を開始します。

本ソリューションは、これまでAI活用シーンの中心となっていた予兆検知や異常診断だけでなく、保全計画の立案や保守実行までの業務プロセス全体を横断的にフォーカスしており、保全業務を取り巻くデータを統合的に活用し、お客さまの設備保全業務の高度化を実現するとともに、設備機械製品の保全革新による新たなビジネスモデル収益の確立が可能になります。

NTTデータは、本ソリューションを含めたAIやIoTに関するサービスのさらなる拡充と価値創出を行い、2020年度までにAIおよびIoT領域において、売り上げを500億円規模に拡大することを目指します。

設備保全業務は、特定の熟練者の勘や経験に頼っている部分が多くあります。しかし、労働人口の変化や設備老朽化が進む中、業務品質維持が困難になることが予想され、将来に向けた品質の維持が課題となっています。また、近年発展してきたAI技術を異常点検や予兆検知へ適用する動きは加速している一方で、それらのアプリケーション間でのデータ連携や統合は進んでおらず、個別最適化が促進されてしまう懸念があります。

このような状況から、新たなテクノロジーを活用した設備保全業務の高度化や省力化の進展とノウハウ継承に期待が高まっています。NTTデータはこの課題解決に向けて、設備保全・保守業務を高度化するサービス群を業務プロセスや業務課題に合わせて最適化する「デジタルメンテナンスソリューション」の提供を開始します。

本ソリューションは、高度な分析モデルを実装したアプリケーション、多種大量なデータを統合・連携するためのIoTプラットフォーム、ICTに精通した業務最適化コンサルティングなどを提供することで保全計画立案から保守実行までの業務プロセスの横断的なデジタル化を実現します。

また、本ソリューションは主に以下のような業種・業態のお客さまを対象としています。

NTTデータでは、既にいくつかのお客さまと保全業務の高度化に取り組んでいます。

NTTデータは、本ソリューションを含めたAIやIoTに関するサービスのさらなる拡充と価値創出を行い、2020年度までにAIおよびIoT領域において、売り上げを500億円規模に拡大することを目指します。

さらに、多種多様な顧客接点を持つNTTデータの強みを生かし、AI・IoT等のデジタルテクノロジーを活用したお客さまビジネスの変革および新たな価値創造を支援していきます。