NTT DATAによる米国Aspirentの買収について
2022年10月14日
株式会社NTTデータ
本買収は、2020年のHashmap買収注1に続き、北米分野におけるデジタル戦略の一つである同領域のオファリング拡充を目的としたものです。今後も買収を含めた継続的な投資を通じ、同戦略を更に推進していくとともに、お客さま事業の成長を支え、サステナブルな社会の実現に取り組んでいきます。
背景・目的
Aspirentは、データ・アナリティクス領域におけるアドバイザリー業務を強みに、お客さまによるデータ活用およびデジタル変革を支援しています。本買収を通じて、同社の約230名の人財を獲得することで、同領域におけるデリバリー能力を大幅に拡充するとともに、Microsoft Azure、AWS、Databricks、Snowflakeなどのクラウド型のデータ関連ソリューションに係るオファリング力を一層強化します。
NTT DATA Services, Consulting and Digital Transformation ServicesのGroup PresidentであるWayne Buschは、「本買収は、我々のデータ活用に関するアナリティクスおよびアドバイザリー能力の拡充を目的としたものです。これまでに買収した、Snowflake社の「Premier Partner」であるHashmapやサプライチェーンのコンサルとアナリティクスに強みを持つChainalytics注1にAspirentを加えることで、お客さまから信頼されるパートナーとして、重要なビジネス課題の解決に一層貢献していきます。」と述べています。
Aspirent CEOであるAndrew Wellsは、「私たちは創業から10年間にわたり、データ・アナリティクス領域を専門とするコンサルティング会社として、データドリブンによる、複雑なビジネス課題の解決や事業変革へのチャレンジを支援してきました。NTTデータの一員になることで、お客さまのデジタル変革をグローバルレベルでトータルに支援できるようになることに加え、我々の社員の成長および地域社会への貢献に向けた新たな機会が得られることを大変嬉しく思います。」と述べています。
今後、Aspirentは、NTTデータが2022年8月に設立した世界6拠点のイノベーションセンタ注2を含め、これまでのデジタルへの投資成果やグローバルリソースへのアクセスが可能となります。
NTTデータは、これまでの買収で獲得した、デジタル人財の採用・育成プロセスの展開による組織力の最大化と、各領域にて獲得した強みの組み合わせによるオファリング拡充を通じて、より一層の競争力強化を図り、お客さまへ提供できる価値のさらなる向上に努めていきます。
Aspirentの概要
- (1)商号
- :Aspirent Consulting, LLC(アスパレント コンサルティング エルエルシー)
- (2)事業内容
- :データ・アナリティクス関連サービス(アドバイザリー、ソリューション導入、インテグレーション等)
- (3)設立年
- :2012年
- (4)本社所在地
- :米国ジョージア州
- (5)従業員数
- :230名(2022年10月現在)
注釈
- 注1Hashmap、Chainalyticsの買収について
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2020/121401/
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2021/122300/
- 注2グローバル6カ国における「イノベーションセンタ」の設立について
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2022/081900/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社NTTデータ
広報部
西原
TEL:080-8160-8079