5行との次期共同利用システム(MEJAR)に関する基本合意について ~オープン基盤の採用を第一候補に検討~

サービスインフォメーション

2019年5月17日

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータ(代表取締役社長:本間 洋、以下:NTTデータ)は、株式会社横浜銀行(代表取締役頭取:大矢 恭好、以下:横浜銀行)、株式会社北陸銀行(代表取締役頭取:庵 栄伸、以下:北陸銀行)、株式会社北海道銀行(代表取締役頭取:笹原 晶博、以下:北海道銀行)、株式会社七十七銀行(代表取締役頭取:小林 英文、以下:七十七銀行)、株式会社東日本銀行(代表取締役頭取:大神田 智男、以下:東日本銀行)の5行との間で、2010年1月4日よりサービス提供している共同利用システム(MEJAR)について、オープン基盤の採用注1を第一候補として次期システムに関する検討を行うことを、2019年5月17日に基本合意しました。

概要

NTTデータは、2010年1月の横浜銀行のサービス利用を皮切りに、北陸銀行、北海道銀行、七十七銀行、東日本銀行の5行(以下、MEJAR各行)へ共同利用システムを提供してきました。今般、次期共同利用システムの検討に関する諸条件について合意し、2019年5月17日に5行と基本合意書を締結しました。

近年、金融機関は、お客さまニーズの多様化やデジタルトランスフォーメーションの進展を受けて、よりスピーディーに新たなサービスを提供することが求められています。このような環境変化に適応していくため、次期共同利用システムの基盤については、技術進歩が著しく、より柔軟性の高いオープン基盤の採用を第一候補として、検討を行います。

アプリケーションについては、NTTデータ地銀共同センターなどで高い実績を持つ標準バンキング・アプリケーション「BeSTA®」注2を継続利用することで、移行リスクを低減し、現行システムと同様のサービス品質を確保します。
なお、次期システムの利用開始時期は2023年度以降となる予定です。

今後について

NTTデータは、共同利用システムを通じて、MEJAR各行の高品質で安定的な金融サービスの提供に貢献してきました。今後も、長年の共同利用システムの運用で培った経験と、NTTデータが持つ先進的なデジタル技術ノウハウを生かし、MEJAR各行のビジネスパートナーとして、各行の継続的な発展と、より付加価値の高い金融サービスの提供を支援していきます。

注釈

  • 注1オープン基盤の検討内容については、下記を参照ください。
    NTTデータ 2018年7月20日ニュースリリース「金融勘定系システムのオープン基盤提供に向け本格始動」
    http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2018/072001.html
  • 注2「BeSTA」(Banking application engine for STandard Architecture)は、ベンダーを特定しないNTTデータの標準バンキング・アプリケーションです。
  • 「BeSTA」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
第二金融事業本部
第三バンキング事業部
バンキング企画統括部
バンキング営業担当
阿久津、高塚(こうつか)
TEL:050-5546-7900