英国Sapphire Systemsの買収について

背景・目的

NTT DATAは、Global 3rd Stage達成に向けた中期経営計画として、グローバルで質の伴った成長を目指し、地域特性に合わせたお客さまへの価値提供の深化を主要戦略として推進し、それぞれの地域で期待される市場成長に合わせ、業務・資本提携を含めた積極投資による事業拡大を行っています。

NTT DATAはSAPソリューションのコンサルティングおよびマネージドサービスをグローバルに展開しており、多くのお客さまのビジネストランスフォーメーションをサポートしてきました。NTT DATAではこれまでも、SAPクラウド・デジタルビジネスに関するケイパビリティ強化を進めており、グローバルでのSAP関連サービスの展開を加速しています。

Sapphireは英国SAPマーケットを代表する1社であり、SAPクラウドソリューションをはじめとするクラウド・デジタル関連サービスにより、1,200を超えるお客さまに対しコンサルティングや開発、マネージドサービス等を提供してきました。

今回の買収によりNTT DATAは、Sapphireを完全子会社化し、Sapphireが有する幅広い顧客基盤を獲得すると共に、同社のクラウド・デジタルケイパビリティを活用することで、お客さまのデジタルプラットフォーム変革により一層貢献できるようになります。

コメント

「Sapphireを迎えることで、事業重点国における市場シェア拡大が進みます。また同社はコンサルティングと開発、特に財務とロジスティクスの分野で高い専門性を有しており、同社と協力することでお客さまのライフサイクル全体をより効果的にサポートすることができるようになります。」

NTT DATA Business Solutions CEO兼NTT DATA, Inc. EVP Norbert Rotter

Sapphire概要

1992年創業のSapphireは、代表Vince De Luca（読み方：ヴィンス・デルーカ）のもと、SAP S／4HANA Public CloudやServiceNowをはじめとする先端クラウド・デジタルソリューションを活用することで、数多くのお客さまのデジタルプラットフォーム変革に貢献してきました。現在は約420名の体制で、英国に加え米国のお客さま向けにも事業展開を進めています。またSAP社からはGold Partner、ServiceNow社からはPremier Segment Partnerに選ばれるなど、同分野において高い評価を得ています。